城壁の街で : At The Walled City Blog

カナダ・ケベックシティ在住、ラヴァル大学院生の生活雑記
Université Laval, Québec City

減量

2006-05-18 | 雑記
あ、先に言っておきますが、今日はオチません。



つい先日のことであるが、ついに起き抜けの体重が60キロを割った(自分の場合、起きた直後の体重が一番軽い)。自分が乗った体重計が50キロ台を指すのは実に6年振りである。意図して減量を続けた甲斐があったというものである。

とりあえず、最近の二ヶ月で一気に2キロ落ちているので、ここで一旦小休止を入れようと思っている。引越しが完了して、生活が落ち着いたら、もう二キロ。つまり58キロを目指そうと考えている。今の目標は、「夏の平均体重58キロ、冬の平均体重60キロで、博士課程の四年を過ごす」、である。でもまぁ、自分は高ストレス状態になると「やけ食い」をしてしまう性質なので、今後どうなるかは・・・・・ララララ~~~~

そもそも、やせようと思ったのは、Univ. of Missouri-Columbiaを卒業して意気揚揚と凱旋帰国した際に、東京の友人(男)の家に逗留する機会があったのだけれど、その折に自分の風呂上りの露な裸体を見た年下の友人が「あ、やばいですよ。特にそのわき腹の肉。めちゃくちゃ出っ張ってるじゃないですか」「つうか、デブに頭のいい奴はいないっすよ。なぜならば、自己管理が出来ないからデブになるわけで、云々、頭が良いというのはそもそも自己管理ができるから要領もよくて、努力もできるわけで、云々、そうなると、HKMさんは・・・・・云々」と、非常に有益な御高説を賜ってしまった出来事に端を発している。



デブに頭のいい奴はいないっすよ



かつて、こんなに効くパンチをもらったことはない。それまでは、体重が増えてきていることに気がついてはいたが、年齢も年齢だし、別に死ぬわけではないしなので、「いやぁ、腹が出てきちゃって、もうだめっす」なんて面白くもない自虐話にしていたのだけれど、それ以降は「やっぱりデブになるのはいやだ」と一念奮起して、減量を開始することにした。まぁ、大体一年前くらいの話である。

で、そこから、は山あり谷ありで、66キロが減量計画効果+意味のわからない真夏のトウモロコシ畑での重労働のせいで62キロになったかと思うと、今度は退学云々のゴタゴタの精神的ストレスに極限まで苛まれ過食気味になってしまい65キロに後戻りしたりしたが、昨年末からは本格的な意図を持った節制と、大嫌いな筋力トレーニングをした甲斐があって、体重はじわじわと降下、そしてついに50キロ台に突入したわけである。

めでたし、めでたし。ルルルルル~~~~~



さて、減量をするにはどうしたら良いか?ということだが、これはもう




食べない




これしかない。運動がどうのというよりも、単純に入ってくる量を減らすしかないと思う。あとは、一日の間での節食のサイクルも重要だけれど(夜に炭水化物を取らないとか)、食わないのが一番効く。



一つの例だが、同じ研究室にいる卒業直前の修士の女学生が、「おまえはモデルか?」と見紛うような均整の取れたバディの持ち主なのだけれど、こいつが昼食時に何を食っているのか観察してみると、これがもう、ぜんぜん食ってない。他の平均的な北米女性の体躯の持ち主たちが「タッパに満載のパスタ様のよくわからない物」やら、「クリームチーズをたっぷりつけたベーグルサンド」なんかをガツガツほおばっているなか、当該女性は「ほんの小さなツナサンドを二切れ」「ファットフリーだと思われるヨーグルトを小鉢に半分ほど」「中サイズのりんご1個」「オレンジ1個」とかなのである。ついでに、コイツは飲み会でもホトンド食わない(結構飲むがな)。細身を維持するには、やっぱり食わないことが一番らしい。