衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

衣笠山公園の桜 ソメイヨシノ開花状況 2016年3月17日

2016-03-17 20:44:22 | 衣笠山公園お花見「衣笠さくら祭」
都内では早くも週明けに開花するところがあると、今朝のTV番組で報じていました。

衣笠山で一番早く開花するソメイヨシノは今朝、このような状況です。


ピンクが少しだけ顔を出し始めている


でも殆どのソメイヨシノの蕾はまだもう少し小さくて、このような感じ。



明日も朝から気温が上がるとのこと。いつ頃開花するのか楽しみですね。


衣笠山は老木が多く、桜道の倒木となりそうであった木や、公園内のソメイヨシノも何本か伐採しています。

昨秋のソメイヨシノの落葉が例年になく早かったこともあり、そのような翌年の花はあまり期待できないとのこと。綺麗に開花してくれると良いのですが...。


そのようなことに関連してかどうかは定かではありませんが、来園者が少しでも楽しめるようにと、ソメイヨシノの何本かの木の回りに花が植えられました。





お花見する場所がとても狭くなってしまいましたが、見た目は華やかになっています。




先日は名前を入れられた雪洞が設置され、



さくら祭の準備は急ピッチで進んでいます。








あとは開花を待つのみかしらね。


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里山の自然を守ろう

2016-03-17 01:02:44 | 衣笠山
これを記事にしようかどうしようかと迷いましたが...


絶滅危惧種ではないけれど、絶滅が危惧されているニホンミツバチの巣を守るために知っておいて頂きたいと思い、あえてお伝えいたします。


今朝、衣笠山で、木の祠に形成されていたミツバチの巣が埋められてしまっているのを見つけました。


とても残念な措置

以前にも同じようなことがあり、その際にも、ニホンミツバチが貴重であることをお伝えしています。

今回は巣の近くで作業をしていた作業員が二名刺されたために、市へ相談して駆除することに決まった結果なのだそう。

刺された作業員の方達には、仕事中の災難であったとお見舞いを申し上げます。


彼らが刺される前、巣に気付いた業者側がビニール紐を張って、来園者が近づかないよう配慮して下さっていました。


スズメバチ等と違って、凶暴性の無いミツバチであるため、通常はそれだけで十分危険は無いはず。

ですが、刺されてしまったということは、作業をされていた方達は、ミツバチの習性をきちんと知らなかったのでしょうか。

通常、作業は大きな機械音のする道具を使用されているため、冬の寒い時期で警戒心が高まっているミツバチが刺激されたのでしょうね。


Webページで少し調べればすぐにヒットするニホンミツバチの習性や保護の必要性。

○ニホンミツバチが刺すとき (ニホンミツバチ環境保護活動ページから) 

・ニホンミツバチを押しつぶしたとき
・巣箱を開けて覗こうとしたとき
・強い香水などの香りで刺激したとき
・冬の寒さでニホンミツバチの警戒心が高まっているとき

 これら以外なら、巣の入り口にいるニホンミツバチを手で触っても刺されません。



現在、ミツバチの存在は絶滅が危惧されていますが、この辺りでは長きに渡り三浦半島の農産物の交配に寄与し、里山の保存・育成手段の一つとしての役割も担ってきました。



里山保存にも力を入れている横須賀市。
絶滅が危惧されている種、自然回帰への配慮無き里山保存はあり得ないと個人的に思います。

公園管理担当者が、このように貴重な種であることが今や全国的に知れ渡り、保護に力を入れているニホンミツバチについての情報を得ずに、木の祠に作られた巣を埋めるという手段を下したのだとしたらとても残念なこと。


ニホンミツバチの巣についてお困りの方は、安易に巣を埋めたり、殺虫剤などを撒くことことなく、積極的な保護活動(関東近県限定)をされている団体 NPO日本みつばち保存会にご相談ください。


絶滅が危惧されている貴重な種を、私達の子孫にまで受け継がれるよう、とりまく環境をも含めて配慮・温存していきたいものですね。
コメント (3)
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