イスラエルに関する十の神話
イラン・パペ (著), 脇浜 義明 (翻訳)

イスラエル問題とパレスチナ問題は、現代の重要な国際政治の争点です。
この書物はイスラエルの歴史家が、自国のイスラエル建国にまつわるさまざまな「虚偽」と
現代のイスラエルをめぐるさまざまなプロパガンダを暴きながら、
可能な解決策を模索する書物です。
当事者からの真摯な提言として、読んでみたい本です。
単行本: 308ページ
出版社: 法政大学出版局 (2018/11/23)
言語: 日本語
ISBN-10: 4588603558
ISBN-13: 978-4588603556
内容紹介
パレスチナは民なき土地ではなかったし、ユダヤ人は土地なき民ではなかった。パレスチナは植民地化されたのであって、ユダヤ人がイスラエルを回復したのではない。歴史の歪曲と情報操作によって生み出されてきたイスラエルに関する「神話」、すなわち虚偽にまみれた政治的プロパガンダの背景を読み解き、反証をあげて論駁する。イスラエル人の歴史家である著者のエッセンスを集約する入門書。
第一部 過去の虚偽
第一章 パレスチナは無人の地であった
第二章 ユダヤ人は土地なき民族であった
第三章 シオニズムはユダヤ教である
第四章 シオニズムは植民地主義ではない
第五章 一九四八年にパレスチナ人は自ら居住地を捨てた
第六章 一九六七年六月戦争は「やむを得ない」戦争であった
第二部 現在の虚偽
第七章 イスラエルは中東で唯一の民主主義国家である
第八章 オスロー合意に関する諸神話
第九章 ガザに関する諸神話
第三部 未米の虚偽
第十章 二国解決案が唯一の道である
結語 二十一世紀の殖民・植民地主義国家イスラエル
著者について
(Ilan Pappe) 1954年、イスラエル・ハイファ市生まれのユダヤ系イスラエル市民。ハイファ大学講師を経て、英イギリス・エクセター大学教授、同大学パレスチナ研究所所長。パレスチナ・イスラエル史研究。日本語訳に『パレスチナの民族浄化』(田浪亜央江、早尾貴紀訳、法政大学出版局、2017年)、日本での講演録に『イラン・パペ、パレスチナを語る』(ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉訳、柘植書房新社、2008年)がある。
イラン・パペ (著), 脇浜 義明 (翻訳)

イスラエル問題とパレスチナ問題は、現代の重要な国際政治の争点です。
この書物はイスラエルの歴史家が、自国のイスラエル建国にまつわるさまざまな「虚偽」と
現代のイスラエルをめぐるさまざまなプロパガンダを暴きながら、
可能な解決策を模索する書物です。
当事者からの真摯な提言として、読んでみたい本です。
単行本: 308ページ
出版社: 法政大学出版局 (2018/11/23)
言語: 日本語
ISBN-10: 4588603558
ISBN-13: 978-4588603556
内容紹介
パレスチナは民なき土地ではなかったし、ユダヤ人は土地なき民ではなかった。パレスチナは植民地化されたのであって、ユダヤ人がイスラエルを回復したのではない。歴史の歪曲と情報操作によって生み出されてきたイスラエルに関する「神話」、すなわち虚偽にまみれた政治的プロパガンダの背景を読み解き、反証をあげて論駁する。イスラエル人の歴史家である著者のエッセンスを集約する入門書。
第一部 過去の虚偽
第一章 パレスチナは無人の地であった
第二章 ユダヤ人は土地なき民族であった
第三章 シオニズムはユダヤ教である
第四章 シオニズムは植民地主義ではない
第五章 一九四八年にパレスチナ人は自ら居住地を捨てた
第六章 一九六七年六月戦争は「やむを得ない」戦争であった
第二部 現在の虚偽
第七章 イスラエルは中東で唯一の民主主義国家である
第八章 オスロー合意に関する諸神話
第九章 ガザに関する諸神話
第三部 未米の虚偽
第十章 二国解決案が唯一の道である
結語 二十一世紀の殖民・植民地主義国家イスラエル
著者について
(Ilan Pappe) 1954年、イスラエル・ハイファ市生まれのユダヤ系イスラエル市民。ハイファ大学講師を経て、英イギリス・エクセター大学教授、同大学パレスチナ研究所所長。パレスチナ・イスラエル史研究。日本語訳に『パレスチナの民族浄化』(田浪亜央江、早尾貴紀訳、法政大学出版局、2017年)、日本での講演録に『イラン・パペ、パレスチナを語る』(ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉訳、柘植書房新社、2008年)がある。