みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

「永田町の」常識という言い方はおかしい

2016年10月07日 | 憲法守るべし
ふるさとの山・岩手山が10月7日初冠雪。今朝のTVニュースでは去年より7日遅いと言っていた。


昨夜の朝日テレビ「報道ステーション」は、参院予算委員会で共産党小池晃議員の質問をもとに、稲田防衛相、菅官房長官が白紙の用紙を用いて領収書を作っていた問題を報じていた。両氏とも指摘されたように白紙の領収書に自分たちで金額などを書き込んでいたことを認めたが、法律に違反していない、問題ないとの認識を示したことを批判的に伝えていた。その報道姿勢は国民の目線に立ったもので評価できるが、どうも腑に落ちない部分があった。キャスターとコメンテーターが、専門家の「それは領収書とは言えない」との見解を紹介したうえで、「永田町の常識」は国民の常識と違っているところに問題があると指摘していた部分である。
「永田町の常識」という言い方は、例えば主に民進党が当たるにもかかわらず「野党」と表現したりする言い方と同じで、完全に間違っているわけではないが、国民が正しく認識し判断するのを妨げる用語で、いわば「マスコミ界の常識」の範囲での「正しさ」だと思う。
いま日本の政治には新しい変化が起きている。その変化を国民が正確に捉えるためには、マスメディアが従来通りの「与党と野党」といったような表現ではとらえきれないところを細やかに伝えてくれなければならない。「永田町の常識」もそうだ。

今朝の朝日新聞は、見出しに「自民議員間で慣例化か」と書き、本文に「白紙の領収書は『永田町の一部では』慣例化していたようだ」と書いている。



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1 コメント

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真に正すべきものは (からしだね)
2016-10-08 07:44:23
小池さんが質問に立たれた日の参議院予算委員会の午後の部はTVで見ました。小池さんは国会議員の中でも質疑の上手さが際立っている方だと思っていますが、この日は内容が特に良かったですね。
ブログ主様が記事に取り上げられた領収書の問題と、小野薬品の新薬の薬価の問題が特に印象に残りました。

今回の記事、ブログ主様が「永田町の常識」について触れられた部分はちょっとわかりにくかったのですが、「永田町の常識が通るようではいけない」。ということを仰りたかったのでしょうか。もしそうでしたらもちろん賛成です。
最近、地方議会での不祥事がよく取り上げられていますが、まず正すべきは国会議員!だと思います(もちろん地方議会の不正も正すべきですが)。マスコミも弱いものを叩くことより、真に追及すべきことを追及して欲しいものです。

初冠雪、冬が近づいてきていますね。今日のいわて国体陸上100m、楽しみです。
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