新刊の森

人文分野を中心に、できるだけその日に刊行された面白そうな新刊を、毎日三冊ずつ紹介します。役立ちそうなレシピにも注目。

手軽に入手できるようになったのがうれしいサールの「MiND: 心の哲学」

2018年11月09日 | 新刊書
朝日出版社から出ていたサールの「心の哲学」がちくま学芸文庫で新たに刊行されるようです。
手軽に入手できるのはいいかも。


MiND: 心の哲学 (ちくま学芸文庫)
著者 : ジョン・R・サール
制作 : 山本 貴光 吉川 浩満
筑摩書房 (2018年11月8日発売)


内容説明
よく知られている理論、しかも影響力のある理論が、そもそも全部誤っているという点で、心の哲学は、哲学のなかでも類を見ないテーマである。本書の目的のひとつは、そうした誤った理論へ導かれてしまうやみがたい欲求から、真実を救い出すことにある。これまでにも他の著書、とくに『心の再発見』でこの課題に取り組んできた。だが、本書こそが、心の哲学というテーマ全体への包括的な入門書の試みである。

目次
第1章 心の哲学が抱える十二の問題
第2章 唯物論への転回
第3章 唯物論への反論
第4章 意識1―意識と心身問題
第5章 意識2―意識の構造と神経生物学
第6章 志向性
第7章 心的因果
第8章 自由意志
第9章 無意識と行動
第10章 知覚
第11章 自己

著者等紹介
サール,ジョン・R.[サール,ジョンR.][Searle,John R.]
1932年、米国コロラド州デンバー生まれ。1959年、カリフォルニア大学バークレー校に赴任、1967年より同教授として今日に至るまで教鞭をとる。言語哲学と心の哲学を主軸に、現在も第一線で研究・発表をおこなう。2004年、「心の哲学」にかんする業績にたいし米国人文科学勲章を受章

山本貴光[ヤマモトタカミツ]
1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。コーエーでのゲーム制作を経てフリーランス。「哲学の劇場」主宰

吉川浩満[ヨシカワヒロミツ]
1972年生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、フリーランス。「哲学の劇場」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報
「心とは何か?」――人々の心を捉えて離さない最難問に、現代哲学の第一人者が挑む。

哲学・心理学・生物学・脳科学の最前線である「心の哲学」を舞台に、従来の見解を次々に論破しながら、独自の「生物学的自然主義」を提示。心の哲学への、もっとも包括的で、もっとも新しく、もっとも明快な、魅惑のイントロダクション。

「自分自身が心の哲学について学ぶ際、最初に手に取りたいと思えるような本を書こうと思う」――言語哲学から出発し、近年は心の哲学においても精力的な研究と発言を続けるアメリカの哲学者ジョン・R・サール。哲学者としての円熟味を増したサールが、はじめて一般読者への入門書を書き下ろしました。

昨今の脳ブームは「脳を解明しさえすれば人間の心も説明できる」という風潮すら感じられます。
しかし、心と脳の関係とは、果たして入力信号のオンとオフのように単純なものだったのでしょうか?
サールはこの問題――「心脳問題」がさまざまな誤解のもとにたてられた擬似問題であることを指摘します。

従来の心的/物質的という二元論を廃し、因果的な還元/存在論的な還元、一人称的な存在論/三人称的な存在論という区別を新たに導入した点は本書の肝と言えるでしょう。

これにより、ミステリアスなものとして扱われがちな心を、胃の消化と同様、自然現象のひとつと捉え直し、現代の科学的知見との整合性をはかる――それがサールの提唱する「生物学的自然主義」なのです。


■著者紹介

ジョン・R・サール
1932年、米国コロラド州デンバー生まれ。1959年、カリフォルニア大学バークレー校に赴任、1967年より同教授として今日に至るまで教鞭をとる。言語哲学と心の哲学を主軸に、現在も第一線で研究・発表をおこなう。主著に、『言語行為――言語哲学への試論』(勁草書房)『表現と意味――言語行為論研究』(未邦訳)『志向性――心の哲学』(誠信書房)『心・脳・科学』(岩波書店)『心の再発見』(未邦訳)『意識の謎』(未邦訳)など。2004年、「心の哲学」にかんする業績にたいし米国人文科学勲章を受賞。

