不意の来客で作った郷土料理
子育て中の頃に記した私のエッセイを投稿します。
久しぶりに読んでみてビックリ。
「おいしい料理が作れる方とお友達に」と記しているのです♡
肉じゃが
肉じゃが(新聞のエッセイ欄に載る)
9歳になる娘が「今日のお昼は私が作りたい」と言い出した。
選んだメニューは肉じゃが!料理の本を片手にご機嫌の様子。
しらたきを湯がき、野菜は本の指示通りに切っている。
だし汁を1カップ用意して調味料の分量や野菜の煮込む順番に気を遣っている。
いい匂いがプーンとしてきた。まな板の上に肉が残っている。
私が注意すると「最後に入れるのよ知らんの」と娘は私を見た。ドキッ。
肉は柔らかく野菜や芋にはしっとりと味がしみていた。
「パパがおかわりだって」と嬉しそうな娘。
料理を楽しんで作ることができるなんて女性として幸せなことだと思う。
かつて私も母のそばで楽しく料理をして「私は料理上手かも」と思ったこともあったっけ。
ところが今は毎晩の料理に頭を痛めている。
時間がないので手早く合理的に調理する。
すると、まあまあの仕上がりと思うのは私だけで家族はあまり喜ばない。
そうなってくるとだんだん料理が悩みの種になってくる。
料理好きの私は、今どこに。
娘の心のこもった肉じゃがが、忘れかけていた料理を楽しむ心を思い出させてくれた。
忙しいけど料理が大好きで、おいしい料理が作れる方とお友達になりたいとしみじみ思う。
おわり
過去にそういう希望を記していたんだなぁ😅忘れていたわ。
私はブログのお仲間さんを通じて、料理を昔より楽しく作れるようになっている。
(しかし、美味しいかどうかは疑問⁉︎夫は私の創作料理をよく残すの)
🍀
ご訪問ありがとうございました。
(((7月上旬〜8月上旬)))
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