みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

東京と沖縄で大集会

2015年03月23日 | 憲法守るべし
昨日、東京日比谷野外音楽堂と国会の周りで、14000人が参加した「安倍政権NO!☆0322大行動」が行われた。おとといは沖縄県名護で3900人が参加して辺野古に新基地をつくらせない県民集会が行われた。
どちらも、例によってメディアが報道しないあるいは小さく取り上げる程度で、たぶん国民の多くは知らないだろう。


安倍首相が防衛大の卒業式で「切れ目のない対応をするための準備を進めていく」と述べる姿の方が、「国民の意見をきいて政治をしてほしい」、「平和に暮らしたい」などと必死に訴える国民の集会より価値ありとする日本の巨大メディアはやはりおかしい。
もちろん首相が何を言ったかを国民に知らせることが不要というものではない。国民に判断する材料を公平に伝えるのがメディアの役割ならば、政府とは異なる考えで政権を批判する集会などもしっかり取り上げるべきではないか。ましてや国民の相当多くが関心を寄せている問題に関するものならばなおさらだろう。

翁長沖縄県知事は、先ほど辺野古の岩礁破砕許可の取り消しに向けて新たな一歩を踏み出した。知事の決断は翁長さんの信念に沿ったものであり、県民に支えられてなされたものである。3900人の集会は、翁長知事とともに辺野古に基地をつくらせない沖縄県民の気持ちを代表する(その後ろに何十万もの県民がいる)人々が結集したものととらえたら決して小さな集会ではなかったはずだ。
東京の集会では、原発、集団的自衛権、秘密保護法、沖縄新基地建設、TPP、社会保障、消費税増税、憲法改悪などなど、どれも国民の反対が強い問題について次々に発言がされ、また国会包囲行動では、2度にわたり参加者が国会を切れ目なく取り囲んだということだ。
非暴力を貫いて主権者が政権批判をする大きな集会、これも小さな出来事ではないはずだ。