ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

自民党分裂前夜

2009年07月15日 | 日記
 古賀氏が辞任へ 都議選で引責。

 古賀氏も微妙な立場である。麻生首相の懐刀である管氏は古賀派であり、本人は、麻生首相とは犬猿の仲と言える。自身は党三役に推挙されたにもかかわらず、選対委員長に就任した経緯もある。

 民主党は、古賀氏の元秘書である野田国義・元八女市長をぶつけてきた。内心は相当の焦りがあるはずだ。選対委員長が落選するという可能性も出て来ている。
 古賀氏だけでなく、森元総理、中川昭一、武部勤、久間章生、山崎拓なども微妙な立場だ。泥船に義理を果たしても仕方がないのである。
 東国原知事の擁立についても、馬鹿な条件を出して批判を浴びなければ、結構な脅威になっていたはずである。人気の知事を広告塔にして、選挙応援をさせるという思惑は、非難はされても、効果はあったであろうと想像できる。

 思いの他、強い逆風になったのは、東国原の不遜な発言と、国政に対する欺瞞を国民が感じ取ったことによるものだ。古賀氏も途中から「こりゃ、駄目だ」と思ったのではないか。

 元からの麻生不信に加え、バラバラの自民党に対して「やる気を無くした」結果であり、求心力を無くした自民党の象徴的な姿だ。

 もはや、自民党の再生はなく、分裂するしかないのか?
 


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