ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

佐野裕哉選手兼任監督

2023-01-04 | Weblog


画像は佐野裕哉氏が働いているアグア姫路。アグアさんの
公式サイトを覗くと、佐野裕哉氏はC級指導者ライセンスを
保有し、兵庫県U15トレセンコーチもしていると判明。

そんな彼が、23年シーズンからチェントクオーレハリマ
の選手兼任監督となり、プレーヤーとして復帰するとの事。

うーん正直、懐疑的。反対。これが私の結論。
勿論、プレーヤー復帰の旨が書かれた
佐野裕哉氏のnoteもチェック済。

まず、今のカテゴリー(関西1部)なら選手兼任監督という
考え方はあってもいい。それこそ、他チームでやって
いるところはあるし、プレーヤー中心に、物事を
決めるというやり方もあってしかるべきだと考える。
(しかし以前から言うように、監督兼任社長はダメ。
権限を持ちすぎるので)

では、そのうえで、なぜ反対なのか?それは

そもそも、関西1部が二足の草鞋を履けるほど
甘いリーグではないと考えている事。

もう少し具体的に書くと、
指導者とプレーヤーという純粋な負担の問題。

指導者、プレーヤーどちらに比重を
置いた決断なのか、それとも半々なのか、分かりかねるが
専任指導者1年目で出来なかった、どうやって点を取るのか
という戦術的落とし込みをプレーヤーとしての負担込み
で行う事が可能だとは、とても思えない。

開幕前から、素走りの走り込みを、かなり行っていたが
それがシーズン終盤に生きていたか正直疑問だし
大塚前監督が築いた3バックをあっさり手放した等々の
指導・戦術・采配の引き出しに
関しても、課題があるのに、選手兼任として
アプローチする事が、良い効果を生むという
イメージが私には沸いてこない。

それとは別途、選手間の競争に勝って、佐野監督が
試合に出場したとして、ベンチで采配を振るうのは誰?
山口直コーチ?それとも新たにコーチを置く?
そのお金はあるの?ピッチから直接指示を出す?
既存の選手はそれで納得するとしても新規の選手は
それで納得する?

という諸々の疑問かつ不可解な点が沸いて、
とてもじゃないが、賛同出来ないし、監督を選手兼任
で呼び戻す行為が、選手の頭数が足らないから?
という風にもみえてしまって、その点からも不満をもつ。

で、佐野裕哉氏が、指導者としての本気度にも
ちょっと懐疑的になってしまった。プレーヤーに戻る
という事は、新たなライセンスの取得や
指導実績を積むなどの時間は、余計にあり得ないわけで、
将来的なプロの指導者を目指しているものと思ったが、
そこを一度棚上げにするという点は、私には残念でならない。

まあ、この世界は結果責任だから、順位が上がれば
それで良しだと思うが、応援したくなる要素が
どんどん減ってしまって、改めて残念だ。





1月3日(火)閲覧数:514PV 訪問者数:344人

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする