城壁の街で : At The Walled City Blog

カナダ・ケベックシティ在住、ラヴァル大学院生の生活雑記
Université Laval, Québec City

US Open 06

2006-08-28 | 雑記
テニスのUSオープンが明日開幕です。今回は生きた伝説・アガシの引退の大会なので、アメリカでは盛り上がりそうなのですが、僕個人としては大会の展望を書く気がしません。

だって、Ancicがでてないんだもの・・・・・・

そういえば、ウインブルドンとUSオープンの間には、トロントとシンシナティで大きな大会が二つあったのだけれど、それにも出ていませんでした。

多分、怪我してんだろうな。腰か肩。(3年前とはサーブのフォームが違うのもその辺が影響しているのかなぁ)

まぁ、今年は既に十分稼いでるし(現時点で$918,680。約一億円)、今後一試合も出なくても年間最終ランキングは30位以内に収まるだろうから(このレンジに居れば、ほぼ確実にグランドスラムでシード権を取れる)別に無理する必要がないんでしょうなぁ。



星々の惑い II

2006-08-24 | 雑記
前記事の続き


「太陽系惑星は8個になります」で会議は決着した模様。

僕は、これでよかったのではないかと思う。

専門じゃないので詳細は分からないのだけれど、「冥王星は他の惑星とは成り立ちが根本的に違う」「冥王星を含めると他にも候補が増えてしまい、混乱が加速する」というのが大きな理由みたいだな。

確かに「冥王星を惑星と認定することによって、他にもグレーゾーンにあった天体に関しても議論しなくてはならなくなる・・・・というか、今後べらぼうに数が増えてしまう」という事態を回避することを考えれば、これは賢明な判断なのだと思う。

科学は徐々に進歩してゆく物で、その過程で「今までの考え方では問題が生じる」ということで教科書の内容が変ってしまうていうのはよくあることだ。自分のいる陸水学の分野でも、学説が覆されるということはある。だから、事実が確定したのであれば、思い切って定義を変えてしまうのは正しいことだと思う。それにしても、こういった注目度の高い中でこの決定が出来た、というのは天文学の世界が思ったよりも健全ということなのかなぁ・・・・・

とりあえず、今後は

冥王星は惑星ではなくなりました。太陽系の惑星は水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8個です。

という完成された事実だけを伝えるのではなくて、

そもそも、何故そんな議論がはじまったのか?
そして、何故に冥王星は惑星から外れることになったのか?

ということを、科学の進歩を絡めながら教えるような教育を子供たちにして欲しいなぁと思う。というか、そうしないといけないと思う。


でも、10年後くらいの日本の教科書では

私たちの地球がある太陽系には8個の惑星があります。内側から水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星です。冥王星は2006年までは太陽系惑星とされていましたが、現在では矮惑星というグループに分類されています。

みたいな無味乾燥な記述になるんだろうなぁ・・・・・それでは、駄目なんだよなぁ




さて、話の方向性は少し変るけれど、

この問題は、日本でも結構話題になっていたみたいで、そこら中のブログやら某掲示板で取り上げられていた様子。

「馴染みのある物を今更外さなくても・・・ったく、科学者は融通がきかねぇ」みたいな話から、「いきなりなんなんだよ! 謝れ、セーラープルート(セーラームーンのキャラらしい)に謝れ!」みたいなオタク的なお怒りの感想もあったり、太陽系惑星にキャラ設定をして、「いじける冥王星を海王星が慰めている場面」の寸劇みたいなのを作っているのも有ったりしたけれど、全体的に「惑星から格下げ」という話がマイナスイメージを抱かせるらしく、それに対する同情的な意見(星に対する?)が多かったのが不思議だった。別に格下げもクソもなくて、どう分類するのが適切かという話なんですがねぇ。冥王星が無くなってしまう訳でも無いし。



