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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<公務員改革>目指せ!「天の声!」 国家 (4)

2007年06月18日 18時56分58秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 聖域無き公務員改革、 官僚体質:温存・強権化、 一般公務員(普通職員): 民間降格、 天下り国家公務員(公務員:高級官僚・議員)
もういい加減にまとめねば..

<格差社会:先進国にはあるまじきこと>
ワーキング・プア(働く貧困層)が 米国同様に日本でも 騒がれ出したとて、 政府・与党(自民党・公明党)は見て見ぬフリだ。

それもそのはず、 デキの悪いリーダーに出来る事と云えば、
自分への信奉者 には 甘い汁を吸わせ続けて味方とし、 反対に、 自分の座を脅かす者には さっさといなくなって 欲しい。 (北朝鮮話題と酷似する)

己には 築く事ができなかったが、 海外にも売れた日本の資産(高い技術・高品質・等々) の製造力。 デキの悪い仲間に甘い汁を吸わせるためには デキル人材からは奪い取り、 ついでに彼らを 追い落とさなくては成らない。

※ 日本が不況に陥った時、 能力のある社員からすぐに他社へと転職していった。 残った社員では行き詰まり、 採用を試みたが 会社に残った管理職の手に余る人材(デキル人材)は 採用しない という愚行を繰り返し続けた。 そんな大手企業に 政府は 支援策 として ゼニと仕事 を投入し続けた。

<復活を試みた成果主義>
年功序列で、成果を出した事もない 管理職 が、 部下たちの 成果 を評価し始めた。 だが、何を基準にして判断すべきか判らない。 現場は混乱したが経営者には 光 も見えた。
自分の都合で評価できるのだ。

評価内容に不満があるならば いつでも辞めて良い と云われても、 不況の最中に次の職のアテは無い。 結局、 たとえデキが悪い 上司 でも その評価には従うしかなかった。

<権力者たちの 『天の声』>
『経営者主体』 の 企業構造、 仕事が欲しい企業には 緑資源機構問題のような 天下りする 『高級官僚主体の行政構造』 が 戦後60年が過ぎたいま! ニッポンの地に再確立 できるのだ。

使える(利用できる)モノは 天皇でも使え! 『格差構造社会 バンザイ!』
そんな 勝ち組の声 があちこちから聞こえる 改革 の中身である。 (実に不快だ!)

記録する。

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<公務員改革>目指せ!「天の声!」 国家 (3)

2007年06月18日 17時22分58秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 聖域無き公務員改革、 官僚体質:温存・強権化、 一般公務員(普通職員): 民間降格、 天下り国家公務員(公務員:高級官僚・議員)

<スリ替え上手>
日本の戦前、戦中、さらに戦後と 日本を実効支配してきた 戦争を知らない世代親世代 。 その強靱な指導力に、 子の世代 は口を挟む事もできないまま、 管理職としての自分の成果は 部下たちが作った成果を 横取りするしかない。

<世代交代>
やがて 民間では 長引く不況の中 少しでも会社に余力のある内にと 世代交代が始まった。 親世代が長くその座に留まったので 慣例となる次世代は 老齢の域に達している。 いきおい 再生 の願いを込めて 自分の息子世代 に 社会の頂点を 譲り始めた結果が 今の ニッポン社会 である。

<北朝鮮同様に>
若く(成果を持たない)新たなリーダーには 口うるさい側近はうっとおしい。 比較される経験者は追い出して、 改革・発展 と銘打って 自分より能力を持たない若い社員で埋め尽くした。

政界も同様に 2005年衆院選で イエス・マン(従順なモグラ) ばかりで埋め尽くしたのは 誰もが知るところである。

<改革は一発芸>
彼らの親世代に 自分のアタマを押さえつけられた中で 懸命に考えてきた 自分の成果(行動プラン)。 最新の考えを取り入れながら 自分の存在(権力)をひけらかすように 最初で最後の 『プランA(改革)』 を実行した。

そして...、
何十年も一筋に考えてきた 「プランA」 だ。
あっさり失敗しても、 次のタマ(プラン)は もう無い。

 (続)

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2007年06月18日 16時29分47秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 聖域無き公務員改革、 官僚体質:温存・強権化、 一般公務員(普通職員): 民間降格、 天下り国家公務員(公務員:高級官僚・議員)

<何もやらないのが身のため>
日本には根深く 『出る杭(くい)は打たれる』 の思想が 長く日本社会に染みついている。

たとえ 仕事上に疑問を抱いたとしても、 世間知らずのままに 新たな挑戦(改革)を試みても ライバルから足を引っ張られるのがオチだ。 もし仮に成功しても評価制度は無く、 失敗すれば 減点(マイナス)評価で出世コースから脱落するだけ。

「何もやらない」 ことが自分の為であり、 火が噴き出したら 慌てて消火 するだけの 後手後手 体質 が 「ニッポンのエリート」 が巣喰う 政官民(大企業)にある。

<同じ穴のムジナが手を組めば>
特段の優れた能力(スキル)も無いままに、 社会に出て 現場を回っても、 周りにいるのは (学歴も無いくせに) 何でも上手にこなす職員・社員ばかり。 同じ線上で仕事をしても その差は歴然だ。と..、 大学出に任せられる仕事は 「ニッポンの管理職」。

上(親世代)からは 怒鳴られ、 下(部下) からは突き上げられても ひたすら我慢するしかない。 自分には 『何か』 が出来ないのだから ...。

見つけた活路は (仕事の出来ない者ばかり) 似たもの同士が集まって 派閥を作って 護り(まもり)合う。

そして、 護り合う 仲間が出来たら もう 何もしなくとも 良くなった。 あとは、 清々粛々 と、 勤め上げ 親世代の 定年(リタイア)を待つだけで良い。

 ・・・・

 (続)

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2007年06月18日 14時00分12秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 聖域無き公務員改革、 官僚体質:温存・強権化、 一般公務員(普通職員): 民間降格、 天下り国家公務員(公務員:高級官僚・議員)

<アホは相手を見ない>
バブルがはじけた日本に住んでいて、 自分は愚か者(アホ)だったと いまごろ悟った。

不況のニッポンで 国家(政府・官僚)は、 民間に 超莫大なゼニ をばらまいて 「就労先拡大」 を任せて来たのである。 特に 団塊世代のリストラ が多くなると その額(規模)はさらに 巨大化していった。

こんな世相の中で、何を勘違いしていたか、
私は 「民間に任せないで 国家(政府) が新たな事業を作るべきだ」 とずっと考えて来た。 いつも 『なぜに政府自らがやらないのか!?』 と憤ってきたのだ。 そのほうが僅かなゼニで 効果的な就労先拡大ができるのに...。

<アホは相手を見ない(2)>
過ちの例 を挙げるなら、
近年は飛行機に乗る人もずいぶんと増えた。 出張で客先に向かおうと搭乗したときに いきなり花束を贈られ 「今日はパイロットに代わって全て操縦してください」 と云われても その人たちは 果たして 飛行機を安全に飛ばす事が出来るだろうか?

普段は乗客として飛行機のウンチクを論評できても、突然 「アンタが操縦しなさい」 と云われても 出来るはずもない。

<世間知らずの官僚政治>
ニッポンを担う エリート志向の官僚政治 が同じ事だ。
長く 受験勉強に明け暮れ、 最高学府に入学すれば 同世代の友人らと青春を謳歌し、 試験を受けて国家公務員(上級職)として任用されたら 権力上司の顔色をうかがいながら 減点型評価制度の中で 同期入省のライバルと共に 勝利を目指して出世コースをひた走る。

 (続)

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