Lilac-Garden

写真で綴る日々の記録 & クラギ練習帳

さわやかに、藤井神社から。

2007年04月29日 | 香川県



2007ゴールデンウィーク突入ですね!皆さんいかがお過ごしでしょうか?!

初日の昨日、香川県は良いお天気に恵まれました。青い空に白い雲がぽかり、ぽかり。。「こんな日は、いいぞ~…」とつい高鳴る期待!またも気持ちがドッキューンと吹っ飛ぶ私です。(笑)

GWと言えば藤でしょうか。藤を求めてうろうろしてきましたが、この「藤井神社」の藤は大変きれいでしたよ。白、紫、ピンクのグラデーションにうっとりです。枝ぶりはまだ若そうですが、風にさらーっと揺れて、きらきらと輝く様子は、まさにGW、嬉しい予感かな?

どうぞ皆様、よい休日をお過ごしくださいね。




はなみずき

2007年04月27日 | 香川県
やっとこさハナミズキに会いに行きました。だけどもう終わりよね、花が傷んでいました。それでも遠くから見つけて「あ!まだ咲いてる~♪」新緑をバックにスッと伸びた枝がいい具合です。きれいなとこを探してカシャっとね~。やっぱりアップしときたいハナミズキです!



GW前の静けさか、昨日の公渕公園は人もまばらでした。「あら?まだ八重桜もあったわ~♪」と思えば、つつじに牡丹や藤まで咲いてましてね。そう言えば家の庭でも、紫木蓮やボケがまだ満開、咲き始めのバラと競い合って咲いてますよ。…今年は「なんでもありの春」ですかねー。どの花も花期が長く感じられて嬉しいです。


「虫食い椿」さん

2007年04月26日 | 庭の花*花だより

前にもご紹介していた 私の不手際and怠慢で、虫に葉を食われ、それでも元気に蕾を付けた「虫食い椿」さんです。花はワビスケくらいのこぶりにはなりましたが、虫にも寒さにも耐えて、人生いろいろあったのね。きりりとしまった感じが、誰にも負けない美しさだと……「おまえのせいやろ!」と怒られそうですね。(笑)




先日、同じように葉をなくした椿が付近の話題になっているという新聞記事を見つけ、「うちにもあるんで~!」なんて思いましたっけ。同じような条件だったのか、こんな姿になったのは、恐らくこの椿も生まれて初めての事と思いますよ。少々の事ではへこたれないのがスゴイです!うちの椿も有名にして~♪

ちょっとブログをお休みしてしまいました。すっかり春が進行中なのに、椿の記事ですみません。4月9日、2Fの窓から裏庭を見下ろして撮りました。頭は2Fの屋根の上まで伸びたのっぽさん。今日もまだ、上の方に無数の花をつけて元気に咲いています。


駄菓子屋世代のストーリー…4

2007年04月19日 | 駄菓子屋世代のストーリー

私が生まれ育ったのは東京杉並。山の手と言われる所。お金持ちのお嬢さんなら、そりゃあかっこいいけど、ごく普通の公団住宅。私が19の時、両親は埼玉に家を建てて引っ越したが、ここに29年間、私はずっといた。ちょっと変?まあ事実だから仕方ない。

両親と過ごしたその時代、6畳の角にはテレビがあり、テレビの前にはお決まりの一家の団欒“こたつ”。テレビの向かいに私と弟が座り、父が右、母は左。テレビの代わりにビデオカメラでも備え付ければ「寺内貫太郎一家」の出来上がりだね。

モノクロテレビの普及は1959年頃というから私の記憶にはないが、お向いのお宅でテレビを見ている写真が数枚ある。それからたった5~6年の1964年、東京オリンピックの年にはカラーテレビが普及したそうだから、時代も情報も急速に進歩を始める頃、私は生まれた事になる。