そんな中、最も秀逸なコメントは


発見年:1930年
公転周期:248年 197日 5.5時間

発見されてからまだ軌道を 1/3 も回っていないんだな
一周くらいさせてやれよ


そういう問題でもないんですが・・・・・・


星々の惑い

2006-08-24 | 雑記
ふと思ったので


太陽系の惑星が8個に

太陽系の惑星の数を決める会議が開かれていて、ここで決められた「惑星の定義」次第では、太陽系の惑星の数が8個になったり、12個になったりするという話だ。これ関連のニュースがここ数日よく流れていたので、ちょっと注目していた。

一番初めの記事では「太陽系の惑星の数は12個になります。火星と木星の間の天体を一つ、海王星より外の天体を2つ新しく惑星と定義します」という方向で決着しようとしていると書いてあったんだけれど、最新のニュースでは「やっぱり、反対意見が多いので冥王星を惑星から除外します。太陽系の惑星の数は8個になります」てな話なっているようだ。

天体オタクでも無ければ、地球惑星科学の畑にいる人間でもないので細かいことは全然わから無いのだけれど、どうやら「冥王星は惑星か否か」ということが非常に重要な問題であるようだ。


で、この一連の流れを見ていて、ちょっと思ったんだけれど、


この会議の進め方が逆だったら結果はどうなっていたんだろう?


今回は、まず「冥王星を惑星に含めます。で、その結果、どうしても他に三つ惑星に含めないといけなくなります」とアナウンスがなされた結果、反対意見が多くて「やっぱり冥王星を惑星と呼ぶのはやめます」となった様子。でも、はじめのアナウンスが「冥王星を惑星からはずす方向で決着させます」というものだったら、もしかすると「色々な意見を参考にした結果、冥王星を惑星に含めることにしました。その結果、惑星の数が増えます」ということになったのかも、と要らぬ考えをめぐらせてしまった。

「冥王星は惑星だ」「その結果、他に惑星が増えるのはやむなし」と強く主張しているのは、「冥王星の発見者の国」であるアメリカ。(ディズニーのキャラクターのプルートはアメリカ人による冥王星の発見にちなんでつけられた名前らしい。)いつもの如く自分の手柄を最大限に主張したいアメリカだけれど、「科学的に考えて」今回は大変に分が悪い様子。で、ここぞとばかりにアメリカに対して嫌がらせをしたいと考えている人が意図的にこの流れを演出したとすれば・・・・・





考えすぎだな。スマン。

とりあえず、総会の日程も終盤なので、そろそろ結論が出るようです。さて、どうなるか。僕としては政治的に妥協するのではなく、科学的に理屈で割り切れる結論を出して欲しいと思います。

トニー滝谷

2006-08-21 | 雑記
今日は映画のレヴューです。





実家から送られてきたDVDに「トニー滝谷」という映画が入っていたので見た。

映画のあらすじを説明するのは面倒なので、興味のある人は以下のサイトを参考にしてください(ブログのレビューであらすじの説明を延々とする人がいるけれど、あらすじなんてそこら中でいくらでも読めるものだから、わざわざブログで書くのは全く無意味だと思う)。


公式サイト
goo映画



で、感想だけれど


難しいな




村上春樹作品を映画にするのは本当に難しいと思う。



特殊なセットを使った挑戦的な撮影方法と、それが生んだ独特の映像は評価できると思う。そして、西島秀俊の「語り」と、登場人物の「語り」を交錯させながら物語を進行させるという、一歩間違えば「最悪にクサクなる」方法をとりながらも、上手くまとめた手腕はスゲエとも思う。この映画を撮ったというよりは「小説の朗読に映像をつけた」感じはそこまで悪くなかったと思う。配役も悪くなかった。


でも、それ自体が既に「完成された世界」である村上春樹文学を、映画という音と映像で構成されている媒体に移し変えるのは、想像以上に難しいことなんだということを、この映画を見ながら改めて思い知らされた気がする。 難しいとか云々以前に「ムリがある」のだと思う。


まぁ、殆ど宗教と言える程のコアなファンを持っている村上春樹作品を映画化しようとしたその勇気は賞賛されるべきなのかな。

気だるい日曜の午後に、何気なく観る分にはいい映画だと思います。
あ、村上春樹の大ファンの方はよした方がいいと思う。

Gilbert Magic!

