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3月26日(土)水道が使えるぞ

2011-03-26 11:34:41 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
3月26日(土)水道が使えるぞ

2週間水道無しで生活している。飲料水や調理に使う水は災害に備えて備蓄していたボトル入りと、その後補給したものを節約して使い、トイレや洗顔など雑用水には風呂桶にあった水と屋敷に隣接している池から汲んできた水でまかなってきた。

水は節約しようと思えば結構使わずに済むものである。食器は汚れを紙で拭き取ってからなら、少量の水できれいにできる。落ちにくい魚などの油汚れは皿に直接つかないように、ラップを敷いた上に載せておけば、食べ終わったら骨も皮もラップに包んで捨てれば皿は汚れない。

混合栓からぬるま湯を出しっぱなしにして洗うよりは面倒ではあるが、多少手間はかかっても今後は水を無駄にしないようにしようと家内と話し合った。その貴重な水は高台にあるわが家辺りで復旧するのは月末になるだろうと言われていた。

あと一週間の辛抱だと、今朝も降った雪を集めて風呂桶に溜め込んだ。ところがつい先刻水道局の職員二人が作業車で現れ車を車庫に止めさせて欲しいと言う。何の調査かと思ったら今日中に通水したいので、先ず消火栓に水を貯める作業から始めるのだそうだ。

理由は聞かなかったが、家庭への給水より防火が大事と言うことなのか、あるいは通水直後は濁り水が出ることが多いので、消火栓を満たした後に家庭に通水する手順を踏むのかもしれない。いずれにしても嬉しいニュースである。

水が来たらやりたいことがたくさんある。掃除、洗濯はもちろんだが、それより何よりゆっくり風呂に入りたい。あっ、その前に深夜電力で湯を沸かす温水器がうまく作動するかどうか調べてもらわなくてはならない。余震はまだ続くだろうが、わが家は間もなく普段の生活に戻る。散乱した本などの片付けはぼちぼちやればいい。被害が少なくて本当に幸せだったと神仏に感謝している。