なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

輸血しないでください

2008年10月07日 23時46分34秒 | 一般記事
手元に未使用の「継続的委任状」があるのですが、見たことがない人のために掲載します。

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エホバの証人は輸血を拒否しますが、「医療上の緊急事態に輸血から守るための手段」としてこの「継続的委任状」を使用します。

意識がある場合は医者に輸血を拒否することを伝えられますが、意識がなくなった場合にこの委任状が役に立つ、というわけです。


継続的委任状って医療の場で自分の意思を表明するという点では有効なんでしょうけど、なんだかアンケート書いてるみたいで嫌なんですよね。

他人が作ったテンプレートに名前を書くだけの遺言を作る人はいないでしょ。

自分の命が関係する重大な決定をこんな安易な委任状に書くくらいなら、自分で作った方がいいと思うんですよね。その方が医師にも誠意が伝わるでしょ。

「バプテスマを受けていない伝道者」は自分の言葉で作成しても良いことになっていますが、「バプテスマを受けちゃった伝道者」はこの用紙を使わなければいけないんでしょうかね。

今度長老に聞いてみます。

「注解」ってなんだ?

2008年10月07日 00時42分52秒 | 一般記事
前のブログで書いた「救い」の本の132ページに、エホバの証人が「どのようにして、ごく平凡な主婦たちをマインドコントロールしてしまうのだろうか」という記事があります。

その「2. 家庭での聖書研究」で「書籍に書かれているものみの塔の教えを研究生にオウム返しにしゃべらせることで、認識の刷り込みをする作用がある」と書かれています。

なるほどなぁ「オウム返し」か。うまいこと言うねぇ~なんて思いました。


確かに、「研究生に注解を求めている」といってもほとんどは書かれていることを読んでいるだけですよね。

これが国語のテストだったら全員が満点ですね。


「注解はアンサーではなくてコメントです」なんて得意げに語ってる人がいましたが、「ものみの塔研究」でどれだけの人が「コメント」しているのでしょうか。

「コメント」には批評するという意味もあるのですが、注解で批評したら間違いなく助言モノです。

1時間の間に20節を朗読し、最後には復習もしなければならないので、必然的に教理を「オウム返し」することの方が多くなってしまいます。

皆さんは、先日のものみの塔研究の14節・15節を読んでどう注解しますか?

読書の秋ですね

2008年10月07日 00時00分56秒 | 一般記事
読書の秋ですが、協会の出版物を読んでもおもしろくないので、今はこんな本を読んでいます。

「救い」の正体。の本は、カルトと呼ばれる宗教団体について取り上げていますが、エホバの証人に関連する内容は、3割くらいだと思います。

普通の人がどのように熱心なエホバの証人に育てられるのか、第三者からの客観的な見方で書かれていると、なるほどなぁと思いますね。

さまざまな宗教の元信者同士が対談している記事もおもしろいです。

説得の方は当時の状況を知りたいので買ってみました。

こういう本は、仲間のエホバの証人が家に来ても見えない場所に置かないといけませんね。
ベッドの下とかね。…て、エロ本を隠す中学生みたいだな。