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groovy days

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マービンの事

2011-02-04 | マービンのこと

16歳のお誕生日を迎えた昨年2月ころから

飼い主にはまったくわからないような速度で痴呆が出始めたマービン。

(2010年1月のマービン)

 

あれ?

と気がついたのは春過ぎからだったかな・・・。

トイレが90%いつもの所定の場所で出来なくなって

部屋の隅から隅までぐるぐると徘徊がはじまったり

突然ぼ~っとしてみたり・・・。

(2010年4月のマービン)

 

あまりにもお漏らしがひどくて、私もついつい感情的に・・・。

精神的にもかなりやられて・・・。

それで紙おむつにしたのが8月だった。

(2010年8月のマービン)

 

後から思えば、その兆候は15歳を超えた夏頃からあったんだけどね。

(今まで自分で開けたことのなかった生ごみのゴミ箱の扉を開けて食い散らかし

仕事から帰ってくると、毎日部屋中生ごみだらけで、家に帰るのが恐ろしく思えた事があったり

生ごみの匂いが付いているのか、毎日何時間も床を舐め続けていたり・・・

普段ではあまり見たことのない行動をするようなった

でも、この時は痴呆症兆候だなんて夢にも思っていなかった。)

 

 

痴呆症の犬の症状としては、狭い所に入り込みたがり、前進あるのみ!!

行き止まってもUターンは出来ない。

部屋中徘徊しまくる。

くるくると輪をかいて歩き続ける。

夜泣きする。

たくさん食べているのに痩せる。

ぼーっとしてることがある などなど

 

 

マービンの場合、顕著に症状が現れ始めたのが去年の5月~6月頃だったけど

始めはトイレが出来ないだけだったので

「歳だから我慢できなかった」のかと思っていた。

でも

部屋中の徘徊がまもなく始まって病院の先生に聞いてみたら

「痴呆の現れでしょう」と言われて、それで気付いた。

 

 

だって・・・16歳だもんね・・・不思議は無い

なる子はなっちゃうよな・・・。

 

 

それからあれよあれよという間に

まるで階段を転げ落ちるかのように、速い速度で症状が進んでいったように思う。

3ヶ月を目処に、状況が刻々と変わっていく・・・という感じ。

 

徘徊の頻度は増すばかりだし、足腰もフラフラ。

それでも歩いてるんだから、大したもんだ!

ドッグランに連れて行っても、無意味に(自分の意志とは関係なく)徘徊している。

トイレはほぼ、99・9%sできなくなった。

夏には完全にオムツに移行。

(2010年9月のマービン)

ただ、幸いなことに

この頃のマービンの行動には、まだUターンする能力が残っていた。

夜泣きもしない。わずかながら飼い主にも興味を示している。

「まだ進行してしまった状態ではない」とのことで

病院や友人たちの勧めもあって、去年の10月中旬から

痴呆症の進行を押さえるサプリ『メイベットDC』を与えている。

 

進行を押さえる・・・と言っても、少しずつは進んでしまうらしいけど

あれよあれよと言う間に進まれるよりはまだまし・・・。

 

1月中旬でちょうど与えて3ヶ月が過ぎたところだけど

半年前からの状況に比べると、進行はゆっくりになったような気がする。

でも、やっぱり去年の方がしっかりしていたな~。

 

 

 

2月に入り、いよいよ今月24日に17歳の誕生日を迎えるマービン。

どうか無事に17歳になれますように・・・と願っていた矢先

一昨日の晩、むくむくと起きだして、徘徊し始めた。

 

 

それ以前のマービンは部屋中歩きまわっていても

私がベッドに入れば大人しく一緒にベッドに入り、朝まで起きないで寝てくれていた。

途中トイレで起きることもあるけれど、ちょっとくるるくるしてから

すぐにベッドに戻ってきていたのに・・・

一昨日は違った。30分でも40分でも歩きまわっている。

いままでとちょっと違うのだ。

 

昨日の晩もそう。

 

そして今朝、耳を悪くしてから、最近ではめったに吠えなくなったマービンが吠えたので気づいたら

カーテンを上下に上げ下げする紐に首が絡まって

自分でぐるぐる回ったせいでどんどん絞まったらしく

ほとんど首吊り状態だった。

 

これが仕事に行っている間の出来事だったら・・・と思うと恐ろしい。

 

