SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

男装の麗人

2022-06-11 22:20:55 | 日記
今朝は曇り空。
午後から少し雨が落ちて
きました。
いよいよ梅雨入りでしょうか。

    

ジョルジュ・サンドと名乗る
アマンティーヌ=オ―ロ―ル=リュシール・デュパン。

1822年、18歳で陸軍少尉
カジミ―ル・デュドバン男爵と結婚。
19歳で長男モ―リスを出産。
まもなく凡庸な夫に
飽きたらなさを覚えて
初恋の相手などと交際し
心の隙間を埋めようと
していました。
24歳で長女ソランジュを
出産。

その後、夫から年金を受取り
パリで暮らすことに
なるのですが、
経済的に楽ではないので
小説を書き始めるのです。
ジョルジュ・サンドという
男性風のペン・ネ―ムで
長編小説を発表するのですが
この頃から好んで男装に。
彼女によると便利さと
倹約精神からだった
ようです。

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男装の女流作家の誕生は
1832年28歳頃の事でした。

ショパンに出会うまでに
サンドは幾つもの恋愛を
経験しています。
作家のプロスペール・メリメ
文芸評論家G・ブランシュ、
詩人のアルフレッド・ミュッセなど他にもです。

   🥀🥀🥀🥀🥀

1836年の11月、
リストのパ―トナ―、
マリ―ダグ―伯爵夫人が
サロンを営む「オテル・ド・フランス」で
サンドはショパンと
巡り合いました。




パ―ティ―でショパンは
ピアノを弾き、
乗馬服姿のサンドは
葉巻をふかしながら
聴いていたようです。

ショパンはポ―ランドの
家族に手紙を書いています。
「有名人に会いました。
マダム・デュドヴァン。
ジョルジュ・サンドの
ペンネ―ムで知られて
いる人です。
感じの良い顔とは思えず、
気に入りませでした。」と。

初対面の印象は大変に
悪かったようです。

    🎵🎵🎵


サロンでのリストと
ショパン。

「革命のエチュ―ド」
「ノクタ―ン」
「英雄ポロネーズ」