さあ、そんなテレビを囲んで楽しい「夕餉のお話」といきたいが…駄菓子屋世代、別にそんなに楽しい話ばかりが詰まっているわけじゃない。行儀作法の躾なのか、はたまた親父のストレス解消なのか、やれ「正座をしろ」「肱をついて食べるな」「箸の持ち方が違う」「こぼすな!食べ物を祖末にするな!テレビに夢中になるなー・・・!」最後には「テレビ消すぞ!」右隣からまったく父がうるさい。時には平手打ちだって飛んでくる。まるで細身の「寺貫」だよ。

この父、釣りと料理が好きな左利き。酒を片手にご機嫌でよく台所に立った。魚を捌く左包丁は、どうも私には妙ちきりんに見えて仕方ない。ちょっとやってみろったって頭が混乱するばかりだ。ザルや小鍋をやたらと使い、小分けに丁寧に作られた料理はおいしいが・・・酒も回ればそろそろご機嫌も傾いてくるらしい。「洗い物が大変なのよねえ」とこっそり逃げる母。そろそろお説教が始まるぞ、さっさと逃げなければな…と私は思うのだった。

想い出は、長い人生の中のほんの一瞬の記憶かもしれないなと思う。小さな平和の中にちょっとだけまぎれてる。
そんな料理好きの酒乱ワンマン親父の味は「天ぷら」。サクっと揚がった天ぷらは最高だ。小麦粉の衣種を、油の中にパッパッパッと威勢よく飛び散らせてサクサク衣を作るのだが、私はその技をとうとう盗めなかったし、父も逝ってしまったのでもう食べる事はできない。私は「台所が汚れるわ」「油が不経済よ」などと憎まれ口を叩いたが、もう一度食べたら涙が出るかもしれない。


「ソラマメの天ぷら」私のヘタッピな天ぷらで申し訳ないが
旬の味はビールのおつまみに最高ですよ。


エメラルドグリーンをバックに

2007年04月17日 | 香川県

きれいな池を見つけました。何でこんな所に?と思うほどにエメラルドグリーン。常夏のハワイの色??いや、それほどでもないかしら?ウキウキと私は池の周りを眺めて歩きました。でも…いくら歩いても、うっそうとした木々が池を隠して、視界が開けない。もう帰ろうかなあ…そう思った頃「あ、桜!」私の喜びようといったら???ふふふ。

今年の桜はゆっくりでした。咲き始めは早くて、すぐ終わってしまうのかと心配もしましたが、ここへ来て足並みを揃えてくれたようです。窓から見えるご近所のお宅の大きな桜も青い空に赤みを帯びて、そろそろ終わりです。素敵でしたね、桜。また来年。

「さくら最終便」 今年最後の桜をアップしました。
いつも、見ていただいてありがとうございます。



Lilac-Gardenへようこそ!

2007年04月15日 | 庭の花*花だより

今、我が家の庭で、ライラックの花が咲いています。別名リラの花。春、桜も咲き、何もかもが嬉しくて、やる気でいっぱいになるこの季節に咲きます。大きな花房が風にふわふわ揺れる姿は、それは気持ちがいいのですよ。今日はそんなLilac-Gardenへご案内いたしましょう。



芝庭の中央、玄関前ではチューリップ、アネモネ、ビオラ、カサカサの花かんざしに忘れな草、花壇も賑やかになりました。東の紫木蓮は大きな花びらを落とし始め、レンギョウはもうそろそろ終わりかな?一重の山吹と交代です。ミモザはパステルグリーンの葉を伸ばし始めましたし、利休梅の白い花の横では柏葉紫陽花の初々しい葉が開きます。そして…大切なバラたちは、今、小さな蕾を無数につけて、大きな期待を膨らませてくれているのです。



でも、今年はちょっと不思議な事が起こっています。2月に咲くはずのネコヤナギと、とっくに咲き終わっているはずのピンクのこぶしが、咲く時期を失ってしまったのか、葉を出しながらも花が咲けないでいます。この暖かさで調子が狂ってしまったのでしょうか。もう1月近く、花を咲かせようか、迷っている姿を見てきました。もういいよ、また来年でいいよって思うのですが、それはちょっと痛ましい姿です。


風そよぐ一番素敵な季節だから…
Lilac-Gardenへようこそね!



