京都駅防災設備

2012-10-25 22:03:11 | DAIRY
健杜の少年消防クラブの研修で京都タワーと京都駅ビルの防災施設の見学に行きました。
南区と下京区合同のBFC研修です。

最初に京都タワー。
タワーの展望台は地上11階から専用エレベーターで上がります。
今回、防災設備の見学なので、
年間通して5日間くらいしか一般公開していない階段で上がりました。

保護者は保健に入っていないのでエレベーターです。
子供たちは11階まで階段であがり、タワー部の螺旋階段も階段であがりました。
合計地上100メートルの高さを足で登ったわけです。







若さってイイですね!(笑)

もし京都タワーに上ってるときに何かが起きてエレベーターが止まったら
この螺旋階段を使って降りることになるんですね。

続いて京都駅ビル。
ここは私もお仕事してる場所なので興味深いです。

最初に、中央防災センターにお邪魔しました。
防災センターといえば、落し物忘れ物があった場合、
ここに届けられてますとお客様にお伝えする場所。





中はたくさんのモニターが並んでました。
駅ビルのエスカレーターやエレベーターの稼働状況もここで管理してるそうです。
もし火災が起きた場合の緊急放送も聞かせてもらいました。

煙が出ていて火災かもしれない場合の放送が女性の声。
まぎれもなく火災が起きていて避難を要請する放送は男性の声。

デモだとわかっていても男性の声は緊張しました。



駅ビル内の放水銃の場所や、駐車場内で火災が起きた際のスプリンクラー(?)も教えてもらいました。





大階段でイベントがある場合、最大収容人数が決まってるそうです。
場所が駅なだけに、避難場所の確保が重要らしく、
一般客から勤務してる人まで、安全に避難できる場所がいろいろあります。
4階の室町小路広場(大階段)とホテルグランビア側の東広場、
南広場と南遊歩道いう全長500m弱の長い場所。
駅ビル屋上の大空広場も避難場所だそうです。
下の階で火災が起き、降りれなくなった際に屋上に避難するそうです。
煙が上に上がりますが、煙の入らないスペースが設置されてるそうです。

怪我人や被災者を収容する際には屋上のヘリポートもあります。
地上60mにはしご車では限界がありますからね
西側と東側の2箇所にあります。

そうそう。
先日、駅ビル屋上のヘリポートに侵入者があり、
レスキュウーが出動する騒動がありました。
テレビでもチラッとみましたが、屋上の端っこに座って足をブラブラ。
朝の10時ごろ、京都駅は騒然としたらしいですよ。
落ちてきたら困るしマットを敷き詰めたってニュースでも言うてました。



写真の鉄格子の端っこが有刺鉄線で補強してますよね。
そこから入ったそうですよ。
あの鉄格子を切るってのも一苦労やと思うけど、
そんなこと頑張ってどうすんの?!って思いますよね。

ま、そんなこんなで身近な施設の防災設備の見学でした。
避難だとか防火だとか、そんな事が起こらないのが一番ですよね。

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