2006-08-18 | 雑記


おいおい、フェデラーが負けたぞ。

英語版の記事によると、勝ってしまった19歳のMurrayも「ちょっと、びっくりだよ」と言っている様子。

先週トロントでやっていたRogersCup決勝(ケベックでもテレビ放映があった!)でもフェデラーの試合運びはかなり微妙だったけれど、まさかここで負けるとは。本当に、ちょっとびっくりだわ(a little bit shocked)。


さて、フェデラーを知らないこのブログ読者のために、ちょっとだけ説明しておくと、

スイス人のロジャー・フェデラーは、サンプラス引退後2年ほど続いた戦国時代を制して男子プロテニス界のNo1に君臨している選手。フェデラーが「無敵の選手」と認識されるようになって3年ほどになるかと思う。

「テニスを全く知らない素人が試合をちょっと見ただけでも、はっきりと強いと分かる」ぐらい強い選手で、今年の戦績は62勝5敗。全ての大会がトーナメントで行われるテニスで(年度末のマスターすカップを除く)、62勝もするというのはかなり異常なことで、出た殆どの大会で優勝していることになる(ちなみに2-10位の選手は今のところ30-40勝くらい。ぼくのマリオ・アンチッチ(9位)の戦績が40勝13敗)。

もう、ありえないくらい完璧なテニスをする選手で、歴代のチャンピオンの中でも一番強いんじゃぁないかと言われているくらいだ。

だいたい、昨日までにフェデラーが喫した4敗はすべてあのナダル(2位)からで、ナダル以外はフェデラーを止められないと言われていた。

これは、別に「ナダルのほうが強い」というわけではなくて、ちょっとした相性の問題だ。左利きのナダルは、フェデラーの唯一の弱点である「バックハンド」を「トップスピンのかかった必殺のフォア」で角度をつけて攻めることが出来るからで、云々、というか「フェデラーのバックハンドが弱点」といっても、「バックハンドを攻撃の起点に出来ない」というか「バックハンドがウイニングショットにならない」というか、とりあえず普通の選手が普通に攻めるだけでは弱点にはならないようなところを、あのクソ忌々しいナダルは、、、、、あぁ、今は専門的なことはどうでもいい・・・・

それが、昨日はイギリス人のAndy Murray(マレーと、マリーと、ムレーと、ムリーを足して4で割ったような発音を想像してください)に負けたわけでテニス界においては結構なニュースなんだけれども、カナダと日本では殆どニュースにならなかったようだな。


さて、実はここからが今日の本題なんだけれど(前置きが長い)、このMurrayはTim Henmanが全盛期を過ぎてしまった今、ウインブルドンを取る可能性がある唯一のイギリス人として本国では持ち上げられつつある選手だ(まぁ、厳密にはScotland人なのだけれど)。

これが、あのギルバートをコーチにつけてから急に強くなった。というか、ものすごく切れのあるテニスをするようになった。先週のトロントの大会でもフランス人のガスケットとやった準決勝でも(負けたが)、かなり鋭いテニスをしていたので驚いた。

ギルバートはアガシのキャリア後半の8年間を支え、さらにはネブラスカ出身の目立ちたがりのクソ田舎モン ロディックをNo1にまで導いた名コーチだ。 ロディックがGilbertを解任してから急に「普通の強い選手」になってしまったことから、「やっぱ、ロディックというよりは、ギルバートがスゲエんじゃないか?」と言われていたところへ、このMurrayの快進撃(現在ランキング21位)。 その手腕がいかに有効かということになりつつある。(ちなみに、今年のウインブルドンではMurrayがロディックを粉砕しました)。

恐るべきギルバート・マジック。

そして、その魔術を後ろ盾に、世界のトップに挑むスコットランドの19歳。

来年のウインブルドンはものすごく面白いかもしれんなぁ(気が早すぎるか?)


