SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
76歳の一人暮らし。

今でも人気作品の一つ

2023-05-10 09:29:00 | 日記




べートーヴェンの
初期のソナタの最高峰である
「悲愴ソナタ」

2楽章はドラマの中で
使われているそうで
特に好きだと
弾いてくれます。

  ✨✨✨✨✨✨


このソナタは
リヒノフスキー侯爵に
献呈されました。





カール・アイロス・フォン・リヒノフスキー侯爵は
モーツァルトや
べートーヴェンを
支えた人物です。
プロイセンの地方貴族の
息子でしたが、
ウィーンに生まれ育ち
ウィーンの宮廷に仕えます。

1792年にドイツのボンから
ウィーンに出てきた
べート―ヴェンのために
リヒノフスキーは
自邸の一室を提供しました。
又、彼は1800年から
べ―ト―ヴェンに対して
年に300万円の年金を
払うようになります。

又、べートーヴェンに
アマティ、グァルネリと
いう高価な弦楽器を提供し
(弦楽四重奏のため?
さらにパリのエラール社に
ピアノをオーダーして
います。

リヒノフスキーなどの支援で
ウィーンでの生活は
順調でゆとりが
あったようで
1799年に出版された
「悲愴ソナタ」は
大好評でした。
楽譜の売れ行きは
とても良かったようですが
この頃から
べート―ヴェンの耳は
ゆっくりと変調を
きたしていきます。

べートーヴェンと
リヒノフスキ―の関係は
ある日、唐突に終わります。

現在のチェコ共和国にも
リヒノフスキーは
邸宅を持っていて
べートーヴェンと共に
滞在していましたが、
ある晩、邸宅に招待した
フランス人将校たちに
「夕食後に有名な
べートーヴェンが
ピアノを弾く」と
本人に無断で約束しますが
それを知った
べートーヴェンは
演奏を拒否。
執拗にリヒノフスキーが
迫ったために
べートーヴェンは
激怒して
邸宅を飛び出して
しまったのです。

ベ―ト―ヴェン
ピアノソナタ「悲愴」

ダそニエル・バレンボイム







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2 コメント

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ベートーベン (たこちゃん)
2023-05-11 09:34:32
おはようございます。

昨夜は、スイミングスクールに行って
エルキュールポアロの録画をみたら
(前にも見ていたのに、忘れている)
力つきました。

ベートーベンのソナタ、8番2楽章もですが、
テンペスト3楽章もよく登場します。
なんとも、ハラハラドキドキの場面で。

ベートーベンは、俺様キャラ?
俺に無断で、俺のスケジュールを
決めるなよ!かな?
そういうところも、好きなんです。
返信する
Unknown (m-sha)
2023-05-11 10:00:54
おはようございます。

たこちゃんも力尽きた?
ちょっと安心しますよ。
(*^^*)
少しゆっくりなさってね。

「ベート―ヴェン、
俺さまキャラ」名言ね!
私も32番の2楽章、
毎日少しずつ開きます。
手に負えないのですが。
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