■訳者紹介

山本貴光[やまもと・たかみつ]
1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。コーエーでのゲーム制作を経てフリーランス。「哲学の劇場」主宰。筆名・八雲出(やくも・いずる)。関心領域は書物、映画、ゲーム、原節子など。著書に『心脳問題』(朝日出版社、吉川浩満との共著)がある。
「作品メモランダム」(ブログ)
http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/

吉川浩満[よしかわ・ひろみつ]
1972年生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、フリーランス。「哲学の劇場」主宰。筆名・吉田浩(よしだ・ひろし)。関心領域は哲学、単車、ロック、映画、犬など。著書に『心脳問題』(朝日出版社、山本貴光との共著)がある。
「哲劇メモ」(ブログ)
http://d.hatena.ne.jp/clinamen/

「哲学の劇場」(山本貴光と吉川浩満による共同企画ウェブサイト)
http://www.logico-philosophicus.net/
1997年開設。哲学・科学・芸術関係

サールには次のような訳書があります。

1.
社会的世界の制作 : 人間文明の構造 / ジョン・R・サール著 ; 三谷武司訳.-- 勁草書房; 2018
2.
意識の神秘 : 生物学的自然主義からの挑戦 / ジョン・R・サール著 ; 笹倉明子 [ほか] 訳.-- 新曜社; 2015
3.
行為と合理性 / ジョン・R・サール著 ; 塩野直之訳.-- 勁草書房; 2008.-- (ジャン・ニコ講義セレクション ; 3)
4.
ディスカバー・マインド! : 哲学の挑戦 / ジョン・R.サール著 ; 宮原勇訳.-- 筑摩書房; 2008
5.
表現と意味 / ジョン・R.サール著 ; 山田友幸監訳.-- 誠信書房; 2006
6.
Mind = マインド : 心の哲学 / ジョン・R・サール著 ; 山本貴光, 吉川浩満訳.-- 朝日出版社; 2006
7.
心・脳・科学 / ジョン・サール [著] ; 土屋俊訳.-- 岩波書店; 2005.-- (岩波モダンクラシックス)
8.
志向性 : 心の哲学 / ジョン・R・サール著 ; 坂本百大監訳.-- 誠信書房; 1997
9.
言語行為 : 言語哲学への試論 / J. R. サール著 ; 坂本百大, 土屋俊訳.-- 勁草書房; 1986.-- (双書プロブレーマタ ; 5)



神話学の分野からみた人身御供論

2018年11月09日 | 新刊書
人身御供論は、大塚英志か゜「通過儀礼としての殺人」というもっと広い観点から考察していますが、この書物はさらに神話学の立場から考察したもののようです。読んでみたい一冊。


人身御供論
高木敏雄


価格 ¥1,296(本体¥1,200)
筑摩書房 ちくま学芸文庫(2018/11発売)
サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
商品コード 9784480098962
NDC分類 387
Cコード C0139

著者の高木敏雄には次のような著作があります。



1.
比較神話学 / 高木敏雄著.-- ゆまに書房; 2003.-- (神話学名著選集 ; 第1期 ; 2)
2.
日本傳説集 / 高木敏雄著 ; 編集:山田野理夫 ; 修正版.-- 修正版.-- 宝文館出版; 1975
3.
人身御供論 / 高木敏雄著 ; 山田野理夫編.-- 宝文館出版; 1973
4.
童話の研究 / 高木敏雄[著] ; 関敬吾校閲.-- 講談社; 1977.-- (講談社学術文庫 ; [158])
5.
日本神話伝説の研究 / 高木敏雄著 ; 大林太良編 ; 1, 2.-- 増訂.-- 平凡社; 1973.-- (東洋文庫 ; 241,253)
6.
世界名著解題 / 平林松雄, 木村一郎, 高木敏雄共著.-- 太陽堂; 1927
7.
出雲神話・日向神話 / 高木敏雄[ほか]著.-- 学生社; 1977.-- (日本神話研究 / 伊藤清司, 大林太良編 ; 3)

詩と文学について造詣の深い藤井貞和さんの戦争論「非戦へ 物語平和論」

2018年11月09日 | 新刊書
戦争を言葉と物語の観点から眺めるという視点がユニーク。
多数の著作もどれか読んでみたい。本書との関連では「言葉と戦争 / 藤井貞和著.-- 大月書店; 2007」が面白そう。


