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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

子どもの行動に見る国際事情(2) - 変化

2007年01月25日 18時04分43秒 | Weblog
[個人史] : 全般

例えばこうだ。
公園での遊び相手として 要請してきた女の子 につき合わされ、滑り台だのブランコだのと引き回されているうちに私も疲れてきた。 そろそろ親に返そうと 母親の元へ向かうと しぶしぶついてきた女の子は 「もっと遊んで!」 と、要求する。

「 もう疲れたよ 」 と、母親と女の子の両方に意思表示すると、今度は女の子がニコニコしながら 「それなら 私がマッサージしてあげようか?」 と云ってくる。

その言葉を聞いて 初めて母親が口を開いた。
『 私の娘は いままでそんな優しい事を云ったことがない。 あなたは一体何者なの? 』 そしてさらには父親にまでも伝えるから 家族の関心が集まってくる。


・ ホームパーティなどに招かれ、複数の家族と何人もの子ども達が集まると歴然だ。
親たちから注意されて云う事を聞かなくとも、私が少々強く云えば 普段、一番ワガママな振る舞いをする子が率先して 他の子ども達にも言い聞かせるのだ。

・ 海外で同僚女性の家庭に招かれたとき、
彼女の夫が丁寧に迎えてくれながら 「4歳になった娘が突然熱を出して今日は機嫌が悪い。気にしないでくれ」 と云われていても、 そっと 様子を見に行った私と眼が合うや否や ムックリ と起き出してきて両親が食事の準備をしているのを見ながら、自分の大好きな絵本のお話 を熱く説明してくれる。
私がときどき気になって 「(熱は)大丈夫か?」と 尋ねても、その時には いかにも具合が悪そうに 「No~o 」とおしゃまに応えるのだが、すぐにまたお話を続ける。
食事の準備を終えた父親は 「今日の娘はいつになく機嫌が良いらしくホスト役を立派に務めてくれたようだ..」 と不思議そうに話すのである。

私の会う外国人の親たちは 自分の子どもの変化 を 成長 として素直に受け入れてくれるのだが、 日本人なら 自分の理解できない変化 は 不安 にしか結びつかない様子である。

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子どもの行動に見る国際事情..? - 宣言

2007年01月24日 23時46分37秒 | Weblog
[個人史] : 全般

例えばこうだ。

<交渉>
ある晴れた日の公園のベンチにボーーっと座っていると 母親の元から一人の女の子が向かって来た。 私の前に立ち 「一緒に遊んでよ」 と云うのだ。 私はその子を知らない。

日本人の子では会った事はないが、外国人の子は 遊び相手 を自分で決め、自分で交渉する。 私が 母親の方を見ても、母親は離れたベンチから自分の娘の行動の様子を見ているだけだ。

いろいろやりとりして 「(公園にある子ども向けの遊具に)私は乗れない」 と云っても、『そばで見てくれているだけで良いから』 ということで話がまとまった。

<判断>
外国人の子どもで共通するのは次の行動だ。
遊び相手が決まると 子どもは初めて母親の様子を確認する。 遠くからであっても 母親から No! のサインが無ければ Agree (了承)と判断して、私を引き連れて遊び始める。 了承を求めるというより 宣言 した上で、親の意向を確認するといった方が近い。

※ もし母親の視界内になくても、私と遊ぶ事を(自分で)決めた子どもは、こっちへ来いとばかりに私の手を引いて連れて行く場所がある。 その場所とは母親の元である。
日本で云えば幼稚園くらいの子どもでも 必ず 母親に私を見せて (話をさせたりして) 反応を確認するのである。 母親の No! が出なければその後は 私はあちらこちらと連れ回される事になる。

<自立心>
日本人の親を見ていると、子ども本人ではなく 先ず先に親からの信頼を得たか否かが 子どもの行動に出ることは ずっと以前から気がついている。 子どもの行動を見れば 親が(自分や人々に)どのような印象を持っているのかが判るほどだ。

