https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1231479.html
第二のフィールドは…お寺 島田の五藤晴貴さん
Jリーガーから僧侶に「わくわく大きい」
2023.4.27
運動部 名倉正和
Jリーガーから異例の転身を遂げた僧侶が
(静岡県)島田市の曹洞宗林入寺にいる。
ジュビロ磐田の下部組織出身でJリーグの
カターレ富山などで5年間プロ選手として在籍した
五藤(旧姓梅村)晴貴さん(27)。ユニホームを
法衣に着替え、頭を丸めた五藤さんは「違った世界で
楽しい。今はわくわくの方が大きい」と笑顔。
穏やかな気持ちで第二の人生のピッチに立った。
修行を終えて僧侶としてセカンドキャリアを始めた
元Jリーガーの五藤晴貴さん=26日午後、島田市の林入寺
静岡市葵区出身で中盤の選手だった五藤さんは、
磐田ユースで高校時代を過ごし、高3時に世代別日本代表に
選ばれた逸材だった。2014年に当時J2の富山に
入団したものの、毎年のようにけがとリハビリを繰り返し、
出場機会に恵まれないまま18年に
JFLマルヤス岡崎に移籍。シーズン終了後に引退した。
僧侶への転身のきっかけは、妻の夏美さん(29)
との出会いだった。夏美さんは林入寺の三姉妹の末っ子。
五藤さんは義父に当たる住職の秀典さん(66)から
「引退したら寺を継いでほしい」と懇願された。
当初は困惑したが、19年に福井県の永平寺で数日間、
僧侶の生活を体験した。「朝早いし寝る時間も少ない」
と音を上げそうになったが「なかなかないご縁。
やらせていただくしかない」と腹を決め、
20年2月に結婚し婿入りした。
僧侶としての資格取得のため、総持寺(横浜市)で
2年余りの修行を終えて、4月下旬に島田に戻った。
修行中は長時間の座禅に加え、食生活や睡眠時間が制限された。
体重は10キロ減ったが、サッカーで鍛えた精神力で乗り切った。
今後は住職を補佐し、葬儀や法要の手伝いに当たる。
新型コロナウイルス禍で寺での催しが減り
若者の寺離れが進んでいるという危機感があり、
サッカー選手やサポーターを前に必勝を祈り
後押しするイベントを考えていると明かす。
「県内のJリーグクラブを応援したい。
サッカーに恩返ししながら親しみやすいお寺を目指す」と意欲的だ。
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20221220-OYTNT50067/
サッカー場改修 人工芝に
2022/12/21 05:00
この記事をスクラップする
フットボールセンターの整備イメージ図=福井市教委提供
現在のサッカー場(福井市で)
福井市、24年春供用へ 夜間照明など整備
部活や社会人 練習拠点
福井市は、市スポーツ公園サッカー場(同市安田町)を改修し、
「市フットボールセンター」(仮称)を整備する。
天然芝を人工芝に張り替え、ナイター照明やクラブハウスなどを設ける。
サッカーの部活動や社会人チームの練習拠点としたい考えで、
2024年3月の供用開始を目指す。(佐藤祐介)
市議会12月定例会で工事請負契約に関する議案が提案され、
可決された。
市教育委員会スポーツ課によると、現在のサッカー場は天然芝で、
1日使うと2~3日は養生のため使用できず、照明設備がないため
夜間は使えなかった。市は17年度に改修を検討したが、
18年2月の大雪に伴う除雪作業で財政が悪化したことや、
コロナ禍の影響で先送りとなっていた。福井市内の中高生の部活や
クラブチームには、坂井市内のサッカー場で活動するケースもあった。
フットボールセンターでは、グラウンド2面に天然芝の代わりに
日本サッカー協会公認の人工芝を敷き、協会基準の照明を取り付ける。
控室やシャワー室、器具庫などを備えた2階建てのクラブハウスも新設。
グラウンド脇に土を盛り、プレーを観覧できるスペースを造成する。
周囲には高さ6メートルの防球ネットを設ける。
総事業費は約9億9700万円。8月から電気や給排水設備などの
第1期工事が始まっており、来年3月頃から、約4億6590万円を
かけて人工芝や観覧スペースの整備に着手する予定だ。
事業費のうち8000万円は日本サッカー協会と
県サッカー協会の助成金でまかなう。
スポーツ課の担当者は
「ラグビーなどサッカー以外のスポーツやイベントにも
