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「キンシャサの奇跡」フォマンVSアリ

2013年03月17日 | スポーツ
皆さん、いつも有難うございます♪

ずっと日記を書いていませんでした。今年、最初の日記です(笑)。

今日は白夜書房の「BOXING名勝負大全」からシェアしますね^^



■1974年10月30日、世界ヘビー級王者ジョージ・フォマンVSモハメド・アリ■

試合後しばらくの間、「ロープ・ア・ドープ」という言葉がしきりに使われた。

試合をリアルタイムで見ている時は、フォアマンの強打に注意がしばりつけられてしまうので、「アリがボディをがら空きにして、わざと打たせている」ように見える。

さらに「最初の数Rはわざと攻めさせて、フォアマンの疲れが見え始めた5,6Rから一気に反撃に転じた」という“解釈”がまかり通っていた。

まさに「奇跡」のような戦略・戦術だと・・・

あの試合からまもなく40年が経とうとしている。

今、「ロープ・ア・ドープ」を本気で信じている人がどれくらいいるだろうか?

YouTubeのビデオを観て、「わざと打たせておいて一気に逆転」という試合展開だと思う人が、どれくらいいるだろうか?

実際は、この試合でアリは初回かせ攻めまくっていた。

アリはずっと優勢だった。

「キンシャサの奇跡」は、立ち上がりからフォアマンを攻め立てたアリが、8Rついに「蜂の右」でフィニッシュしたのだ。

ボクシングの試合には、何十年も経たないとその本質が見えてこない試合もある。

(文は粂川麻理生さん)



「キンシャサの奇跡」は、どこまで奇跡だったのか?・・・DVDを観ながら、検証したいですね。