古物を磨く

2006-08-16 | 好きだ!
自分の月収はたったの1000カナダドル(約10万円)。曲がりなりにも先進国であるカナダでは、「ただ生活する」だけで精一杯の金額だ。 普段は同年代の友人たちからしたらアホらしいと思えるかもしれないほど、色々と切り詰めて生活している。

とはいえ、心まで貧しくなってしまったら生きている意味は無いので、それなりに努力して金が余りかからない「楽しいこと」を見つけながら生きているわけなんだけれど、そのうちの一つにガラクタ収集がある、と言うお話





京都で大学生をしている頃からその傾向はあったのだけれど、「ガラクタの宝庫」であるアメリカの中西部で生活する間に、「ガラクタ購入」が完全に趣味と化してしまった。目利きができるほど目が肥えていない(知識が無い)し、高いものを買う財力が全くないし、さらにいうとそればっかりをやっているわけではないから、「アンティーク趣味」なんて大それたものではない、ガラクタ集めだ。

このガラクタ収集の基本方針は、簡単に言うと

大体、数セントから、いっても数十ドルの品物を
「自分の必要性/趣味」に応じて選ぶ。


だ。

骨董品的な価値とかはどうでも良くて、生活実用品(椅子とか・・・)かちょっと楽しそうな古道具をそのときの気分で選んで買う感じ。とにかく、あんまりお金はかけない。というか、繰り返すが「金が無い」。

この値段帯びだと、買うことができるものは本当にただのガラクタなので、購入時点では壊れているか、信じられないほど汚れている場合が殆ど。なので、買って帰ってから可能な限り修理したり、掃除したり、なにかのリメイク素材にしたりする。

ガラクタの山の中から「これは!」というものを掘り出すのも楽しいけれど、
家に帰ってから修理したり、磨いたりする過程が特に楽しい。




今までで、一番気に入っているのはMissouriのガラクタ屋で10ドルで買ったOlivettiのStudio44というタイプライターだ。


この写真はネットで拾ってきた同型のタイプライターの写真です


これは箱付きの完動品で、さびなんかも殆ど無かったのだけれど、とにかく汚かった。箱の内側には変な虫が繁殖した形跡があったり、タイプライター本体も結構汚れて内部もホコリだらけだった。ただ、メカ的には1,2本ばねが伸びている除いて、全く問題がなさそうだったので、買ってから丁寧に掃除して磨いた。

PC全盛の今、タイプライターの使い道はあまり無いし、出しておくとホコリだらけになって掃除が面倒なので、普段は箱の中に収まっている。主な用途と言えば、たまにCDのラベルを打ったりするくらいなもの。 まぁ、あとはたまに箱を開けて、ただ「うっとり」と眺めたりするくらいか・・・・

うん、この大して役にも立たないタイプライターに対して愛が芽生えていると言ってもいいと思う。

なので、捨てるのはあまりに惜しいから、引越しの度に「面倒だな」と思いつつも持ちつづけている。

あと、アメリカ製の70~80年代くらいのクロック付ラジオなんかも、壊れかけのを数百円で買って、綿棒まで使って磨いて、壊れているところを修理して(簡単だった)今も使っているし、レコードプレイヤーなんかも無意味に保有していたりする。

まぁ、基本的に「だめもと」で格安で仕入れてきたものを、掃除したり修理したりして使っているので、はずれも結構あるけれど、「自分で直したり磨いたりした」ということで、使えるものは愛着がわいてしまって捨てることが出来ない・・・・・・・・



そうやって、貧乏人のクセに物が増えて・・・・
んで、引越しが大変になって・・・・・

あぁ・・・・・・・・・


サポート部隊

2006-08-16 | 雑記
ネットのトラブルの続きだけれど、


とりあえず、サポートの人が来たのが9時だか、9時半だった。これは、丁度いい時間なのでびっくりした。こっちで、「午前中の8時から12時の間に行きます。」と言われた場合、実際に人が来るのは、ものすごく早いか、ものすごく遅れてくるなんて事が多いのだけれど、今回の自分は運が良かったと思う。