なので本日よりマービンは、私が仕事から戻るまで、ケージの中で留守番をさせる事にした。

いままで16年間、1日中籠の鳥状態になったことが無いだけに

ちょっと可哀想な気もするけれど

危険な状況は回避したいと思うので、仕方ないかな。

健康なワンコだって、家庭によっては毎日、1日ケージでお留守番・・・

なんてケースはよくあるもんね・・・。

 

3ヶ月を目処に状況が進行していくのだとしたら

ちょうどその時期だし、私も受け入れないといけない。

 

 

 

とにかく今は、マービンが無事に17歳のお誕生日を迎えられますように

と、祈るばかりだ。

(2011年1月のマービン・・・表情が単調になったかな)

 

 


突然オペすることになった、マービン!!

2010-10-25 | マービンのこと
というわけでお話しますと・・・



もうかれこれ4~5年前だと思うんだけど
マービンの右の首の付け根あたりにイボが出来ていて

最初は小さかったのだけど
月日と共にそれは成長し続けて・・・

人間もそうだけど
年をとると体中にイボとか体内に脂肪腫(良性)なんかが出来てくるんだけど
どうせそんなもんだろうと思っていた私。


ところが・・・

ここ数カ月前からちょくちょく出血を繰り返すイボ。
血管も透けて見えてるし、飼い主の感で、あまりいいイボではないような気がして
今日、病院に行ってきた。


とりあえずお決まりの、針を射して、中身を取り出して
それが悪性なのか良性なのかをみてもらう。




結果

その検査では良性とのこと。

ただ、針を射していない部分に悪性のものが潜んでいる可能性もあるので
安心は出来ない・・・
という事も、いつも言われる事。


イボを測定したら8ミリもあった。


マービンの年のことを考えると、全身麻酔でオペという選択肢は無い。



ドクターからは
①局部麻酔でちゃちゃ~っと切除、3針くらい縫う・・・か
②窒素ガスでカサカサにして除去するか
③このまま様子をみるか・・・。



私としては、悪いものでないのなら
年を考えると大きな負担はかけたくないなぁ~と思う、③とも考えたが
でも、出血を繰り返すのは気分的に嫌な感じ。

(出血は、イボが成長すると血管が切れたり、皮膚が裂けてしまったりするせいだと・・・)


②は以前に経験済みで、結構ジュクジュクするのが面倒くさい。

①にはイボの大きさの制限があって、8ミリの今がギリギリだと・・・。
もうやるならこれかしら~



というわけで、
その場でオペしてもらうことになったマービンでした。

時間的には15分~20分掛からなかったように思う。





大体1センチくらいの傷跡かな。


簡単なオペだったけど、私もマービンの保定役だったので
見る機会ができて、ちょっと社会科見学な気分だったな。


全身麻酔はかけていないので、オペが終わるやいなや
診察台の上から逃げるように降りて
シッコチビってスタコラ出ていきました。

ちょっと可哀想だったかな~。


病理検査に出すかどうかと聞かれたけど
出して結果が悪性、良性どちらにしても
この後の治療には、病名がわかるだけで、あまり変わらないと言われて
お金もプラス1万円かかるというし、出さないことに決めた。


犬を飼いたての頃は、全てが気になって
ちょっとした事でも検査に出したりしていたけど
最近はドクターの様子を見て、ちょっと危険な匂いがしてきたら
ドクターの指示に従うようにしている我が家。

お金があれば、なんでもホイホイ言うとおりにしたいんだけどさぁ~
なかなか最近は我が家の財政も厳しくて
今は何が必要か、これは今じゃなくてイイ・・・という事を
即座に吟味しなくてはならないのが大変。

事に、生命に関わることはね~

しんどいです。




これが切除されたイボたん。



後々病理検査が必要になったときに使えるからと
ホルマリン漬けにして持たされてしまった・・・。




「アタシは今回関係ないマリノ」
一応、存在確認。




実は今回の検査で
甲状腺のあたりに小さいしこりがあるのを発見してもらい
年をとったビーグルには多い、甲状腺癌の疑いも出てきたため
費用はそちらに回そうかと思っている。

ただ、コレはまだ小さすぎて、なんとも判定しにくいとの事・・・。


良性であれ、悪性であれ
腫瘍の成長が、マービンの寿命よりも遅いことを願うばかりだ・・・・。