親の判断の上に立った 子どもの自立心 と、幼年でありながらも 個人として判断できる自立心 の違いが 子どもたちの行動からよく見えてくる。

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01/24 『じゃじゃ馬ならし』 という言葉が有った

『じゃじゃ馬ならし』 という言葉が有った

2007年01月24日 19時22分06秒 | Weblog
[個人史]: 全般
( 国会開催前に個人史記録を稼ぐのだ )

むかし、テレビの番組か何かの理由か 『じゃじゃ馬ならし』 という言葉が使われた記憶がある。 吹き替えで放送された海外のバラエティ番組でも ”じゃじゃ馬・・” のタイトルもつけられていた。
この言葉は女性にもあてはめたりして、大和撫子 の 反対語 として使われた。

私が20~30代の頃、「自分は 『じゃじゃ馬ならし』 かも?」 と考えていた。

それは..、
初めて出会ったときには 荒れていた女の子 が 素直な女の子 に変わったのを見て以来だった。 その後は、年代を問わず幼児から (・中間を除いた・) 大年配のご婦人まで 活発(?)なご婦人・女性ら のご厚意を受けるのである。
( ※注: 結婚とは無関係な世代からのみ好まれるらしい )

男性や同性からも 敬遠されそうなくらい 元気がよい(気の強い) ご婦人らも 私には何かと気遣ってくれるのでよく 仲介役、交渉役 にさせられたりする。 だが、実態は 『不満のディスポーザー(ゴミ箱)役』 である。

最近は ご老人世代が多くなったので、 例えば介護施設などで スタッフらが何を言っても頑として動かないご婦人であっても 私の呼びかけには素直に従ってくれるのだ。

子どもについては、(外国人の) 親の手に負えない子ども ほど、親が 国や組織の実力者だったりする。 つまり 親の社会的実力( Status )が 子どもの活発さ に結びついている感さえある。 そういう 子ども達ほど 私のところへとやって来るのである。

日本人の場合は、「活発」 と 「無節操なワガママなだけ」 を混同され易いのだが、後者は 私を見ると親にへばりついたままなので 私の許へは来る気配はない。

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<住基ネット>社会保険庁などとの接続方式とは?

2007年01月24日 18時19分12秒 | 格差社会と政治
病院で順番待ちをしていた際、横浜市からの案内なる情報が頭上の 表示(Display)装置に流れた。
『 横浜市は 住基ネット に参加しているため、年金受給者 は現況確認手続きが不要 』 との内容であった。

確かに 社会保険庁のホームページ でもその仕組みが紹介されている。

住基ネットに照会する 現況届内容 とは、 本人確認情報(氏名、性別、生年月日、住所) として、住基ネットの 基本データ書式 として何度も説明されている情報だ。

<疑問1: 死亡と付帯情報>
もし、受給者が死亡したなら? (住基ネットを活用した)人手によらない本人確認なので 社会保険庁は 無制限に年金を支払い続けるのか?
そんなはずはない。 死亡情報はすぐに反映されるはずである。 そのための 住基ネット だ。

説明されていない 個人の付帯情報が存在したまま情報はネットワークを流れている と理解しても良い。

そうでないとすれば、大阪・箕面(みのお)市(藤沢市長) が検討している、個人情報を削除する機能 はあるではないか!?

<疑問2: 別システムと接続>
社会保険庁のシステムから 住基ネット に照会をかける。 どのように? 説明は無い。 住基ネットはクローズド(限定された)システムではないではない!?

外務省においても パスポート申請時 に住基ネットで確認(照会作業)する。 管理すべき端末は 市町村だけではない。

<疑問3: 民間委託>
政府・与党 は、社会保庁険業務 を完全民間委託しようとしている。 国民全体の個人情報を扱うのは 民間事業者 に移ることになる。

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<フリーター支援>公務員として中途採用。該当者は誰か?

