再読ですが読み終えました。冒頭から最後自決まで逃亡の物語です。
先日読んだ「桜田門外の変」の指揮官、関鉄之介は明治まで生き延びて
新政府の警察官を務め天寿を全うしましたが
この高野長英は最後幕吏に捕えられ、自刃しました。
長英ももう少し生きながらえれば、新しい世をみることができました。
破獄後3年余に及ぶ逃亡生活はスリリングで奇跡的でした。
逃亡先と経路
顔を硝酸で焼き容貌を変えたりも。
蘭学者の長英は医者でもありますお安いことだったでしょう。
逃亡を可能にしたのは、シーボルトの鳴滝塾で共に学んだ友人や、
門下生、それに蘭学者として多くの人から尊敬されていましたから、
それらの人々からの支援あったればこそでした。
時には侠客にも助けられました。
北は郷里の奥州水沢、南は長崎と逃亡し続けました。
長英さんと同じ気持ちになり、緊張しながら読み終えました。
今日は庭師さんが昨日に続いて4人で来られました。
数日前難儀した落ち葉集めは無駄骨に帰しました。
機械の名前は知りませんが、落ち葉を吹き飛ばす感じ、
若い人が機械を使うのですから「鬼に金棒」。
お花も植えてくれますから楽しみです。
1日家に籠っていたので、ブログ更新できました。