非戦へ 物語平和論
著者=藤井貞和(ふじい・さだかず)


四六判並製 256ページ

定価[本体1,800円+税]

2018年11月9日発行

ISBN978-4-909291-03-5 C0095



「戦争の原因とその回避とについて、人類史的な深い問いかけへ考え進めるようにと、だれかが用意してくれた戦後70年という、日本歴史のすきまではなかったか。第一次大戦後では、世界的に不戦条約(戦争放棄)が構想されても、日本国はそれをおのれに利するように計らったのであり、日中、太平洋戦争下にあっては、戦争にあけくれこそすれ、『戦争とは、非戦とは』という問いから最も遠い時代としてあった。『戦争とは、非戦とは』を根底から問うことが、もしかしたらば戦争学なのだとすると、戦争時代には戦争学から最も遠いところで、その戦争なるものがあらわに人類をたたきのめしている。とするならば、この70年にこそ『戦争とは、非戦とは』を考察し尽くすのでなければ、もうチャンスはない」(本文より)

文学にかかわろうとしている限りにおいて、文学はいやおうなしに、人間性の根源的な悪の現場に、私たちを連れてゆく。戦争という人類的な悪を辞めさせるためには、その根源的な成立理由を曇りなく明るみに曝すことから始めなければならない。―『湾岸戦争論』『言葉と戦争』『水素よ、炉心露出の詩』と書き綴ってきた著者による、戦争論の完結編。

◉解説=桑原茂夫



主な目次

平和について考えました/平和

メモへメモから

チェーン―9・11のあとから



戦争から憲法へ



福島の表現する詩人たち

声、言葉―次代へ

「二〇一一~二〇一四」と明日とのあいだ



出来事としての時間が不死と対峙する―ブルガリア稿

亡霊の告げ―演劇物語論

新しい文学〈視〉像を求めて―石牟礼道子『苦海浄土』を巡り

『からゆきさん』と『帝国の慰安婦』



近代と詩と―主題小考

分かってきたことと不明と



著者略歴

1942年東京生まれ。詩人、日本文学研究者。『地名は地面へ帰れ』(詩作品書、永井出版企画)、『源氏物語の始原と現在』(三一書房、のち岩波現代文庫)、『釋迢空』(国文社、のち講談社学術文庫)以来、〈詩〉〈研究〉〈批評〉を経めぐるスタイルをつづける。『物語文学成立史』(東京大学出版会)、『平安物語叙述論』(同)、『源氏物語論』(岩波書店、角川源義賞)が物語三部作。『大切なものを収める家』(思潮社)、『「静かの海」石、その韻き』(思潮社、晚翠賞)、『ことばのつえ、ことばのつえ』(同、藤村記念歴程賞・高見順賞)と、言葉による実験が列なる。詩集はさらに『神の子犬』(書肆山田、現代詩花椿賞・現代詩人賞)、『人間のシンポジウム』(思潮社)へ広がり、『春楡の木』(思潮社、鮎川信夫賞・芸術選奨文部科学大臣賞)、『美しい小弓を持って』(思潮社)に至る。短歌形式について考える『うた―ゆくりなく夏姿するきみは去り』(書肆山田)、『東歌篇―異なる声 独吟千句』(反抗社出版)もある。岩波講座『日本文学史』は「古代」(三冊)、「口承文学Ⅰ/Ⅱ」、「琉球(沖縄)/アイヌ文学」の編集を担当する。『物語理論講義』(東京大学出版会)はシリーズ「リベラル・アーツ」の一冊。『湾岸戦争論』(河出書房新社)、『言葉と戦争』(大月書店、日本詩人クラブ詩界賞)、『人類の詩』(思潮社)、『水素よ、炉心露出の詩』(大月書店)は時代と拮抗する試み。南島論の集成である『甦る詩学』(まろうど社)で伊波普猷賞。近作に『日本語と時間』(岩波新書)、『文法的詩学』(笠間書院)、『文法的詩学その動態』(同)、『構造主義のかなたへ』(同)、『日本文学源流史』(青土社)、『日本文法体系』(ちくま新書)など。東京学芸大学、東京大学、立正大学の各教授を歴任。コロンビア大学で客員教授を務めた(1992〜1993年)。


