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真田太平記(岩櫃城探訪)群馬県東吾妻町

2011年05月22日 | まち歩き

毎日暑い日が続きましたね。山の木も新緑が芽生え、ハイキングには最良の季節となりました。私は以前お話しした通り、戦国時代が好きで特に「真田太平記」は何度も読みました。また、30年ほど前のNHKの大河ドラマで取り上げられたこともあり、DVDで全巻見ています。

こんな訳で地元群馬には真田氏にゆかりのある場所がたくさんあります。関ヶ原後、昌幸の長男、信之が治めた沼田城。北条攻めのきっかけとなった名胡桃城、そして今回行った岩櫃城などです。岩櫃城群馬の吾妻郡支配の中心地で、真田氏の上州方面への進出にはなくてはならない拠点でした。今回、岩櫃城址に行く前にまずは岩櫃山に登りました。この山は標高802mの岩山で南面は200mの絶壁です。登山口からは沢通りという、名前通り沢沿いを登ります。思ったよりも急登で、この地を戦略上の拠点としたのも頷けます。看板や登山道も整備されています。山頂までは約45分。その眺めは絶景でした。ひときわ高くそびえるその山頂には、はしごと鎖で登ります。そこからの眺めは周辺の山々、垂直にそびえる断崖の下は、箱庭のような風景で、家や車がおもちゃのように見えて不思議な感じでした。山頂からは、岩櫃城の本丸、二の経由で下山しました。本丸址から北に見える風景をかつて昌幸や幸村がみていたと思うと感慨深かったです。

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登山口。天気も良くて最高のハイキングびよりです。

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登山道沿いは新緑や花で覆われ気持ちがいい。

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岩櫃山頂。頂上までは、鎖とハシゴで登ります。少し緊張します。

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山頂です。標高はそれほどでもないですが眺めはすばらしい。

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山頂から下をのぞくと。絶崖で少し怖いです。家がおもちゃのように見えます。

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真田氏がいろいろな策略を練った本丸址。

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本丸址からの風景。昌幸や幸村も眺めたと思うと感慨ひとしおです。


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