ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

彼女を信じないでください

2010年06月18日 | 韓国映画
 2004年韓国映画。

 韓国のラブコメディーの女王と呼ばれるキム・ハヌル主演作。共演は『オオカミの誘惑』のカン・ドンウォン。キム・ハヌル演じる詐欺師とカン・ドンウォンを演じる純朴な薬剤師が恋に落ちる感動のラブストーリー。

 かわいい容貌、純粋な微笑、流麗な話しぶり。100%完璧な美を自慢するヨン ジュ(キム・ハヌル)。 しかし、彼女の本性は、詐欺で刑務所に入ったタフガール。ヨンジュは、仮釈放の審査を卓越した演技力で軽く通過する。

 出所するやいなや、ヨンジュは唯一の 血縁である姉への結婚祝いとして木工芸の雁を持って釜山行きの電車に乗る。

 一方、忠清道のヨンガン(龍江)村の薬剤師ヒチョル(カン・ドンウォン)は、恋人にプロポーズする指輪を持って釜山に行く途中、ヨン ジュと出会う。

 最初の 出会いからヨンジュに痴漢に間違われて死ぬほど殴られ、指輪まで盗られたヒチョル。仮釈放中であるヨンジュは、泥棒と間違われると困るため、指輪を取り返 してあげようとするが、その最中に彼女のカバンとヒチョルの指輪が入れ替わってしまう。

 なくしたカバンを取り戻すという一念でヨンガン村にやってきたヨンジュ。ヒチョルの家族たちは、指輪を持って現れたヨンジュをヒチョルの恋人と誤解して、 彼女は結局偽フィアンセを演じてしまう。

 恋人にプロポーズもできず家へ戻ったヒチョルは、ヨンジュの思いがけない詐欺に怒るが、すでに一歩遅かった。ヒ チョルは、家族だけでなく村中の人々に純真な女性を捨てた破廉恥男といわれ、家から追い出される境遇となる。ヨンジュとヒチョル、真実と偽りの対決が本格 的に始まる。

 主役のキム・ハヌルは、清楚な役柄が多いが、ここでは、詐欺師だ。ちょっと間抜けなカン・ドンウォンとの息もピッタリで面白い。これは、今年一番の「韓国映画」おすすめ映画だ。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆ 

原題: TOO BEAUTIFUL TO LIE/DON'T BELIEVE IN HER
製作年度: 2004年
監督: ペ・ヒョンジュン
上映時間: 115分
キャスト:カン・ドンウォン、キム・ハヌル、ソン・ジェホ

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