夢民―ゆめたみ―

現実逃避といわれようと、
日々の生活の中に
心地よきことや楽しきことを探し
記録してみるカナ。

古謝美佐子『唄会』 in セシオン杉並

2005-05-30 13:39:57 | 音楽、こんさーと。
古謝さんの唄を聴くのは2度目。

最初は忘れもしない、先月4月4日。
(オカマの日とか言ってたし!そんな節句は初めて聞いたよ~。)
いわき市で夏川りみさんとのジョイントコンサートを聴いてから。

今回5月28日は夫と行くつもりが仕事が入り
東京在住の弟と待ち合わせて行く。
(「一緒に聴いてもいいけど誰なの?」というカンジ。)

開演は16:00。

最初は沖縄民謡を三線を弾きながら続けて4曲。

私達には単語すら拾えないウチナ~グチ。
唄の雰囲気だけでも満喫・・・と思ったら兄弟で舟こぐ
(唄はちゃんと聴いているのに体だけ眠っちゃう!なんと不思議!!)

でも、曲がケルト民謡等の外国曲になってからは兄弟して覚醒
古謝さんの情唄の世界に惹きこまれてしまう!
(この感覚が忘れられずに4時起きして行ったのだもの

言葉がわからないウチナーグチだって
聴いているときは沖縄の海の波打ち際に包まれて
懐かしいような心地よさに安心して身をゆだねているよう。
そしてなんとなく
『恋の唄だな~』とか『親についての唄だな~』とか感じ取れる。

それがアレンジ曲やオリジナル曲になると
一曲一曲に自分なりにつきつめた『解釈』や『思い』を
全身全霊で表現しているような感覚を受ける。

歌手という言葉をあてはめるのは難しい。
唄者(ウタシャー)ってこういう人に使う言葉なんだな、と漠然と思う。

相変わらず
司会兼通訳兼キーボードの佐原氏と古謝さんのやりとりで笑い
今月ファン待望のCD発売になった
『黄金ん子』『黒い雨』それぞれへの想いを聞き感慨深く
その唄を聴いて感慨が昇華される。

自分の中の悲喜交々が
古謝さんの唄により
それぞれに受け入れてもらえた喜びを覚え
私の体から放たれて
会場の人みんなが沖縄の景色の一部になってしまった様。

休憩を挟み後半にゲスト出演した比屋根幸乃さん!
おっとりとしてかわいらしい女性だったが
前の席の老夫婦が
「おやおや、
   あの娘は一番若くてカワイイ美人さんだったが
     しばらく見ないうちにずいぶん大きくなったね~!」
とつぶやいていた。
私はネーネーズを知らないが、かなり若いうちから入っていたのかな?

そんな感じで会場には沖縄出身の年配者も多く
若い世代も「童神」「海人」というTシャツを着たファンも多し!

初めて聴いた彼女の歌声にも感動
CDやノニ、Tシャツは入場前に買っていたが
「島ぬ姿」のCDも絶対買っていくと心に誓う

まだまだ書き足りないけど
そんなこんなでコンサート満喫

コンサート始まる時すでに古謝さんから
「今日は土曜で明日は日曜。みんな休みでしょ?
     今日はゆっくりコンサートしようね~!」
と言っていただけあり、
アンコールは会場からのリクエスト制で
全部ワンフレーズずつ歌う大サービスぶり

しかも、その時点で4時間近く唄ってくれたのに
そのあとサイン会でサイン&写真撮影まで
(しかも、撮影は佐原氏がしてくれましたありがたいです。)

ステージでお疲れのところに
こんなに大サービスしてくれるなんて神様です

そんな訳で、
コンサート終了後19:00目安でAZさん新居訪問予定が
なんと21:00イケフクロウ待合わせで居酒屋へ・・・となったのである。

最新の画像もっと見る