藤井貞和の著作、図書目録から



1.
論集源氏物語の文化学 / 藤井貞和, 小嶋菜温子, 原岡文子ほか [執筆].-- 文化科学高等研究院出版局; 2018.-- (文化学documents)
2.
国語学史 / 時枝誠記著.-- 岩波書店; 2017.-- (岩波文庫 ; 青N(38)-110-4)
3.
対話のために : 「帝国の慰安婦」という問いをひらく / 浅野豊美, 小倉紀蔵, 西成彦編著 ; 東郷和彦 [ほか] 著.-- クレイン; 2017
4.
源氏物語 / [紫式部著] ; 柳井滋 [ほか] 校注 ; 1 - 4.-- 岩波書店; 2017.-- (岩波文庫 ; 黄(30)-015-10-黄(30)-015-13)
5.
日本文学源流史 / 藤井貞和著.-- 青土社; 2016
6.
構造主義のかなたへ : 『源氏物語』追跡 / 藤井貞和著.-- 笠間書院; 2016
7.
日本文法体系 / 藤井貞和著.-- 筑摩書房; 2016.-- (ちくま新書 ; 1221)
8.
文法的詩学その動態 / 藤井貞和著.-- 笠間書院; 2015
9.
落窪物語 / 藤井貞和校注.-- 岩波書店; 2014.-- (岩波文庫 ; 黄(30)-043-1)
10.
「過去の未来」と「未来の過去」 : 保坂一夫先生古稀記念論文集 / 保坂一夫先生古稀記念論文集刊行委員会編.-- 同学社; 2013
11.
蜂飼耳詩集 / 蜂飼耳著.-- 思潮社; 2013.-- (現代詩文庫 ; 201)
12.
折口信夫古典詩歌論集 / 折口信夫著 ; 藤井貞和編.-- 岩波書店; 2012.-- (岩波文庫 ; 緑(31)-186-4)
13.
文法的詩学 / 藤井貞和著.-- 笠間書院; 2012
14.
9・11変容する戦争 : 崩 / リービ英雄他著.-- 集英社; 2011.-- (コレクション戦争と文学 / 浅田次郎 [ほか] 編集委員 ; 北上次郎編集協力 ; 4)
15.
日本語と時間 : 「時の文法」をたどる / 藤井貞和著.-- 岩波書店; 2010.-- (岩波新書 ; 新赤版 1284)
16.
源氏物語の始原と現在 : 付バリケードの中の源氏物語 / 藤井貞和著.-- 岩波書店; 2010.-- (岩波現代文庫 ; 文芸 ; 160)
17.
日本文学からの批評理論 : アンチエディプス・物語社会・ジャンル横断 / ハルオ・シラネ, 藤井貞和, 松井健児編.-- 笠間書院; 2009
18.
他者との出会い = Encounter with the other / 宮本久雄, 金泰昌編.-- 東京大学出版会; 2007.-- (シリーズ物語り論 / 宮本久雄, 金泰昌編 ; 1)
19.
言葉と戦争 / 藤井貞和著.-- 大月書店; 2007
20.
タブーと結婚 : 「源氏物語と阿闍世王コンプレックス論」のほうへ / 藤井貞和著.-- 笠間書院; 2007
21.
物語理論講義 / 藤井貞和著.-- 東京大学出版会; 2004.-- (Liberal arts)
22.
自由詩学 / 藤井貞和著.-- 思潮社; 2002
23.
創発的言語態 / 藤井貞和, エリス俊子編.-- 東京大学出版会; 2001.-- (シリーズ言語態 ; 2)
24.
平安物語叙述論 / 藤井貞和著.-- 東京大学出版会; 2001
25.
特集「源氏文化の視界」 / 藤井貞和 [ほか述].-- 翰林書房; 2000.-- (源氏研究 / 三田村雅子 [ほか] 編集 ; 第5号)
26.
国文学の誕生 / 藤井貞和著.-- 三元社; 2000
27.
源氏物語論 / 藤井貞和著.-- 岩波書店; 2000
28.
折口信夫の詩の成立 : 詩形/短歌/学 / 藤井貞和著.-- 中央公論新社; 2000
