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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

父の教え8(”実る穂”)

2007年06月20日 22時10分00秒 | Weblog
[個人史]: 親から子へ 躾(シツケ)

私が小学校6年の時の 村の人々にあいさつしろ! と 教えられた時が最初だったか? また、 父もこの言葉が気に入っていたらしく 私の中学、高校 と 何かにつけ 父から云われていた記憶がある。

実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな

こういう言葉があるのだ。 という導入から始まってその意味を くどくど と教え諭すのである。

この言葉は、
【誤】×: 例えばこのところの
”数の力を振り回して(大暴走して) 次々と半端な 法案成立を 進めまくる 衆参の与党(自民党・公明党)議員に対し、 (壇上から) 首相・閣僚が 深々と頭を下げる” という意味 では 断じてない!

【正】○: 人はその人格が高まるほどに 傲慢さや慢心から 遠のき離れ、 人々に対する 優しい想い の他、 人々と接する時の 物腰や口調なども柔らかくなる(親切になる) 。 と、いうような意味である。

すなわち 父は、
出来の悪い未熟な人間ほど 自分の権威や力を誇示したがり(頭を高く持ち上げ)、 他の人々を虐(しいた)げたり、 相手を見下して 相手の話も聞く耳を持たず、馬鹿にしたりする。 ものだ と私を戒め続けてきたのである。

<もし水田農家があれば>
いまの横浜ではすっかり水田も見当たらなくなり 子供たちに教える 教材がなくなってしまったが、 もしあるなら

初夏のころにはまだ 青く(未熟)固くまっすぐに背を伸ばした稲も 秋口になると 満々と実(コメ粒)を蓄えた稲穂が 深ぶかと頭を垂れて 一面の黄金色に輝きわたるその姿は まさしく言いえて妙なる 言葉である。

 (記)

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