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鍼灸師も知っておくべきインフルエンザの対応

2013-01-30 19:41:00 | 内科(風邪.呼吸器.胃腸.消化器)
 先日やっと職場でのインフルエンザが終息し施設内患者さんの鍼灸治療が再開されました。鍼灸室は病棟内にあるので、施設利用者さんの出入りが制限されてました。再発されている方、痛みが抑制されていた方といろいろでした。
 しかし鍼灸室が病棟内にあるというのはいろいろと迷惑をかけてしまうのでちょっと考えていかなければなりません。

 職員さんもけっこうインフルエンザに罹患され出勤中止命令も出ていて残ったスタッフで対応していたのでたいへんだったようです。
 
このたびは上咽頭の洗浄をしていたおかげで家族全員無事でした。咳や痰がでていたのがなくなったというので予防と治療にもなるよいものだと実感しました。この方法は花粉症にも効果があるというのでシーズンまでにまとめて書きます。
 あと灸の煙に殺菌効果があるということで、ちょっと前の話になりますが「サーズ」が流行した時に中国の病院で灸治療をした病室ではウィルスの数が減っていたという報告がありました。そういう相乗効果もあると思います。


 それで職場ではインフルエンザ対策の研修報告がありました。

 もうシーズンも終わりを迎えているので今期の反省を踏まえた来期の予防対策となります。研修報告の報告となりますが、ちょっとメモしたのを書きますと....。

◆発熱して1時間での陽性率は検査キットの種類により精度は違う。その中でも「クイック・ナビ」は比較的高精度である。

◆ポスターなどの院内啓発

◆エチケットの徹底

◆手指消毒

◆マスクの着用(医療従事者はサージカルマスク)

◆速やかな隔離

◆土日からの発症が多いことからお見舞いや面会者への注意を徹底する

◆インフルエンザを発症した患者さんと同室の患者さんに同意を得てタミフルの予防内服を12~24時間以内にしていただく。予防投与の機関は7~10日とする。その効果は70~80㌫と言われている。

◆現場スタッフ間で発症が続けばスタッフにもタミフルの予防投与を行なう。

 そこで鍼灸師に関連したことは、まず「ポスターなどの院内啓発」ですね。こういうのを治療院に貼っているだけで衛生的な印象を受けます。

マスクはサージカルマスク。どんな時でもマスクを付ける習慣がないので予防のためにマスクをしていると「先生、風邪ですか?」と言われました。こうなると避けられてしまうのでマスク姿が定着するようにしておかないといけません。

あと付け加えるとしたら、暖房費はもったいないですが換気をこまめに行なうということと、喘息や慢性気管支炎など呼吸器疾患のある患者さんの治療の予約は前後に十分な時間をとる。といったところでしょうか。

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