29.
短歌における批評とは / 藤井貞和編.-- 岩波書店; 1999.-- (短歌と日本人 / 岡井隆 [ほか] 編 ; 6)
30.
詩の分析と物語状分析 / 藤井貞和著.-- 若草書房; 1999.-- (中古文学研究叢書 ; 7)
31.
物語の起源 : フルコト論 / 藤井貞和著.-- 筑摩書房; 1997.-- (ちくま新書 ; 113)
32.
文学の誕生より8世紀まで / 藤井貞和 [ほか執筆].-- 岩波書店; 1995.-- (岩波講座日本文学史 ; 第1巻)
33.
日本「小説」原始 / 藤井貞和著.-- 大修館書店; 1995
34.
湾岸戦争論 : 詩と現代 / 藤井貞和著.-- 河出書房新社; 1994
35.
源氏物語 / 藤井貞和著.-- 岩波書店; 1993.-- (岩波セミナーブックス ; 110 . 古典講読シリーズ||コテン コウドク シリーズ)
36.
物語の方法 / 藤井貞和著.-- 桜楓社; 1992
37.
古日本文学発生論 / 藤井貞和著.-- 増補新装版.-- 思潮社; 1992
38.
源氏物語の始原と現在 / 藤井貞和著.-- 砂子屋書房; 1990.-- (ディヴィニタス叢書 ; 3)
39.
「おもいまつがね」は歌う歌か : 古日本文学発生論・続 / 藤井貞和著.-- 新典社; 1990.-- (叢刊・日本の文学 / ドナルド・キーン〔ほか〕編 ; 8)
40.
古典の詩学 : 山口昌男国文学対談集 / 山口昌男著者代表.-- 人文書院; 1989
41.
落窪物語 / 藤井貞和校注 . 住吉物語 / 稲賀敬二校注.-- 岩波書店; 1989.-- (新日本古典文学大系 / 佐竹昭広[ほか]編集 ; 18)
42.
口誦(くちず)さむべき一篇の詩とは何か : 藤井貞和詩論集 / 藤井貞和著.-- 思潮社; 1989
43.
青木はるみ詩集 / 青木はるみ著.-- 思潮社; 1989.-- (現代詩文庫 ; 96)
44.
物語文学成立史 : フルコト・カタリ・モノガタリ / 藤井貞和著.-- 東京大学出版会; 1987
45.
物語・小説 / 藤井貞和他著 ; 1, 2.-- 大修館書店; 1987.-- (日本文学講座 / 日本文学協会編 ; 4-5)
46.
阿部岩夫詩集 / 阿部岩夫著.-- 思潮社; 1987.-- (現代詩文庫 ; 87)
47.
日本文芸史 : 表現の流れ / 古橋信孝編 ; 第1巻 - 第8巻 現代2.-- 河出書房新社; 1986
48.
言葉の起源 : 近・現代詩小考 / 藤井貞和著.-- 書肆山田; 1985
49.
物語の結婚 / 藤井貞和著.-- 創樹社; 1985
50.
小長谷清実詩集 / 小長谷清実著.-- 思潮社; 1985.-- (現代詩文庫 ; 83)
51.
藤井貞和詩集 ; [正], 続.-- 思潮社; 1984.-- (現代詩文庫 ; 80,104)
52.
吉本隆明論集 / 月村敏行〔ほか〕著.-- 灯書房; 1983
53.
佐々木幹郎詩集 / 佐々木幹郎著 ; [正], 続.-- 思潮社; 1982.-- (現代詩文庫 ; 76,139)
54.
語りとは何か / 佐藤泰正編.-- 笠間書院; 1982.-- (笠間選書 ; 141 . 梅光女学院大学公開講座論集||バイコウ ジョガクイン ダイガク コウカイ コウザ ロンシュウ ; 第11集)
55.
白楽天と日本文学 / 水野平次著 ; 藤井貞和補注解説.-- 大学堂書店; 1982
56.
深層の古代 : 文学史的批評 / 藤井貞和著.-- 国文社; 1978
57.
高橋睦郎詩集 / 高橋睦郎著 ; [正], 続, 続続.-- 思潮社; 1969.-- (現代詩文庫 ; 19, 135, 209)