ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

上海の青空

2006年12月14日 | 上海
19世紀に列強により開港された東洋の魔都と呼ばれる上海。




1980年代からの経済解放政策により飛躍的に発展し、今や中国最大の経済都市になった。




人口は約2.000万人。面積6341平方km。




上海への旅。それは夢のタイムトラベル。




懐かしい過去も、驚きの未来も、自由自在だ。




ノスタルジックだけど刺激的。




そんな上海が好き。




しかし、感傷に浸っておれない現実があるのも、中国。




想像を超える貧富の差。




多くの市民はまだまだ貧しい。




都市戸籍と農民戸籍の矛盾。




一党独裁の影の部分。




賄賂社会。




そして、上海に青空はない。




渋滞が続く。




スモッグで空はいつも灰色だ。


 

そんな中で、開催される「2010年上海万博」




動き出したそのパワーは、すさまじい。




国内で反対するものは皆無。




国をあげて世界にアピールするつもりだ。




そして、したたかに、会場計画を街づくりに活かす。




上海の中心部でありながら、汚かった黄浦江の工場地域が会場だ。




すべての工場を移転させ、一気に国際交流ゾーンに変える。



後は、



「環境」に対する取組みを実践することだ。



「環境問題を実践する都市・・・上海」



青空の上海。



早ければ早いほど良い。



万博はその契機になるはず。



まだ、関係者は気づいていない。



今こそ、取り組むチャンスだと。








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