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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<年金記録問題>自民党検証チーム、威勢はいいが..

2007年06月06日 23時43分28秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 加重失態

自民検証チーム、社保庁長官らから事情聴取…年金記録漏れ (読売新聞) 6月6日19時46分配信
【記事抜粋】 年金記録漏れ問題に関する自民党の検証チーム(主査・茂木敏充筆頭副幹事長)は6日、第2回会合を党本部で開き、社会保険庁の村瀬清司長官らから事情を聴取した。 ◆ その結果、1996年に基礎年金番号の導入を決定した際、記録の照合について、完了時期などを明示した計画を定めていなかったことが明らかになった。 ◆ 同チームでは、こうしたずさんな作業のほか、<1>職員労働組合の影響力が強く、業務効率の悪い組織を温存してきた<2>加入者の立場に立った窓口対応やサービスが行われてこなかった――などが記録漏れにつながったと見ている。
[記事全文]

例えるならば、
粗雑な仕事師が 几帳面で立派な仕事をする者に、 「オマエは丁寧な仕事をしていない!」 と下す評価は正しいものだろうか? 親の莫大な財産を自由に使い放題で遊び回る放蕩息子が 道端で見つけた貧乏人に向かって 「働けば豊かになれる」 と教え諭すようなものである。

<官僚仕事>
いつも自分に責任がかからないよう じっと奥で身を潜めながら 対応と責任は全てが 職員任せ の官僚主義体質。 いよいよ 自分の身に責任が降りかかりそうになると 「担当者は自分ではない!」 と逃げの一手が 日本の官僚体質。

<責任転嫁ばかりなり>
自民党の検証チームとは名ばかりで、 いつものように 責任転嫁 に明け暮れる。
成人を迎えてもまだ 世間知らず の人間が、 大手(おおで)を振って社会に出ると ついつい 自分の身の丈も忘れて お門違い(おかどちがい) に相手を批判するばかり。

<真の責任は官僚にあり>
職員組合を 自分の保身に利用してきたのは 官僚ら ではないか。 だからこそ 自分の盾(職員組合)には 頭も上がらない。
だが 実際に 決定し、命令を出すのは (職員ではなく) 官僚自身である。 真に責任を負うべきなのは いったい誰か!?

自民党の検証チームが見つけられないのなら、 きっと検証作業に問題があるのだろう。 野党議員にでも 自らの仕事ぶりを検証して貰い 直すべきところは直したら 期限までには原因も特定出来るかも知れない...。

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<日本版NSC>自衛隊による市民団体の監視

2007年06月06日 20時58分45秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 軍備と監視、 自衛隊、 国粋主義首相

自衛隊が市民団体を監視=「内部文書」公表、共産指摘 (時事通信) 6月6日17時1分配信
【記事抜粋】 共産党の志位和夫委員長は6日、自衛隊関係者から入手したとする「内部文書」を公表、「自衛隊の情報保全隊が市民団体やジャーナリストの活動を監視している」と指摘した。文書は、自衛隊のイラク派遣に反対する団体、個人の調査結果が中心だが、年金制度や消費税に関する集会の報告もあった。同党は「表現の自由やプライバシーを侵害する行為で、憲法違反だ」としており、政府に対し同日、活動停止を申し入れた。
[記事全文]

とんでもない 日本の防衛省だ。
だが この行動は 事前に 日本版NSC(国家安全保障) の名目で監視行為は予定されていた。 いよいよ国粋主義者らによる 日本軍国化 の様相が見えてくる。

いったい日本はどうなるの?! などと落ち着いて云っていられるシロモノではない。 旧大日本帝国 復古 そのものだ。

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<年金記録問題>最大の原因は 官僚体質、民間丸投げ

2007年06月06日 13時51分26秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 加重失態

1964年(昭39年)にすでに 93万件もの年金記録漏れ が が発生していた事を考えると、 安倍首相や与党(自民党・公明党)の主張する 一年で名寄せ完結 はとても考えられない。

