歴史と旅と少しのグルメ

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江戸探訪(鬼子母神)

2013年06月30日 | まち歩き

 

今日は、久しぶりに都内を散策しました。池袋近く、鬼子母神周辺に行ってみました。<o:p></o:p>

 

本来、鬼子母神は子を食い、残虐だったが、釈迦(しゃか)により悟り、安産、子育ての神になったということでこの日も安産祈願の夫婦が見受けられました。。<o:p></o:p>

 

雑司ケ谷鬼子母神の参道には樹齢四百年以上というケヤキが残り、江戸の風情を感じられます。 <o:p></o:p>

 

 境内には300年前の江戸期建立の鬼子母神堂や樹齢七百年を超す大イチョウ、江戸から続くという駄菓子屋さんなど、雰囲気がいいです。<o:p></o:p>

 

また、鬼子母神というと大事なことは大好きな池波正太郎の「鬼平犯科帳」の中に何度か登場しているからです。<o:p></o:p>

 

鬼平犯科帳第7巻「隠居金七百両」では鬼子母神の紹介、また、23巻炎の色-囮では、おまさが盗賊を鬼子母神参道の茶店[立花]に案内する場面などが描かれています。<o:p></o:p>

 

日陰は涼しく、抜ける風も気持ちよく、鬼平の世界に少し浸ることができました。<o:p></o:p>

 

今でも江戸の面影を残す鬼子母神周辺は、散策にはもってこいですよ。

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鬼子母神参道。ケヤキも残り、雰囲気があります。

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鬼子母神境内。江戸の面影が残り、今にも鬼平が見回りに現れそうです。

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鬼子母神拝殿。家内安全を祈願しました。

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境内の駄菓子屋。江戸期創業で200年以上だそうです。