2007年01月24日 16時37分39秒 | 格差社会と政治
フリーター支援、29―39歳限定の公務員試験実施へ読売新聞) 1月24日14時34分配信
【記事抜粋】 政府は、「フリーター」らに対する「再チャレンジ支援総合プラン」の一環として、2007年度の国家公務員採用試験から中途採用枠を新設する。
[記事全文]

結局、受験資格である 「フリーター」 の定義ができず、 29―39歳限定での一般公募という 内容の判らない公募 となった。

既存の公務員を減らす政策のなかで、 知人・縁故者らでも 国家公務員 になれる窓口を開いたわけだが、 採用の 公正・公平 性は確認のしようがない。

<小沢代表事務所費>中川自民幹事長が批判

2007年01月24日 01時55分22秒 | 格差社会と政治
<小沢代表事務所費>中川自民幹事長が批判 (毎日新聞) 1月23日18時34分配信
【記事抜粋】 自民党の中川秀直幹事長は23日の記者会見で、小沢一郎民主党代表の資金管理団体が秘書の独身寮の購入費を事務所費として計上した問題について・・(中略)・・(金額が)庶民の常識をはるかに超えたもので、税法上の問題が起こってくる」と批判した。
[記事全文]

自民党 中川幹事長が 再び 世論かき乱し戦略 を取り始めたようだが、有権者はこういった戦法にうんざりしている。

表面だった騒ぎの ウラで、何を進めているのか!?
<教育再生会議>案 や 軍事設備(ミサイル防衛)建設か?

政府・与党(自民党・公明党)さらには 安倍内閣の足かせとなっている 負の連鎖 の原因は、 国民へのだまし討ち戦法 をとった 小泉戦略 である。

郵政民営化に反対する国民も、賛成した国民も両方を敵に回した上、数々出てくる 税金バラ巻きでの やらせ政策。 さらには (議席)数の力を行使しての世論無視での 「教育基本法改正案」「防衛省昇格」などなど の強行採決。

『反吐(ヘド)が出そうだ』 に替わる言葉も出ないほどに 嫌忌が差している。

<食の安全>日本人の意識は スゴイ?!

2007年01月23日 21時19分43秒 | 格差社会と政治
参照記事: 食品の安全性 (Yahoo)国内 > 食の安全性

『不二家』 の期限切れ材料使用 で(雪印牛乳以来) 大ブレークした 食の安全 に関わる報道。
テレビのニュースで流れる (街の)消費者の意見は、
製品として売られている食品は 全て同一に安全であるはず。 問題のある製品を販売してしまうのはごくごく一部 と信じて疑わない。

日本が ”豊かな国” だと実感できる騒ぎである。 喰えるし腹痛(病気)も起さない だけでは納得されないのだから。 この辺りだけをみると バブル期の ”飽食” を思い起こさせて、 日本の景気 は良さそうだ。

ニュースでは ”品質” についても指摘されている。
いまや ”品質” を指摘されて 耐えられる国内メーカー は 業種を問わず どれだけいるだろうか? あらゆるモノが 店頭や市場 から消えてしまいそうだ。 質の悪い製品やサービスに 憤る のは、 自社の製品やサービスに不満を抱えている あらゆる製造業界などの社員や家族だったりして ..。

<安倍首相>(いじめ生徒)出席停止活用通知指示

2007年01月22日 15時37分07秒 | 格差社会と政治
<安倍首相>出席停止活用で各都道府県教委への通知指示 (毎日新聞) 1月22日12時25分配信
【記事抜粋】 安倍晋三首相は22日午前、伊吹文明文部科学相と首相官邸で会談し、いじめ問題で、学校教育法に定められている出席停止措置の活用を求める通知を各都道府県教育委員会に出すよう指示した。
[記事全文]

保護者の責任不存在 のままの訳の分からない 教育施策。

いじめる者といじめられる者が コロコロ変わる という状況のまま 教師・校長ら 学校の現場にのみ 責任を押しつける 政策はいつになったら 改革 されるのだろう?

