みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

イラン人が想う天国は

2016年12月23日 | 憲法守るべし
イラン高原の大部分は乾燥した気候で砂(土)漠が広がる風景。



水を得るために山岳地帯に降った雨を、地下にトンネルを掘って何キロも、何十キロも引いてこなければならなかった。そのトンネル、つまりカナートはペルシャ人が発明した優れた技術だが、工事は命がけだった。だからイラン人が想い描く天国では、水と花と木々があり小鳥が歌い飛び交っている。
王様や有力者たちは、庭園を天国に見立ててこの世に再現しようとした。池があり噴水から水があふれ、木々が木陰をつくるそんな庭園を造った。
モスクの装飾タイルの青色や、幾何学模様がすごくきれいなのは、水や花への憧れが込められているのかもしれない。





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1 コメント

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仰る通りですね (からしだね)
2016-12-25 13:12:33
イラン(と言いますか中東)で、なぜこのように素晴らしい色彩感覚が育まれたのか不思議でしたが、ブログ主様が書いておられる通り心の中の天国、深い憧れが生み出したものかも知れませんね。
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