満濃公園から

2007年04月14日 | 香川県
満濃公園に行った日、入場して一番に出会ったのがこの光景です。スカイブルーにどこまでも波打つネモフィラの海と、そして黙々と作業をされている方々でした。春にはチューリップや水仙、やがては紫陽花も咲き、秋のコスモスと四季折々に楽しませてくれる美しい公園も、地道な手作業で生まれているのですよね。暑い日も、寒い日も、広大な面積の花壇を少しずつ、毎日、毎日。つらい姿勢で腰も痛い事でしょうね。どうもありがとう。溜息が出るほどに美しいです。皆さんのお庭、たっぷり楽しんできますからね。行ってきます!





同じような風景も多いですが…Photo&Photo



駄菓子屋世代のストーリー…3

2007年04月12日 | 駄菓子屋世代のストーリー




 勝って嬉しい はないちもんめ
 負けて悔しい はないちもんめ
 あの子が欲しい あの子じゃ分からん
 この子が欲しい この子じゃ分からん
 相談しよう そうしよう・・・



大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんたちが学校から帰る頃になると、広場は急に騒々しくなった。「○○するものこの指と~まれ♪」とか何とか叫ぶと、どこで見ていたのか子どもが集まってくる。「はないちもんめ」の遊びは知っているだろうか。一際甲高い声で、夕空に大きく響いたこの歌が、突然に私の心の奥底から飛び出してきた。もうすっかり忘れていた事なのに。

5~6人ずつのチームに分かれて手をつなぎ、対抗して人数を増やしていくゲーム。大声で♪勝っ~て嬉しい♪と片方がやれば、負けじとさらに大声で♪負け~て悔しい♪とやり返す。前へ攻めたり、後ろに逃げたり。つなぎ合った手が波のように、元気いっぱいに動いていた。

ちょっと鼻水たらした悪ガキの兄ちゃんなんかが、真ん中あたりでぐいぐい皆を引っ張るものだから、一列に並んだ弧は弓なりに大きくしなって突進してくる。端の小さな子は引っ張られて、あわてて駆け足になって・・・。真ん中の悪ガキにいちゃんときたら、腹立ちまぎれに靴を蹴り上げたりなんかするから、皆あははと大笑いするんだ。

不思議とこんな風景や子どもの頃に聞いたはずの高い声がふっと浮かんできた。他にも「おしくらまんじゅう」や「かごめかごめ」、「缶けり」、「馬乗り」など、一つ思い出すと次々に思い出されてくる。学年の違う大きな子も小さな子も、寄ると触ると皆で手をつなぎ、ぎゅーぎゅーと肌触れ合って遊んだような時代だった。

たぶん、私は端っこであわてた小さな女の子。そう、「はないちもんめ」、憧れの真ん中の場所を私は陣取る事ができたのか、ちょっと気になる。ちょっと気にはなるが、遊具遊びとすり替わってしまったか、それはどうしても思い出せないのだ。


Lilac-garden 「駄菓子屋世代のストーリー」より3回目(写真は青ノ山・山頂)



桜の季節

2007年04月10日 | 香川県

お天気の良い日でした。180度の視界はぐるりの「讃岐の春」。優しいアウトラインの山々はパステル色に染まり、青い空はどこまでも青く、そして大きくて。私は、登り坂のゆるいカーブを少し、加速します。OH!気分は「青空ダイビング!」・・・いえ、妙な錯覚を起こしてはいけませんですね。きれいな山桜と出会いましたよ。茜色の葉っぱがこんなにも美しかったでしょうか。ソメイヨシノの満開より少し前、桜の期待に胸踊った春の一日でした。





撮れたて桜ショット

2007年04月07日 | 香川県

撮れたての本日ショット。実はおとといくらいから五十肩??肩も首もがっちり固まって首が回らない。これは困ったもんだと今日は温泉へ。そこは転んでもただじゃ起きない私。桜目当てに三豊にある「たからだの里」をチョイスし、手にはしっかりカメラ。「あ~痛いよ~」と唸っていたのが、この桜を目にした途端…。あれれ?右向く、左向く、ちょろちょろする・・。首の事などすっかり忘れて、あんれまあ!お騒がせいたしました。。。お天気はまずまずだったんですけどね、日本の桜は最高の良薬です。皆さん!効きますよ~!?







