===paradiso trattoria===

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札幌ギャラリー巡り

2007-06-06 | ナーラック cute

今日は知り合いの人の展示会をはしごしてきました。
「ふうせんかずら」さんの「バックの中の小物展」
染織作家のmakiさんが出品されていて、今日が初日でした。
草木染の小物たちがとってもかわいいい~♪
これはカード入れ。早速名刺を入れました
白地にポップなアップリケが絶妙

こちらは袋に染めのポンポンが植えつけてあります。
布地はタイの手紡ぎだそうで、とても優しい風合いです。
何を入れようか、とりあえず手元のカメラを入れてみたら
なんだかカメラが気持ち良さげ。(猫か!)

あーカフェイン不足と似た現象で猫不足が起こってます・・・
猫のおでこに触りたい。モフモフしたーい

と、話がそれました(=_=)

その次に向かったのは「石の蔵ギャラリーはやし」さん
一階で籐バッグや小物をつくっている織田幸子さん
2階で陶芸三人展「ROCKな陶 3PIECE」展が最終日でした。
織田さんはグランドホテルの展示会で以前に知りあいまして
とても素敵な籐のバッグなのです。欲すぃー(*^。^*)
気になっているのが、A3も入りそうな大きな四角いペタンコのバッグ
いつか絶対アイテムに加えたい一品
夏の次回のグランドホテルは参加しないそうなので、来年の夏まで待ちます~
・・・なんていいながら、写真ありません<(_ _)>

陶芸はROCKがテーマと言う事で、なかなかハードな感じでした
室蘭の毛利史長さんは顔のシリーズを出していました
「RADIO HEAD」(私もファン♪)というタイトルの
スピーカーのカバーやラジオの部品を顔にまとわりつかせた作品、
マザーグースの詩を顔中に刻印したものなど
以前に土塊展で見た時よりも何かストーリー性があるというか
だんだん進化していますね。

さて、今日はまだまだ行きます~
「ギャラリー門馬annex」さんで「前田育子 展」
こちらは6月7日まで開催中です。



旭ヶ丘の閑静な住宅地の中に佇むギャラリーで
カーナビで手前で妖しくなるらしいのですが
通り沿いに赤い看板があるので、目を皿にしてどうぞ??

さて、去年AMUSEMENTで一緒だった前田さん。
廃陶と名づけられたパートドヴェールの作品を展示。
粘土を削った時に偶然できる形や、模様を生かして
石膏の型の中に綿密な計算で細かいパーツを詰めていき
低火度釉で固めた造形作品です。

白老で制作している彼女は、白老の川から砂を掘り
陶器と一緒に焼き固めているそうです。
焼く前は灰色の砂が、窯で焼かれると焦げ茶色に変わります。
砂だけで作った作品もあり、砂が崩れていく様を表現したかったそうで
海辺の砂のお城を髣髴とさせます。
彼女の中の原風景を抽出して形にした砂の作品は
ひとつひとつが箱庭のように、切り取った空気も漂わせていました。



前田さんと、たまたま来た皿井さん。

私が一番気に入った手のひらに乗る位の作品。
この小さなちいさなパーツを一つずつピンセットで集めて素焼きし、
それを石膏の型に、これまた一つずつ並べたそう。
気が遠くなるような作業のはてに出来た形は
小鳥が一本一本小枝を集めた巣のように繊細です。
今日はお財布が軽くて諦めましたが、今度ぜひ手に入れたいなあ。
その日まで待っててね。
あ・・・ちっちゃいものクラブだー。

と、なんとも贅沢な一日を過ごして満足~

ところで、ワタクシ明日から一泊で札幌を留守にします。
しあさってまたお目にかかりましょう♪