人間ドックを午前中に済ませ、午後どこか行くところはないかと思案した結果、植木センターに行くことにしました。
ここは、緑化用樹木生産業者等の知識と技術の向上を図り緑化用樹木の生産振興に寄与することを目的として、愛知県が稲沢市郊外に昭和61年に設置したところ。
様々な樹木が植えられており季節ごとに美しい花を咲かせています。
開館日には自由に施設内を散策できるのですが、残念ながら梅が開花する3月を除いては平日しか開いていません。折角の機会なので行ってみることにしました。
今は木槿が咲く時期です。
木槿は中国やインドが原産のアオイ科フヨウ属の落葉樹で、韓国の国花。日本への渡来時期ははっきりしないものの、平安時代初期にはすでに植えられていたと考えられるそうです。
樹皮を乾燥したものは木槿皮(もくきんぴ)という生薬、抗菌作用があり、胃腸薬や水虫など皮膚炎の薬に配合される。
また、花を乾燥したものは木槿花(もくきんか)という生薬であり。皮膚炎、胃腸炎、下痢止め等に用いる。ありがたい花木です。
花期は7月から10月と長く、たくさんの品種があり、今は夏空、大徳寺一重、鳥取花笠などがきれいに咲いていました。
1)ブルーバード

2)左上:ブルームーン、右上:鳥取花笠
左下:パープルルージュ、右下:大徳寺一重

3)左上:桃園、右上:大仙祇園守
左下:丹心、右下:ザバナー

4)ラージホワイト

5)エレガンティジマス

6)大徳寺一重、開花直前でしょうか

7)桃園、雌蕊には細かな毛がびっしり

8)夏空、開花直前は色が濃いですね、開花してしまった後は裏から見ても決して濃くは見えません

9)夏空

10)夏空、雌蕊に花粉がついています、微細な毛に引っかかっているわけですね

11)夏空
