新刊の森

人文分野を中心に、できるだけその日に刊行された面白そうな新刊を、毎日三冊ずつ紹介します。役立ちそうなレシピにも注目。

眺めるだけでも楽しそうな「ウンベルト・エーコの世界文明講義」

2018年11月21日 | 新刊書
ウンベルト・エーコの世界文明講義
ウンベルト・エーコ (著), 和田忠彦 (監修), 石田聖子 (翻訳), 小久保真理江 (翻訳), & 3 その他


エーコが「見えないもの、聖なるもの、美と醜、絶対と相対」などの概念を手掛かりに、
古代からの歴史をたどりながら
文明論的な考察を展開する書物のようです。
図版も多数あって、眺めるだけでも楽しそう。
まずは図書館で手に取ってみてみたい。



単行本: 432ページ
出版社: 河出書房新社 (2018/11/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 4309207529
ISBN-13: 978-4309207520

内容紹介
現代人は古代・中世・近代より進歩しているのか。
見えないもの、聖なるもの、美と醜、絶対と相対、パラドックス、嘘、秘密、陰謀……
太古からつづく普遍的課題をやさしく解き明かした、知の巨人による最後の贈り物。
絵画、音楽、文学、映画、漫画など、カラー図版120点以上! ! !

著者について
ウンベルト・エーコ(Umberto Eco)……1932年イタリア生まれ。小説家・記号論学者。現代を代表する碩学として幅広い著作を発表。中世の修道院を舞台にした小説『薔薇の名前』は世界5500万部を超えるベストセラー。小説に『フーコーの振り子』『プラハの墓地』など、評論に『記号論』『美の歴史』『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』など。2016年没。


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