===paradiso trattoria===

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冬の湖のいきもの

2008-12-03 | マイペンライ easy
苫小牧のウトナイ湖にちょこっと行ってきました
白鳥が来てるかなーと。ぷち池中玄太(古・・・すぎて自分でもわからない)

ウトナイ湖には36号線からすぐ見える所に野生鳥獣保護センターがあります。
まずは車を止めてセンターの見学
窓越しの景色があまりに素晴らしくていきなりカメラ小僧。



ここからネイチャーセンターまで湖に沿って自然観察路が作られているので
早速散策してみました。




冬枯れた木立には木の実だけが残っていました。
草系は割りとまかせとけなんですが、木は門外漢
この木何の木気になる木~
つるうめもどきが絡まって賑やかです。



丸い松ぼっくりと細い松ぼっくりが一緒の木から生えている!


鳥達のサンクチュアリは、ひっきりなしに機械の鳥が飛び交う空域。
慣れてしまっているのかしら?と思ったら



うわー、映画みたい!一斉にマガンの群れが飛び立ちました
早くてついていけません。露出も足りない


なにやら瞑想中のサギ。こいつだけが唯一近くで撮れました。
セキレイもいたけれど、すばしっこい~



謎の浮遊物。ビニールのような透明な膜が4・5mも岸辺に漂っています。
なんだろう?藻?富栄養化とかあるんでしょうか
ウトナイ湖はアイヌ語で「小さな川の流れが集まる所」という意味らしいです
木道を歩いていると小さな小川を渡るんですが
その中にやけに赤茶けた独特の臭いのする川がありました
きゃー汚れてる?と一瞬引きましたけど
説明文によると川の水に鉄分が豊富に含まれるために酸化して赤くなるそうで
そういう川の上流には湿原があるそうです。
うーむ、勉強になりますなあ。
近場でいつも通り過ぎてしまう所ですが、とても貴重な自然。
ラムサール条約湿地に1991年に登録されて以来、水鳥の中継地として
保全されています。


そして・・・肝心の白鳥までたどりつけず。
こちらは幹線道路沿いで、ぶんぶんトラックが往来しているし
白鳥が静かな方に集まるのは当然なんですけどね
もう一つの観察施設のあるサンクチュアリやネイチャーセンターまでは
センターからさらに奥へ1キロ以上あります。
なんとかカメラに収めようと接近を試みたのですが
歩けど歩けど・・・。腰痛が疼きだしたのでやめとこ。
まあ、今度はサンクチュアリ側から攻めてみます。