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93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

「長英逃亡」

2018-12-06 17:22:48 | 読書

再読ですが読み終えました。冒頭から最後自決まで逃亡の物語です。

先日読んだ「桜田門外の変」の指揮官、関鉄之介は明治まで生き延びて

新政府の警察官を務め天寿を全うしましたが

この高野長英は最後幕吏に捕えられ、自刃しました。

長英ももう少し生きながらえれば、新しい世をみることができました。

破獄後3年余に及ぶ逃亡生活はスリリングで奇跡的でした。

逃亡先と経路

顔を硝酸で焼き容貌を変えたりも。

蘭学者の長英は医者でもありますお安いことだったでしょう。

逃亡を可能にしたのは、シーボルトの鳴滝塾で共に学んだ友人や、

門下生、それに蘭学者として多くの人から尊敬されていましたから、

それらの人々からの支援あったればこそでした。

時には侠客にも助けられました。

北は郷里の奥州水沢、南は長崎と逃亡し続けました。

長英さんと同じ気持ちになり、緊張しながら読み終えました。

今日は庭師さんが昨日に続いて4人で来られました。

数日前難儀した落ち葉集めは無駄骨に帰しました。

機械の名前は知りませんが、落ち葉を吹き飛ばす感じ、

若い人が機械を使うのですから「鬼に金棒」。

お花も植えてくれますから楽しみです。

1日家に籠っていたので、ブログ更新できました。

コメント (10)
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