<日本の社会文化>
現在の 自民党・公明党 の発言にも しつこく出てくる 「 民間に任せる 」 の言葉だが、 作業の内容を理解できない 官僚が決定し、 実際の作業は 身内の民間に丸投げ し、 不具合が発生しても 現場担当 だけでごまかしてしまい、 上層部には上げない(上げても理解されない) 体質 は 延々と続いて来た。

<官から民へ、失敗の系譜>
なぜなら、
不具合報告があると 官僚としての出世に響くから 内々で済ませてしまう事は 日本の行政文化 だ。 そしてそれを真似た 大企業文化 でもあるから 失敗から得られる教訓は ごくごく近年に至るまで活かされる風土が日本には無かった。

<完全民営化。どうしても一般公務員を外したい>
自民党・公明党が 他人任せの意識のまま、 身内の民間企業に丸投げして 「一年で済ませる」 というのは、 郵政民営化での システム変更と同じ。 つまり やっつけ仕事で その場かぎりのつじつま合わせで ごまかして、 後から起こる不具合は機会を見て闇に葬る作戦である。 だが 反対勢力の公務員 がいては 不正がばれてしまう。 不正な企業の 組合い潰しと 同じ理由であろう。

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<年金記録問題>最初の認識は1964年 に 不明93万件!

2007年06月06日 11時43分05秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 加重失態

<年金番号>64年に93万件不明 社保庁認識も対策取らず (毎日新聞) 6月6日3時5分配信
【記事抜粋】 社会保険庁が1964年、厚生年金の年金番号などを磁気ファイルに入力する際に93万件の年金番号が誰のものか分からなくなり、注意を促す通知を自治体などに出していたことが分かった。 ◆ 5日の参院厚生労働委員会で桜井充議員(民主)が指摘した。通知は、64年9月1日に社保庁年金保険部業務課長が出した「厚生年金被保険者台帳記号番号の確認について」で、「機械処理による記録事故はすでに93万件に達している」「番号確認の適否は、保険給付の裁定等にも影響する」などと記されていた。 ◆ 社保庁は、60年ごろから厚生年金加入者の転職・再就職などに伴う届けがあった際、社会保険事務所の被保険者原票を本庁に送り、本庁で磁気ファイルに入力する作業を開始した。93万件はこの際、転職・再就職した被保険者について収録すべき元の年金番号が見つからないなどの理由で誰が支払ったか分からなくなり、年金番号が宙に浮いた形になった。 ◆ 桜井議員は厚労委で「(記録不明問題は)ずっと以前からあった。93万件の処理はその後どうしたか」とただしたが、青柳親房・同庁運営部長は「当時の記録が詳細に残ってはいないが、それぞれ補正されたと考えている」と答えるにとどまった。
[記事全文]

<無謀な挑戦(日本型失敗の先駆)>
東京オリンピックの開催された 1964年に電子化 というのは 早すぎるだろうと思って調べると なるほど 同年には 日本初のコンピュータが発表 されている。(社団法人 情報処理学会)

日本の国策プロジェクト特有の 大手企業合同での研究・開発 だから 発売時期に差はあっても ほぼ同時期に 発表されている。

<電子計算機 信仰>
日本最初のシステム化の挑戦 として 国民の年金事業 がさらされた訳だから 国家の年金保証意識もずいぶんな傲り(おごり)である。

開発中に係わった程度の 素人集団が 一般担当者を指導しながら 慣れない手つきで始めて見る 英文字キーボードを打つ。

仮に 漢字規格(JIS)があったとしても 漢字コード変換表とにらめっこであったに違いない。 当該漢字を探す事だけでも大変なのに、 似通ったコード(数値)が 並んだ表から 読みとるのである。
(やった事の無い人々には到底その煩雑さは理解できまい)

<やっつけ仕事のシステム感覚>
しかも日本は、 ごく近年か、あるいは今でも JIS規格には無い 拡張漢字コードは ホストメーカー各社で (自治体等の要望に応え) 勝手に割り振っていたのだから、 1964年当時に話を戻せば どれほど 悲惨な状態であったかは容易に予測もできる。

これなら、
政府・与党(自民党・公明党) が一刻も早く 社保庁の組織変更を行って 証拠を消し去りたい 訳である。 年金不払い問題には とてつもない 国家犯罪 が潜んでいるのかも知れない..。

(続)

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