なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

チリで被災したエホバの証人のために祈りましょう

2010年03月01日 01時14分10秒 | 一般記事
現在、南米チリを襲った大地震がニュースになっていますが、日曜日の集会ではこんな注解がありました。

「年鑑によるとチリにも7万人ほどのエホバの証人がおり、今回も被災している兄弟姉妹がたくさんいると思います。そのような兄弟姉妹のために祈りたいと思います。」

また、司会者は「仲間の信者のために祈ることは重要」などと言っていました。

被災した人たちを思う気持ちは大切ですが、エホバの証人はそこにいるエホバの証人が被災したかどうかしか気に留めませんよね。

「被災したすべての人たちが一刻も早く救出されますように」と祈ればいいのに、そのような祈りを聞いたことはほとんどありません。

その根底には、「自分たちさえ救われれば良い」という考えがあるのでしょうか。

災害というのは本当に悲惨なことなのに、「今が終わりの日である証拠だ」なんて喜んだり、災害を話のきっかけにすればもっと雑誌が配布できるなんて会話していたりします。

こういうのを見聞きすると、なんだか感覚がずれてるんだよなぁと思います。


感覚がずれているといえば少し前、仲間を気づかうという内容の研究記事でこんな注解がありました。

「○○地震で仲間のエホバの証人が住んでいる場所が被災したことを知りました。そこで、すぐに電話をかけましたがなかなかつながらず、やっとつながり無事であることを確認できました。これからも仲間のことを気にかけたいと思います。」

これを聞いて、親族でもない者がつながりにくい状況で電話をかけることが本当に気遣いになるのだろうかと思いました。

というのも、実家もある災害で被災し、家が一部損傷しました。
すぐに家族で復旧し始めたのですが、電話がひっきりなしにかかり、応対していたら作業に支障があるので電話線を抜き携帯電話の電源も切っておいたということがありました。

災害が起きると、このようなどうでもいい電話が増え、本当に救助が必要な電話がつながらないという話を聞きます。

地域大会などで急病の人が出たら個々の人が救急車を呼ぶのではなく、救護部門が呼ぶという取り決めがあるように、被災の場合でも一斉に電話をかけるようなことがないように指導して欲しいと思います。

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5 コメント

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Unknown (ミラコスタ)
2010-03-01 16:39:10
スマトラ沖地震があった時に、特一大会の冒頭の祈りの中で「地震の被害にあった“全て”の人々にみ言葉による慰めと平安が与えられますように。たとえあなたのみ名を唱えないとしても、その祈りに耳を傾けてくださいますように。」と祈ったら、プログラム監督から「公の祈りの中では、まず、霊的な仲間のことを祈るように」との助言を受けたのを思い出しました。
イエスは世を深く愛されたからこそ、自分を贖いとして差し出したのに...
JWの言う真のクリスチャン愛って何なんでしょうね(´∀`)
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 (オトカ)
2010-03-01 17:59:53
感じ方がちがいますよね。

一般の方々とは、ズレ過ぎている。
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Unknown (めしこ)
2010-03-01 20:11:58
本当にそのとおり、としか言いようがありません。
しかも団体で悪気なしときたら…

ミラコスタさん
私はそのお祈り、すばらしいと思いますけど…
“エホバのみ名を求めてさまよう子羊を救うために世界的な業が行われている”はずなのに、災害時に公の祈りで第一に案じるべき人がすでに霊的に救われているはずの兄弟たちでは、お話になりません
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はじめまして (ほかほかの羊)
2010-03-03 22:59:16
いつも楽しく拝見させていただいてます。

おっしゃるとおりです。
すべての人のために祈るべきですよね。
ちょっとしたところに出る人いますよね、
世を裁いてる感じが。

URL貼っておきます。ぜひ遊びに来てください。



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Unknown ()
2011-03-12 21:25:00
あげあしをとればいくらでもとれますね~。
良いようにとるか悪いようにとるか。
各々の気持ちで変わりますよね~。
面白いなぁとおもいましたw
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