先日亡くなったリリマムさんが遺した愛犬サリーちゃんは、私にとっても世話をし続けてきた愛おしいワンコ。
しかしこのたび、遺族である高齢お父様の強い希望で里子に出すことになりました。
そのタイミングで、りりまむさんとも親交のあったビーグル飼いの方が是非我家にと名乗り出てくださり、何度かお話をさせて頂きました。先住犬達との暮らしぶりも覗かせていただき、そして老犬域であるサリーの全てを受け入れ、生涯に渡り家族として大切にして下さることが確信できる犬好き御一家であることもわかり...。
そして先日、高齢のお父様の身体的な負担を配慮下さり、御家族のこちら地方への出張に合わせ、お迎えにきて下さいました。
サリーちゃんと会うのは三度目。室内で十分にスキンシップをとったあとでお散歩に出てみると、
優しくて温かなお人柄に、あっという間にサリーの信頼を得てしまったようです。
新しい飼主さんを見るサリーの表情や行動が私も嬉しく...
送りだしに涙涙のお父さん。
ケージの扉を開けてあげましたが、サリーは出ようとせず。
車好きサリー
楽しいお出かけだと思っているのでしょうね。
道中、車の中のサリーは新しい飼主さんのお顔をずっと見ていたのだそう。
そして車での移動で約5時間、到着したお宅でのすっかりと解け込んでいる様子に、このご縁は間違いなかったと確信。嬉し涙が溢れてきました。
この表情
二世帯の御家族にすぐ馴染み、二頭の先住犬達とも仲良くなれたという御報告をいくつもの画像を添えて頂きました。
飼主さんとくぅちゃん お婿さんとサリー
御家族全員で快く迎えて下さった、今回のとても良いご縁。
サリーの近況報告がとても待ち遠しい日々になりそうです。
以前りりまむさんと会った際に、クウちゃんとサリーは年齢も同じでそっくりなため、もしかしたら血縁関係にあるのかもという話も出ていたそうです。りりまむさんも、この良きご縁を心から喜んでいるに間違いありません
新しい御家族の皆さま、どうか気負うことなく自然体で、サリーとのこれからの生活を宜しくお願いいたします。
追記
りりまむさんが亡くなったあとで、サリーを案じた方達からご連絡を頂きました。中でも、りりまむさんのエアロビ元教え子で預かりに挙手下さった方、犬ボラ関係でお世話になった元施設職員さんやビーグル飼いであった方、さまざまに御協力頂き有難うございました。
新しい飼主さんは残された高齢のお父様にも心を寄せて下さる方、サリーは間違いなく幸せになります。