SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

愛の讃歌

2024-06-09 08:15:00 | 日記

昨夜から雨に
なりました。
梅雨入りは
まだですが
湿度が高いですね。

   ✨✨✨✨✨

エディト・ピアフ
(1915−1963)

第2次世界大戦後の
最大のシャンソン歌手
147cmで40キロの
小柄な体でしたが
魂を揺さぶるような
圧倒的な歌唱力で
聴衆の心を捕らえました

1949年、10月28日
ニューヨークに向けて
パリを飛び立った飛行機は
大西洋上ポルトガル領
アゾレス諸島の上空で
濃霧にまかれ
方向を失った機体は
山腹に激突しました。

この飛行機に
ピアフの恋人で
ボクシング、ミドル級の
元チャンピオン、
マルセル・セルダンが
乗っていました。


多忙な2人は
なかなか会う事が出来ず
ニューヨーク公演に
来ていたピアフは
あとから船で来ることに
なっていたセルダンに
1秒でも早く会いたいと
電話で懇願し、
セルダンは
出発間際に
船から飛行機に
変えたのです。


このひとことが
セルダンの命を
奪う事になり
ピアフを
悲しみのどん底に
突き落とします。
悲しみは癒えず
薬の副作用と
麻薬の常用で
体はボロボロに
なっていきます

セルダンを悼んで
「愛の讃歌」が
生まれましたが
世界各国でピアフの
代表的な名歌と
なっていきます

日本では
岩谷時子訳詩で
越路吹雪が
唄ったものが
有名になりました。