衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

綿入り毛布の儚い命

2014-01-24 17:19:19 | 
我家のイヌドモを観察していると、鳥猟犬類は他犬種に比べて様々なことに興味を示すことがわかる。




Iセターのボブは散歩時の小枝ばかりか、気になったものを口に入れて齧ったり食べてしまったり。扉や引きだしを開けることは得意なため、隙あらば中からプラモデルやオモチャなどを取り出し、外箱やプラスチック物をむしゃむしゃと噛み砕いてしまう。飲み込んでしまうこともしばし。




Eセターのヴァレンシアは、ボブのようなおバカなことはしないが、暇を持て余すとケーブルや犬部屋の建材を齧ったり、あるいは庭を歩く虫や窓ガラスに張り付いている蛾を口で捉えて食べようとするバグズキラーだ。

いつかは、テラスを歩いていたムカデに向かって部屋の中から窓ガラス越しに吠えていた。

我家の前の谷戸の向こう、山の中の木に止まっているトンビにも気付き、かなり遠くまで見えていることも判った。

動くものに興味を持ち、口に入れてみたいという試す衝動に駆られる気質があるからこそ、猟犬類として活躍出来るのだろうね。


だから、その辺の気質を理解出来ないで猟犬類を迎え入れることは、人にとっても犬にとっても不幸に繋がるかもしれない。


さて、そのような彼らに、犬部屋で使っているボロボロになった毛布を再び交換してあげた。といっても人間のお下がりである。




イヌドモも新しい物好きであるため、綿入りの暖かでボリュームのある毛布が最初はとても気に入った様子。おとなしく横になり満足げであった。


しかし気になるのはフタリの目付き。



どうおまけしても、何かを企てているに違いない。

特にボブは、興奮すると毛布を咥えたまま「ぼぉーぼぉー」と唸り、右へ左へ身体を揺する行為がある。


繰り返しお伝えすると、毛布は綿入りである。何日原形をとどめるのかが気になるところ。


...そして3日目。



仕事を終えてから迎えに行くと、毛布が半分程に折りたたんである。犬が寝た後で布団をたたむワケがないため、咥えて遊ぼうとしたに違いない。


その翌日...。



毛布のメーカータグが齧られ、その部分の糸のほつれ辺りから、見事に綿が引き出されていた。



犯人はどっちだ???




V「うふ♪」

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