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夢民―ゆめたみ―

現実逃避といわれようと、
日々の生活の中に
心地よきことや楽しきことを探し
記録してみるカナ。

unbelievable!

2005-09-09 18:10:53 | 商店街ヨモヤマ話。
毎週1回、職場に某健康ドリンクを販売に来るセールスレディ(ミセスだけど)。
いつもと違う曜日に顔面蒼白で飛び込んできた。

「すみません、すみません
「こわいんです
「すみません
「体を洗いたい・・・」

聞くと、いつも行く家のおじいちゃん
手を触ったり握ったりしてくるので近寄らないようにしていたのに今日は
顔を舐められたというコト
unbelievable!信じられないよそんなコトする人間がいるなんて

見た目は同年齢だが彼女はまだ20代前半、かなりのショック状態

「まずは会社に相談すること
「そしてさしさわりなければ名前聞かせて
って職場の女3人で一緒に憤ったけれど
流石に彼女もプロだからそれは明かさなかった・・・えらい


彼女のショック状態を見ていて
一度だけ痴漢にあった高校時代を思い出した。

雨の中、友人の家の帰りに傘をさして歩いていると
後ろから自転車が来て、いきなり私のわき腹をつかんだのだ
その時の私も、信じられない出来事でショックの為に恐怖感で固まった
が、
「ナニすんじゃコラ~ッ
と相手の袖口つかんでやった
(いくら練習しても舌足らずで巻き舌発音出来ないのに、そん時ダケ出来た
相手は無言で振り切って逃げたが、隣の高校の学ランだった。

逃げたり騒いだら負けだと思って咄嗟にイキガリ
(目には目をどんだけコワイ思いしてるか思い知らせてやるって思ったのだ
相手の腕ぐらいへし折る勢いで頑張った捨て台詞だったけど
『相手が痴漢じゃなくて刃物持っていたら・・・』
『相手が自転車じゃなくて車だったら・・・』
『顔を見られたからって仕返しにきたら・・・』
そんな想いがグルグルめぐって
一ヶ月位は一人になるのも家から出るのも怖かった

そういえば男性と1対1で会うのが怖くなったのは
あれからだったような気がする・・・。
(だから恋愛ベタなんだね・・・女性として見られるのも嫌だし


セールスレディの彼女は
「おじいちゃんだから嫌だとか言ったり邪険に出来なくて・・・」
と言っていた。

それは違う
性欲に年は関係ない。
(ちなみに酔っていると安全っていうのもデマカセだ。)
年寄りだってイヤラシイおじいさんはいっぱいいる
話をしている間ずっと胸元見てる人
お茶を入れてもらってる間ずっとお尻を見ている人
そんな時にはそんな年にもなって・・・と怖さで悪寒が走る。

年をとっても恋愛するのは素敵なこと。
でも、一般的な恋愛だって人として最低限のマナーがなければ犯罪だ。
年をとったからって言ってもヤキモチで殺傷事件をおこす場合もある。

男性に対する恐怖感に敏感でありながら
はっきり言葉と態度でイヤってアピールのため
「なんだ、気持ちワリィ~ウチのトウチャンにさされっと~
(何すんの気持ち悪い私の夫に刺されるわよ
とか
「そういうのセクハラっていって、犯罪者になんだかんねっ
ってな事を本気と冗談の境で言えるのは、
私も年齢を重ねたからだね~・・・


しかし、顔っていうか首筋舐めるじいさんって・・・
考えられん状況だよ。

大好きだ~~~っ!!

2005-08-19 14:33:27 | 商店街ヨモヤマ話。
昨日の朝の事だった。

7時から電話番をしている私が同僚と2人で
共に眠気と戦っている・・・そんな暇な仕事場。

そして8時過ぎ、やっと鳴り同僚がとった一本の電話
それは『味噌事件』 や 『チャンネルボウ事件』など
オモシロ伝説を更新中のおばあさんからだった
(私が取りたかった~お話できるなんて同僚がウラヤマシイ

   「あのな~・・・」
 同 僚  「はいよ~、どうしたの?」
   「今日は何月何日だ~?
          テレビかげて朝からず~っと見でんだげんちょ、
            だ~れもさっぱり言わね~がら
              何日だかひどっつもわがんね~んだわ。」
       (今日は何月何日?
          テレビつけて朝からず~っと見てるんだけど、
            誰も全然言わないから
              何日なのか一つもわからないんだよ~。)
 同 僚  「今日はね、8月18日木曜日だよ~
   「18日だな~?」
 同 僚  「そうだよ~
   「んではな~・・・」(それではね・・・)
 同 僚  「うん、何?」
      ツーッ、ツーッ、ツーッ・・・って、すでに電話は切られていた

