3日目のお話
この日は鉄道で台湾一周という超乗り鉄な行程
まずは高速鐵道で
台北8:00→左營10:00
東京→名古屋と同じ距離で1490元(約4000円)と大変お安いのです
だから優雅に紅茶を飲んじゃいます
これも安いんですがね
左營からは自強号
新左營10:25→枋寮11:39 158元(約416円) 安い!
こちらは指定席が取れず無座という日本で言えば立席特急券に…なのでデッキでの一枚
枋寮に到着
一時間無座は結構しんどいですなぁ
お次がこの一周のメインディッシュ
普快3671次 枋寮12:08 → 台東14:20 104元(約274円)
この列車は日本製かインド製の旧型客車を使用して運行されています
この日は運が良いことにすべて日本製旧客で釜は重連でした
3両の客車に重連とはもはや模型の世界ですねw
これは堪らんです
発車までの間に区間車が来るようなので軽く駅撮り
この非電化区間の区間車は客車列車となっています
本数はあまり多くないですが、定期で普通客車列車とは素晴らし過ぎるでしょうこの国
普快に乗り込みます
旧型客車なのでこんなかんじに吹き抜けてます
こんなの日本じゃ見れませんね
後ろも棒とチェーンがあるだけで展望状態です
いい景色
ドアだって開けっ放しで走っちゃいます
旧客ですから
メーターのJapanの文字が日本製の証
しばらくすると進行方向右側には海が広がります
旧型客車で海を見ながらのんびり旅
いやぁ贅沢ですなぁ
途中でキョ光号に抜かれたりもします
そんなこんなであっという間に終点の台東に
今度は海をバックに区間撮りをしたいですなぁ
台東で台鐵名物の台鐵弁当を買って自強号へ
台東15:50→玉里15:55 155元(約408円)
この弁当が安くて旨い!
お値段は一個80元(約210円)
2個も食べちゃいましたよ
食べているとあっという間に玉里へ
ここで二つ目のメインディッシュ
DR2700型
東急7000系が製造された5年後に作られた東急車輛製のオールステンレスカーです
東急車輛製なのでどことなく日本な感じがしますね
東急7700系とは違い現在まで大きな更新を受けずに走り続けているため車体はボロボロ
残念ながらこの車両はもう引退が決定しているそうです
そのため前面の警戒色を外しリバイバルを行っている車両もあります
次の列車まで時間があるので改札外で待つことに
古き良き日本な感じがしますね
時間となり留置線から出庫
普快4677 玉里17:20→花蓮19:29 104元(約274円)
45年ものですから車内はボロッボロです
それはそれでいい味出してますがね
日没後の空に輝くステンレス車
窓の感じが日本ですねぇ
こちらも普快なので途中駅で自強号の通過待ちをします
すれ違いの区間車を流し撮り
キョ光号とのすれ違いは動画でどうぞ
ディーゼル区間のキョ光号には電源供給のために電源車がついています
ラストは再び自強号
花蓮19:45→台北22:20 440元(約1157円)
車内で台鐵弁当を食べながら台北を目指します
この自強号は花蓮を出ると台北のひとつ手前の松山まで止まらないというノンストップ特急です
私がこの自強号の中に切符を忘れたことは省略(笑)
そんなこんなで無事台北に到着しまして台湾鉄道一周終了です
お値段は合計2451元 日本円で約6446円 距離は約900kmで東京~広島のJRと同じくらいです
新幹線乗って特急乗りまくってこの値段は安い!
台湾旅行記も次回で最後
最後は集集線SLと九分です、お楽しみに。