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OSAMUの写真記録

旅の記憶('18年)台湾①

撮影日:2018年1月6日~9日

2018年1月6日から3泊4日の日程で台湾を旅行しました。
自分にとっては4度目の台湾ですが、観光は今回が初めてでした。
ツアーに参加するか、個人旅行にするか迷いましたが、家族も一緒で私以外は初めてだということで効率的に回れるツアーに参加することにしました。
食事もすべてついていたので楽ではあったのですが、もちろん決められたスケジュールで動かないといけないこと、望まない土産物店にも立ち寄らなければならないのは、やはり満足度を下げる要因になりますね。
でも台湾の西海岸にある主要都市を含め、観光地を効率的に巡れるのはメリットですね。
これを踏まえ、2度、3度と行けたらいいと思っていたのですが、次の機会はいつになったらやってくるのでしょうか。
コロナ禍の終息にはこの先どのくらいの時間がかかるのか、一日も早く収まることを望むばかりです。
3年前を思い出しながら、3回に分けて投稿します。
1回目は台北と九份です。

1)中正記念堂
台北に着くとかなりの雨が降っていました。
中正紀念堂は中華民国の初代総統である蔣介石の顕彰施設。中正とは蒋介石の本名。1980年3月31日に完成。


2)蒋介石像
背後の壁には「倫理、民主、科学」という三民主義の本質が、像の土台には蔣介石の言葉がそれぞれ記されている。


3)国章である「青天白日」の徽章が示された天井


4)天井パネルの1枚1枚の中央に中正記念堂と記されています


5)


6)これは9日に故宮博物院から市内に戻って昼食に向かう途中で撮影

この後、十份に移動して四方に願い事を書いたランタンを上げ、そして九份に移動しました。

7)九份
タイトル画像が見えるレストランで夕食を済ませた後、30分位散策する時間がありました。
でも大雨でした。どの写真にも雨筋がくっきり写っています。


8)九份
九份は一寒村に過ぎなかったが、19世紀末に金の採掘が開始されたことに伴い徐々に町が発展し、日本統治時代に藤田組によりその最盛期を迎えた。
街並みは日本統治時代の面影を色濃くとどめており、酒家(料理店)などの建物が多数残されている。


9)九份
1989年二・二八事件を正面から取り上げ、台湾で空前のヒットとなった映画『悲情城市』のロケ地となったことにより、再び脚光を浴びるようになる。


10)九份
宮崎駿のアニメ映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったという噂もあり、日本の観光客への知名度が高まったほかに台湾でも知られるようになり、今では台湾を代表する観光地に。


11)九份
ここで集合してバスまで移動しました。


12)九份
移動する途中で。

雨がひどく、びしょ濡れになってしまいましたが、一度は行く価値のある所と思います。

次は故宮博物院です。
2時間程の自由時間がありましたが、とても回り切れるものではありません。
故宮博物院は4000年に亘る歴代皇帝の至宝を展示しており、何度来てもその凄さに圧倒されます。
台湾にあるのは北京の「紫禁城」に保管されていた宝物を日本軍から守るために分散して隠していたものが第二次世界大戦終結後に南京に戻されるが、その後の内戦で蒋介石率いる国民党政府が敗北して台湾へ逃亡することとなり、その際に南京にあった宝物も一緒に台湾に移動させたため。
と言うわけで、特に価値の高いものが台湾にあることになります。
中国共産党はさぞかし悔しがっていることでしょう。
13)精妙な彫刻が施された象牙の球体


14)内部は24層に分かれており、彫刻が施されたそれぞれの層が回る仕組みになっているそうです。
いったいどうやったらこうなるのでしょうか?


15)玉の逸品たち
特に左上の「翠玉白菜」は二大名宝の一つと言われ、必見のものです。
白菜の緑の葉の部分には、子孫繁栄の象徴であるキリギリスとイナゴが彫られている。
もう一つは「肉形石」で、豚の角煮を再現したものですが、上手く撮れていませんでした。


16)説明パネル


17)漢字のルーツ
これらが記された青銅器の鼎は2800年前に作成されたとか。


18)唐三彩


19)陶磁器もすごい物が沢山あります


20)


21)サンゴと玉の彫刻

ミュージアムショップで眼鏡拭きを記念に買いました。
今も使っています。

追伸(台湾の記憶①):
こうして3年前の旅行について思い出しながら書いていると、さらに昔のことも思い出してきました。
実は台湾は今回も入れて4回行ってます。
最初に行ったのは正確には忘れてしまいましたが、30年以上前の1990年より少し前(1988、89年)だったと思います。
ヨーロッパで開発された新しい機械が台湾メーカーに納入されていることを聞き、機械メーカーの台湾支社に視察をお願いして実現したものでした。
4日ほどの滞在の間、現地支社の人が日中は対応してくれたのですが、夕方になると彼はホテルまで送ってくれて帰ってしまっていたので、一人で街をぶらぶらして夕食を探すしかありませんでした。
予備知識を全く持っていなかったのでどこで食事をしていいのかわからず、結局はマクドナルドか屋台でとなってしまいました。
実は行きの飛行機の中で隣の席の女性から屋台で飲食をしたらダメと言われていたのですが、火が通ったものなら大丈夫だろうとトライしたり、蛇料理の店頭で蛇を解体して血や胆汁(緑色)を酒で割ったものを出す店などを覗いてたり帰国する日に彼のガールフレンドと昼食を共にし、中正紀念堂(中に入った記憶はありません)と故宮博物院に連れて行ってくれました。
なんでもそうだと思いますが、最初に体験したことは鮮明に覚えているものですね。
初心忘るべからずです。
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