活用してもらいたい」としている。
9月16日(土)
640PV |438UU
第二のフィールドは…お寺 島田の五藤晴貴さん
Jリーガーから僧侶に「わくわく大きい」
2023.4.27
運動部 名倉正和
Jリーガーから異例の転身を遂げた僧侶が
(静岡県)島田市の曹洞宗林入寺にいる。
ジュビロ磐田の下部組織出身でJリーグの
カターレ富山などで5年間プロ選手として在籍した
五藤(旧姓梅村)晴貴さん(27)。ユニホームを
法衣に着替え、頭を丸めた五藤さんは「違った世界で
楽しい。今はわくわくの方が大きい」と笑顔。
穏やかな気持ちで第二の人生のピッチに立った。
修行を終えて僧侶としてセカンドキャリアを始めた
元Jリーガーの五藤晴貴さん=26日午後、島田市の林入寺
静岡市葵区出身で中盤の選手だった五藤さんは、
磐田ユースで高校時代を過ごし、高3時に世代別日本代表に
選ばれた逸材だった。2014年に当時J2の富山に
入団したものの、毎年のようにけがとリハビリを繰り返し、
出場機会に恵まれないまま18年に
JFLマルヤス岡崎に移籍。シーズン終了後に引退した。
僧侶への転身のきっかけは、妻の夏美さん(29)
との出会いだった。夏美さんは林入寺の三姉妹の末っ子。
五藤さんは義父に当たる住職の秀典さん(66)から
「引退したら寺を継いでほしい」と懇願された。
当初は困惑したが、19年に福井県の永平寺で数日間、
僧侶の生活を体験した。「朝早いし寝る時間も少ない」
と音を上げそうになったが「なかなかないご縁。
やらせていただくしかない」と腹を決め、
20年2月に結婚し婿入りした。
僧侶としての資格取得のため、総持寺(横浜市)で
2年余りの修行を終えて、4月下旬に島田に戻った。
修行中は長時間の座禅に加え、食生活や睡眠時間が制限された。
体重は10キロ減ったが、サッカーで鍛えた精神力で乗り切った。
今後は住職を補佐し、葬儀や法要の手伝いに当たる。
新型コロナウイルス禍で寺での催しが減り
若者の寺離れが進んでいるという危機感があり、
サッカー選手やサポーターを前に必勝を祈り
後押しするイベントを考えていると明かす。
「県内のJリーグクラブを応援したい。
サッカーに恩返ししながら親しみやすいお寺を目指す」と意欲的だ。
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20221220-OYTNT50067/
サッカー場改修 人工芝に
2022/12/21 05:00
この記事をスクラップする
フットボールセンターの整備イメージ図=福井市教委提供
現在のサッカー場(福井市で)
福井市、24年春供用へ 夜間照明など整備
部活や社会人 練習拠点
福井市は、市スポーツ公園サッカー場(同市安田町)を改修し、
「市フットボールセンター」(仮称)を整備する。
天然芝を人工芝に張り替え、ナイター照明やクラブハウスなどを設ける。
サッカーの部活動や社会人チームの練習拠点としたい考えで、
2024年3月の供用開始を目指す。(佐藤祐介)
市議会12月定例会で工事請負契約に関する議案が提案され、
可決された。
市教育委員会スポーツ課によると、現在のサッカー場は天然芝で、
1日使うと2~3日は養生のため使用できず、照明設備がないため
夜間は使えなかった。市は17年度に改修を検討したが、
18年2月の大雪に伴う除雪作業で財政が悪化したことや、
コロナ禍の影響で先送りとなっていた。福井市内の中高生の部活や
クラブチームには、坂井市内のサッカー場で活動するケースもあった。
フットボールセンターでは、グラウンド2面に天然芝の代わりに
日本サッカー協会公認の人工芝を敷き、協会基準の照明を取り付ける。
控室やシャワー室、器具庫などを備えた2階建てのクラブハウスも新設。
グラウンド脇に土を盛り、プレーを観覧できるスペースを造成する。
周囲には高さ6メートルの防球ネットを設ける。
総事業費は約9億9700万円。8月から電気や給排水設備などの
第1期工事が始まっており、来年3月頃から、約4億6590万円を
かけて人工芝や観覧スペースの整備に着手する予定だ。
事業費のうち8000万円は日本サッカー協会と
県サッカー協会の助成金でまかなう。
スポーツ課の担当者は
「ラグビーなどサッカー以外のスポーツやイベントにも
活用してもらいたい」としている。
9月16日(土)
640PV |438UU