舞栗倉庫

過去ログ

消費者金融 #3

2006-07-24 16:45:16 | Weblog
女性が入ってきた。

「身分証をお願いいたします。」
(おいおいまた偽造保険証かい?それにしちゃぁ見え見えじゃない?◯田◯夫なんて)

「あのぉ、わたし会社では女性ということになっているので、在籍の確認とかするんでしたら◯田◯美と言ってもらえますか?」

(あ、さよで。)
所謂普通の会社で事務をしていて、大好きな男性と同棲中なんだとか。

人生色々、だなぁ。
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おっかなそうなヤツが入ってきたぜ。

カードをカウンターに投げつけて・・・
「おめぇんとこの金利はいくらなんだよぉ、あぁ?いくらかって聞いてんだよ!!答えろよ。」
(めんどくさいヤツが来ちゃったねぇ。他のお客さん入れないじゃないよ)

「利息制限法はいくらなんだよ?出資法は?ぼろ儲けじゃねぇか。」
「おめぇじゃだめだ、話しんなんねぇ。責任者いるんだろ?連れてこいよ。」

責任者と一緒に有り難いお説教を聞いていると・・・
「おれが暫くぶりに出てきたら・・・」(塀の中に入ってたのか?)
「女房のオヤジが借金なんかしてやがって、前にも代わりに弁済してやったってのによ、オヤジは病気なんだよ。働いてもねぇし、年金なんか全部パチンコよ。そんなヤツになんで金貸すんだよ。」(そんな家庭の事情までは審査のしようもないし・・・だいたいカード作ったの、別の支店じゃん)
「この街で◯藤って言やぁ、知らねぇヤツはいねぇんだよ。」(僕は知らないけど)
「警察呼びたきゃ呼べよ。民事には介入しねぇんだから、呼んだって何にもなんねぇけどな。」(刑事事件にならないように人にも物にも手は出さないんだろ?こっちだってアンタが殴らないことくらい解ってるよ、ただ面倒なだけさ、早く帰んないかなぁ)
「こんな端金、今すぐ払ってやるよ。だからよぉ・・・まけろよ。」(なんじゃい、さっきのタンカは。でも金はホントに持ってんだ。ポケットから100万ぐらい取り出して・・・10万、バラ撒いちゃったよ、この人ったら。いやだねぇもう、うちの責任者プライド高いから拾わせたりすると後で機嫌悪くなっちゃうじゃない)

結局30分程度でお帰りいただけたけど、翌日聞いたらあの後親会社にも出向いて2時間演説したらしい。自分で警官呼んで、社員1人に土下座させて。
今はどうしているのか、ソトでシノギで飯食ってるのか、ナカに入ってまた税金で飯食ってるのか。
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「あのぅ、全額精算したいんですけど・・・」
(僕の顧客だ。大きめのサングラスしてる。すごく綺麗な人なんだけど、ん?顔腫れてるし片目には青タンが出来てる。腕にも痣があるし、彼氏にボコられたって訳か?借金ばれて。全額精算と青タン、無関係では無いだろうな。でも彼女の借金は兄への事実上の名義貸しなんだよなぁ、本人は言わないけど。可哀想に)

人生色々か。

まさかの時に見捨てないでね。

2006-07-24 13:54:39 | Weblog
ロシアで天然痘の細菌が紛失したのは去年だったか一昨年だったか。もし反西側のテロ組織の手に渡って、バイオテロに使用されたら・・・に備えて、アメリカは早急にワクチンを大量生産できる施設を確保しなくてはならなくなった。しかし本国にその技術はない。そうだ属国日本に造らせよう。日本になら優秀な技術がある・・・ってことで某国立大学の外郭団体を経由して某民間企業2社が受注。工場は今春完成し引渡しとなった。

もしも今後最悪の事態になった場合、最も標的となり得る国は米国だけど、そのグループ子会社日本だって無関係じゃない筈。まさか作ったワクチン全部米国に持って行くなんてことしないでしょうね?だって工場は日本国内にあるんだからね。