で、来たのは30台半ばと言う感じの、人相の良い男性だった。 ただ、ここはFrench Canadaの総本山Quebec City........... 英語はあまり達者ではない人だった。まぁ、英語を全く喋らないわけではなかったので、ぎりぎりのコミュニケートは取れたので良かった。

で、色々と症状をきいて、回線のテストをしたり、本部と連絡を取ったりしてくれて、一応の解決となった。 今は無事に接続できている。

言っていたのは、「向こうの設定ミスで回線の速度が早すぎて(?)データの衝突が起こっていた。」というのが主原因だったらしい。

とりあえず、それだけでは信用し切れなかったので(僕は北米ではあらゆる業者を信用しないことにしている)、自分が思いつく限りの可能性を指摘したら、怪しかったモデムの交換をして、更にアパート全体の回線の状況も調べてくれた。

いい人だったと思う。




落ちも何も無いつまらない話でごめんなさい。



Blankey Jet City on Tube

2006-08-15 | 好きだ!
きょうは二本一気に行きます。

ここ一年くらい、主にAcidmanという日本のロックバンドを聞いている。まぁ、アホほどCDやらMP3音源やらを所有しているので、他にも色々と聞いているのだけれど、大体4割方はAcidmanをかけていると思う。DVDも一枚持っているので、家にいるときに「彩 -SAI-(前編)、廻る、巡る、その核へ」という、文化庁のメディア芸術大賞で入賞していたShort Film(監督:西郡勲)をボーっと観ながら過ごすこともある。

本当に良く飽きずに聴いていると思うけれど、聴き始めてもう二年近くになるので、本格的に気に入っているのだと思う。



でも「一番すきなバンドは?」という質問に対する答えは「Blankey Jet Cityです」ということになるかと思う。もう5年以上前に解散したバンドなので、新曲が出るわけでもないし、僕自身は10年近く聴いていて、本気で好きなバンドなのでブログで誉めるとクサくなってしまいそうで、どうもアレだ。というわけで、今回はちょっと及び腰だ。(何だこの歯切れの悪さは)

まぁ、とりあえずは、未だに良く聴くバンドだということだ。


このBlankey Jet Cityは、大体においてゴリゴリと骨太なロックバンドなので好き嫌いが強く出てしまう傾向があるから、あまり他人に薦めるような代物ではない。昔のルームメイトには「このCDは革パンと汗の匂いがする」と言われてしまった。

まぁ、そんなことはともかく、今回このバンドを取り上げたのは他でもない

YouTubeですごいファイルを見つけたからだ

前のジャリズムの記事でも話が出たアメリカの画像投稿サイトYouTubeでBlankey Jet Cityを検索したら、いくつかの有名な曲のPVに混じって、彼らのデビューのきっかけとなった「いかすバンド天国」出演時の映像が出てきた!

初登場時
http://youtube.com/watch?v=so10dkgrOnM


ジャリズムのときにも同じ事を言ったのだけれど、十年以上前のテレビの映像を観ることなんで絶対に出来ないと思っていたのが、こんな形で発見できるとはねぇ・・・

あと、音楽でいうならFishmansとかBoredomsとかRovoとかの「おいおい、こんなものまでかいな・・・・」と絶句してしまうようなものもある。

ただ、画質がそんなに良くないので、「一度は見てみたかったものを、ちょっと覗き見」する程度の用しか足さないけれど、今回のBlankey Jet Cityのデビューの番組とか、古いお笑いのネタなんかを見るにはとても使えるサイトだ。







思いっきり違法だけれどな










僕の予想ってよく外れるので今まで黙っていたのだけれど、そこかしこのブログやら、ニュースサイトでボチボチと話が上がっているので、ここらで僕も書いてみるけど、


YouTubeは長持ちしない


んじゃぁないかと・・・・・・・

ここまでトラフィックが大きくなると(一日に一億PVあるらしい)通信費がバカにならない(年間一億かかる計算になりつつあるらしい)にもかかわらず、違法なファイルのアップロードがとんでもなく多いので、スポンサーもつけにくいし、お金が余っている大手から資金援助を受けたり、買い取られたりということが難しいはず(この辺のことはオタク向けニュースサイトなんかをよめば書いてあります)。