4/8 高松市香川町 竜満池ほとり竜桜公園 追加アップしました。



たっぷりピンクをね・・・

2007年04月06日 | 香川県

高瀬町にある桃畑「桃源郷」です。快晴です!今年こそ“ピンクの山”を撮るぞ~と意気込んで出かけました。例年ならソメイヨシノが終わる頃に咲き出す桃なので、ちょっと様子を見に・・・「ああ、まだだったわ・・・」とほっとしたのも束の間、近付いて、よくよく見れば「ええっ?!終わってるじゃないのー?!」花は3分の1も残ってたでしょうか。本当ならこの写真、全部ピンクで塗りつぶされるはずなんですよ~!残念だけど、恒例の桃写真ですので、どうか!たっぷりピンクを想像してご覧くださいませ!





ああ、これでも精一杯のピンクでございます。菜の花だけでも、いっぱいに、きれいに咲いててくれたのが嬉しかったです。来年こそ・・・絶対!!!と、何年言い続けるのだろうかなあ。。

去年の桃はこちら。ああ、やっぱり残念!と言ってましたねー。(汗)


「駄菓子屋世代のストーリー」…番外

2007年04月05日 | 駄菓子屋世代のストーリー





少し前、「一夜限りのライブ」と題し、坂崎幸之助さん、南こうせつさん、谷村新司さん出演の番組がありました。ここでも懐かしいお話で盛り上がっていましたが、ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。

年間300ステージをたった3万円の月給でこなしていたという谷村さん。例の関西イントネーションで淡々と話します。食えない時代はひどく貧乏で、それでも夜ごと、共に夢を語り合う熱い青春だったとか。「いつかきっと…」と夢を貫き通した“ほんの一握りの男たち”なんでしょうね。どっしりと力強く、深みのある歌声には、彼らの大きな自信が加わっているようにも思えました。



ふと気付くと、谷村新司さんも南こうせつさんもまた、団塊の世代です。この世代の方たちは迫力がありました。「一人では闘えないから、皆で一緒にガンバロウ!」というのがキャッチフレーズだったでしょうか。急成長の時代に後押しされて、集団で大きな風を巻き起こしたような印象があります。

そして、絶えず後に控える「ちびっ子」を引っ張って来たのもこの世代でした。私にとって、この方々の影響力はとてつもなく大きく、いつまでも力強く、そして憧れたものです。大勢で、ドシンドシン踏み固めてくれた道筋を、いつも追いかけて歩きました。それは、反戦フォークやジーンズファッション、時には労組の紛争だったり、そしてまた、あの偉大なるビートルズだったり。

もう消えかけていたこの道、「リスタート」という言葉で、ひょっとしたら新しい風を起こすのかもしれません。また、大きな夢を追いかけてほしいです。


Lilac-garden 「駄菓子屋世代のストーリー」より番外(写真はみろく公園・水仙)


SAKURA 初ショット

2007年04月03日 | 香川県





2007.3.29 SAKURA、これが初ショットです。綾川町の民家の庭先に植えられている、地元ではちょっと有名なエドヒガン桜を撮りました。樹齢約32年くらいになるそうですよ。桜を見上げながら、ちょっとちょっと小耳にはさんだお話では、今年の花は小さくて、色も薄いのだとか。残念ですねえ、私は初めて見にきましたから。確かに少し小ぶりだなあとは思いましたが、堂々の一本桜、髪を振り乱すように咲かせた姿は、力強さと風格を感じます。え?32才?んまあ!若いじゃないの?まだまだね・・・がんばれ、がんばれ!


車は駐車場に停めて歩いてみませんか?
道端には可憐なお花もたくさんで
ほっと一息、さくら心地になりますよ!