突然の同僚の叫び。「それだけかよ~っ

私もすぐに説明を聞いて、時差つきで言っちゃいましたケド・・・
え~っそれだけかよ~っ」って

私たちって予約受付電話担当なんだけど
時報サービスも始める 

でも、やっぱりニクメナイし楽しいおばあちゃんなんだな~
直接電話で話せなくても、そこに立ち会えただけでも十分に和むもの~

そしてね、
朝から笑うとその日一日が楽しいものになる気配に包まれて
なんだかさわやかで幸せな気分になるものですね



年金の日。

2005-06-15 16:31:10 | 商店街ヨモヤマ話。
今日は霧雨の中、年金の日を迎えた。
人通りなど全くといっていいほどの商店街にも
チラホラと人生の大先輩方が歩いているのが見えた

みんな目が合うと何気ない挨拶していくが
それとなくウキウキしている

だって帰り足のおばあさま方を見れば一目瞭然

「ちょっと、ビョウインまでネ!」と言っていたハズなのに
いつも急ぎ足で昼前に帰る人もラーメン屋さんから出てきたり
きれいにパーマをかけた髪型だし
(「ビョウイン」と「ビヨウイン」聞き間違えたの
    イエイエちゃんとお薬も持ってましたしね!両方行ったのね!)

やっぱり主婦が給料日を心待ちにしているのと同じなのね~!
いや、2ヶ月に一度だからそれ以上に心待ちにしてるんだろうな~

霧雨の暗い一日だけど
お年寄り達の浮き足立った様子は
かわいらしくもアリ
今日の商店街もちょっとソワソワぎみでしたね~



チャンネルボウ?

2005-06-10 18:34:59 | 商店街ヨモヤマ話。
今日、朝一番の電話は先日の『味噌事件』(過去記事)のおばあさん。

  「アノヨ~!」
私「どうしたの?」
  「アノナ~、テレビつけっかと思ったらチャンネル棒がきかね~んだ~!」
私「あ~チャンネル棒?」
  「んだ、チャンネル変えっ時、その棒ナ~、テレビささすんだ~!」
私「・・・チャンネル棒を?」
  「んだ!」
朝は7時半、朝食もまだな頭の中では
幼少の頃(就学前だよ!)
マゴノテで無理やりダイヤル式のチャンネルを回すイメージが・・・。
(あ~、なんだか懐かしい・・・。)

でも、『まさかイマドキ!』と思い直し
「電池入ってる棒?」と聞いてみる。
返ってくる答えは「チャンネル棒だ~!」・・・ダメだ
「それ持って電気屋さんに行ってみて~!」と言って待つ。
電気屋さんはすぐ近くだから、来ればここにも寄るはず

同僚と「チャンネル棒ってナンだろう?」(ワクワク
    「リモコンだよね~?」(ウンウン
    「どうする、TV専用の木の棒だったら!」(ヤダー!
と盛り上がりながら更に待つ。

結果は、やっぱりリモコン(良かった~、木じゃなくて

でも、『チャンネル棒』は『リモコン』って呼ぶんだよ~と同僚が教えたら
「オレは親同士がイトコで血縁だから、パーに生まれたんだ~!」
(なんじゃ~そりゃ!)
「学校は貧乏だから家の手伝いでほとんど行かないで卒業だったんだ~!」
(先生は家庭の事情がわかっててそっとしてくれたとか。)
「どうせTV直しても明日死んだりしてナ~!」
(前例がありますので、冗談に聞こえませんがな!ヤメテ~!!)
なんて、笑顔で言い訳してるところみるとシッカリしてますわよ~

こないだの味噌の件も
「年取って、クルクルパーになっちまってんだ~!」
とパーにした手を頭に!!(それって数十年ぶりに見たし聞いたしで感動

いつまでも一緒に居てほしくなる、お茶目な味噌バァでした


フクシイ。

2005-06-07 15:51:01 | 商店街ヨモヤマ話。
『フクシイ』という言葉、久々に聞きました~

商店街を歩いていた方にお茶をお出ししたら、
「あや~、すまね~こどぉ!」と恐縮され
お茶菓子を出したら
「あやあや、すまね~ごとぉ。こっちではフクシイごと~!」
と呟かれた?

町境の集落の方々、
特にご年配の方は時々懐かしい言葉を使う!

「今日懐かしい言葉聞いたよ~、フクシイだってさ!」と姑に報告したら
「?」と60代の姑も知らなかった・・・私って年いくつなんだよ

私個人は『フクシイ』は「富くしい」と解釈しています。
お金持ちの人や家を『あそこんちは昔からフクシイがら~!』
         (あそこの家は昔から経済的余裕があるからね!)
といったように使うからです。

用もないのにお茶に招かれ、お茶菓子を出されたからって
「フクシイごと~!」と言われてしまうとは思いもよらなかった

お客様は神様です。
自分のところに用が無くても
人の出入りがあるだけで商店街が自然に活気づけば
他のお客様も商店街に来やすくなると思ってるので

あとは、方言知っていてもみんな懐にしまってるから
街外れに住む80代の方みたいに当たり前に方言使ってる人
なんとか永久保存したい
(無くなってしまったら・・・と考えると無性に淋しいんだもん