教育再生会議委員 や 文科省、教育委員会メンバー が 先ず 現場で 自ら責任を取りながら(いじめ排除に対する)成果を上げ ”このようにせよ” と言うのならこんなに 反発 もしないのだが..

記録する。

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<ヤンキー先生>「教師塾」開講

2007年01月22日 14時21分42秒 | 格差社会と政治
雑記帳 ヤンキー先生の「教師塾」開講 さっそく一喝! (毎日新聞) 1月21日10時13分配信
【記事抜粋】 ◇ヤンキー先生こと義家弘介・横浜市教育委員が塾長を務める市教委の「よこはま教師塾」の第1期生入塾式が20日、同市内であった。
 ◇塾生は小学校教員免許を取得直後か来年度取得見込みの大学生、社会人ら106人で、来年3月までベテラン教諭や経済人の講座などで即戦力になる教師を養成する。
[記事全文]

政府施策の 教育再生会議 委員の 義家弘介氏(ヤンキー先生)が、「教師塾」を開講した。
塾生は ヒヨコ教師(現場経験無し)を集めた。 一年かけて 「ベテラン教師等に向けた講座」の即戦力(付け焼き刃)教師を育成するとのことだ。 新しい 勝ち組ビジネス の始動である。

素人がベテランを指導する講師育成の為とは、公立校で学ぶ子ども達の未来 をそうとう ”なめて” いるらしい。

昨年12月には 武部前自民党幹事長も 若手議員を集めたグループを結成 する報道が流れた。

<負の遺産の拡大>
小泉チルドレンなどの若手議員や教育現場経験無しの ヒヨコちゃんたちを集めての 実力者気取り。 小泉改革の 負の遺産 は受け継がれ、さらに拡大していくようだ。

この若手育成パフォーマンスを政治的に固める(社会に認めさせる)と、国家と国民には害悪だが、自分たちには有利な 格差社会 が形成されていく。

記録する。

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<横浜事件再審>打ち切りは日本の不当な人権感覚

2007年01月20日 14時57分44秒 | 格差社会と政治
横浜事件再審 2審も打ち切り (NHK) 1月19日 17時30分
【見出し記事】 太平洋戦争中の言論弾圧事件、横浜事件の再審・やり直しの裁判の2審で、東京高等裁判所は、治安維持法の廃止などを理由に1審が裁判を打ち切ったのに続いて、無罪判決を求める遺族側の主張を退ける判決を言い渡しました。
[記事全文]

ニュースを耳にして非常な憤りを覚えていた。

<記事概要>
太平洋戦争中の昭和17年、当時の治安維持法違反の疑いで逮捕され終戦直後に有罪が確定した。
一審(横浜地裁)では「有罪判決の証拠となった自白は拷問で強要されたため」と認めたが、 無罪判決 は出さなかった。東京高裁の2審では 具体的な審理が行われないまま訴えは退けられた。
審理を退ける理由は 「処罰されることがなくなったのだから、(法律上) 無罪の判決を求めることはできない」 からだという。

<犯罪人に仕立てる国家法>
この報道を耳にしたときすぐに 日本の人権意識 が思い浮かんだ。
「治安維持法」 という国家に都合の良い法整備、いまの 『共謀罪』 が同列に入るだろう。

私の幼いときは 当時を知る人々が多く存命していたから、 戦争当時は 少しでも国家に反抗しようものなら 「治安維持法」 でガンガン逮捕・投獄されていたと 話題(回顧)にされていたものだ。

<国家の姿勢>
拷問による自白の強要。 そして 有罪判決。 戦後60年の長きにわたり 犯罪者 の汚名を与え続けてきた 国家 。 司法を預かる 裁判所も 「処罰されなくなったから ..不問」 いったいどこが 人権を護る民主的国家 と云えるのか?!