ある日突然閉鎖なんて事が無いとはいえない状態だと・・・・

万が一なくならないとしても、アクセスが制限されたり、速度が遅くなったりというようなことが起こる可能性が高いと思う。

というわけで、欲しいファイルは今のうちにさっさとダウンロードしてしまう方が賢いかもしれません。

といっても、画質が悪いものだから、そこまで必死になることも無いのかもしれませんがね・・・・・


ファイルの保存方法やら、削除済みファイルのサルベージ方法は、色んなところで紹介されているので自分で調べましょう。

帰還

2006-08-15 | 雑記
2泊3日鯨観光の旅から無事に帰還しました。
鯨クルーズの詳しい報告は、同行したオタワ仲間から写真を手に入れてからします。
(僕はデジカメを持っていない・・・・・・)

とりあえず、今回の旅行で一つ学んだのは

「子供パワーは強力」

ということです。


オタワ仲間といっても、2歳と4歳の子供がいる4人家族と一緒に行ってきたのですが(つまり、邪魔を承知で家族連れに図々しく同行したわけだ)、その際に子供がいることによって得る利益が非常に大きかったことに驚きました。

北米にはかれこれ五年近く住んでいますが、基本的に僕が行動する時は、1人か二十歳以上の未婚の大人とのみ行動していました(学生だから当然だ)。その場合に、イエローということで差別されることはあっても、周りの人から特別扱いされて優しくされるなんて経験は一度もしたことが無かったのですが、

子連れだとスゲエな、ヲイ



抱いて歩いているだけですれ違う人が微笑んでくれるし、レストランやらに入った時も店員が信じられないくらい優しい。子供に優しいのは理解できるんだが(やっぱり可愛いと思う)、それを連れている親にまで優しくなるとは知らなかった・・・・

つか、大人になってからこのかた、

周りの他人にこんなに優しくされたことなんて無いぜよ。


ご両親に聞くと、オタワで普通に生活している時も、店の人に色々もらったり、街で見知らぬ人に声をかけられて談笑になるようなこともしばしばらしい。

いやぁ、自分の知らなかった世界を垣間見ました。





あと、一つはっきりと思ったのは
「自分には子育てはムリ」
だろうということ

あれは、想像の範囲を遥かに越えた重労働だ

ひきつづき

2006-08-08 | 雑記
ネットは不安定なままです。 サポートセンターに連絡しても、「こちらから調べる限り、問題があるようにみえない。とりあえず明日サポートの人員を送る。午前中8時から12時は家にいてくれ」といわれてしまいました。

電話応対は完全な英語(弱い中央アジア訛り)だったのですが、明日はどんな奴が来るのか心配です。

正直、明日の訪問で無事に解決してもらえると思えないので(在北米5年の経験から)、キャンセルしたり色々面倒だなぁと困り果てています。






明日の午後から2泊三日で鯨観光に行ってきます。





そうそう、僕がどうこう言える立場に無いのは分かっているのですが、亀田問題に関して一言書かせて下さい。ちょっと気になっているんです。


尋常ではない努力をしているのも認めるし(そこらの引き篭もりオタク共がネットで騒ぎ立てるのはお門違い)、マーケティングを考えたパフォーマンスの必要性も認めますが、大きな力を持ち(与えられたにせよ、自らつかみ取ったにせよ)、大きな可能性/チャンスをモノにした人間は、手にした結果/成果の大きさに相応の社会的責任を背負わないといけないと思います。

これが俺らのスタイルや!嫌う人は嫌ろてくれたらええ!

なんて子供じみた戯言で全てを片付けることが許される段階は、とうの昔に過ぎてしまったのではないかと・・・・・・

いや、別にどうでもいいんですが、やくみつると亀田父のやり取りをYouTubeで見ていて、とても気になったので。