南京出張二日目。今回の宿は、漢庭連鎖酒店。会員カード提示で一泊229元です。瀋陽ではMOTEL 168と決めていますし、最近ますます増えてきたこの手のチェーン店は、部屋こそ質素ですが、安くても清潔なので、ホテルに寝に帰るだけの出張者にとってはありがたい存在です。
いつも通り早目に目がさめたので、ベッドの中で中国の現代ドラマを見て過ごして(耳を慣らすため)、8時に接着剤を買いに行くついでに(仕事上必要になったので)、朝食をとおもてに出ます。今回の出張の目的地は、新街口と言って、南北/東西の2本の地下鉄が交わる、南京一の繁華街なので、ざっと見渡しても五金店(金物屋)なんて見当たりません。できるだけゴミゴミした古い通りを探しているうちに、みつけたのが、ここ緑色呉記粥舗です。
辺りのゴミゴミした中に、小奇麗な店を構えているのですが、それだけに?お客さんはまったく入っていません。周囲の饅頭売りに比べると粥一杯が15元から38元するというのが高すぎるせいもあるのでしょう。でもその値段だけあって、実に美味しい。濃厚な出汁の味と適度な塩味、さらに時々シャキッと歯ごたえを感じる生姜の粒が食欲をそそります。土鍋いっぱいの粥をきれいに平らげてしまいました。ごちそうさまでした。
帰りがけに店の名刺をもらったら、楊州に4店舗、鎮江に3店舗、南京はここ1店舗だけと、もともとは楊州からなのでしょうね。いつだったか、中国人に「日本人のほとんどが、楊州を知っている」と言ったら、なかなか信じてくれませんでした。「楊州ラーメン」って、こちらではあまり知られていないようです。余談でした・・・
香姑滑鶏粥 20元
■緑色呉記粥舗 南京新街口店 025-8473 2077
南京市白下区石鼓路33号 環亜広場1F
绿色吴记粥铺电话,地址(图)-南京-大众点评网