旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

最終回ラッシュその2

2007-03-25 | ほかの話
まずはショックな報告…

「ハゲタカ」最終回……カンペキに忘れてました……

さっき悠さんのブログをご訪問して気づきましてん……

ずっと欠かさず観てたのにーーー!!!!!


それもこれもすべて女子フィギュアのフリーをずっと見ていたせい……

わたくし、土日の夜は【録画】するという習慣が基本的にないわけですよ?
(旅行とか外出とか予定がなければ観るはずと思っているので)

再放送…は…ないだろうな…(なんか賞でも取れば別だろうけど)


「拝啓、父上様」の最終回前の回を録画し忘れたときもショックだったけど
こっちはその失敗を教訓に最終回はバッチリ録画予約しておいたので
ちゃんと最終回を観ることが出来たけど……ああ……orz

というわけで
「拝啓、父上様」の最終回を

このドラマ、最後まで視聴率はあまり振るわなかったようですが
我が家ではけっこう好評だったんですよ?
普段ドラマをほとんど見ないウチの母親が面白がって見ていましたから。
この前も嵐の番組で、ニノと櫻井君だけすぐに【判別】出来てました(笑)

主人公が波乱万丈な人生を歩んでいくわけでもなく…
世間を騒がすような出来事が起きるわけでもなく…
世相を切り取った問題提起がされているわけでもなく…
気楽に見られるコメディーというわけでもなく…

そこに描かれているのはあくまでも【日常】なんですよね
大小の騒動はあっても、それは内輪で起こる家庭内的騒動であって
まあ、都市再開発にまつわる騒動も多少はありますけれど
でも、それが街ぐるみとなって何かが起きるとか、あるわけではなく
外の変化に戸惑う内の人々が淡々と描かれているだけ…

でも、その日常が、見ていてなぜかホッとするんですよね
ホッとして、ときどき笑って、ときどきほろっとさせられて…

あの連ドラとしてはなんとも中途半端な終わり方も
「人が生き続ける限り、ハッピーエンドも哀しい終わりも、ない」
ということなのかなと、思いました。
実際、1月から3月の3ヶ月間、私の人生にそれほどの変化はないわけで
まあ多少の周囲の変化とかはあれども、特別なハッピーエンドもないわけで
何かが無事に解決したり、知らなかった何かが明らかになったり
そんな劇的な変化さえないまま、4月を迎えようとしているわけで

主人公やその周りの人々の人生の一片を切り取った、そんなドラマの作り方に
倉本聡さんの「人を見つめる目」を強く感じました。

なので、一平の本当の父親は誰なんだ?とか
「坂下」閉店後は一平ほかみんなはどうなるんだ?とか
ナオミと一平の関係はこれからどうなっちゃうんだ?とか
すべてが明らかにされないまま、終わってしまってはいるけれど
きっと続編はないんだろうな、と思いましたよ
というか、作るつもりもないんだろうな、と。

私達の人生がその先どうなるか分からないのと同じように。