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OSAMUの写真記録

伊吹山麓の春の妖精(セツブンソウとフクジュソウ)

撮影日:2023年2月25日

セツブンソウ(節分草)はキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で春の妖精(スプリング・エフェメラル)の一つに数えられます。
毎年、これを見るのを楽しみにしています。
スプリング・エフェメラルとは、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称で、「春のはかないもの」、「春の短い命」というような意味で「春の妖精」とも呼ばれる。
早春に突如芽を出し一気に花をつけることやその姿に儚さを感じさせるのですね。

1)前日の雨で萼片が半透明になっています


2)白い花弁に見えるのは実は萼片で、花弁は先端が2つに割れた黄色いもので5~10個ある


3)濃い藍色を示すのが雄蕊で、雄しべに囲まれた淡紫色のものが雌蕊


4)三兄弟①


5)三兄弟②


6)


7)中に萼片が6枚あるものがあります


8)凄い個体を見つけました。
一本の茎(しかも幅広い)に2つの花がついていて、しかもその一つは2つが合体したようになっています。
一体いくつの花弁があるのでしょうか。
20以上あるように見えます。


9)


10)


11)


12)仲睦まじい夫婦のよう


13)


14)


15)


16)


17)


18)フクジュソウ(福寿草、キンポウゲ科の多年草)


19)蕾、昨日の雨にまだ濡れています。


20)こちらも典型的なスプリング・エフェメラルで、春を告げる花の代表です


21)晴天に黄色が眩しいくらい


22)毒があり、芽を出したばかりの頃はフキノトウと間違えて誤食しやすい他、若葉がヨモギの葉に似ている。
症状は嘔吐、呼吸困難、心臓麻痺などで、重症の場合は死亡するそうです。
そう言えば、フキノトウも見ました。見間違いではないと思いますが。


23)大久保地区の景色
セツブンソウをこの先も長く残して言って欲しいです。

3月に入り時には20℃を超えるくらい暖かい日が続いています。
一気に春が進んでいきそうです。
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