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la mia dolce vita

おべんきょう・ワイン・パン・お菓子・旅・・・などなど

京都のブランジュリー in Tokyo

2009-07-05 23:29:40 | pane (ぱん)

京都・西陣にある人気のブランジュリー「Le Petit Mec」。
フランスの粉に自家製の自然酵母を使い、
自然粉の風味がたっぷりと味わえる
パンを提供している。

フランス語の有線放送が流れているこのブランジュリー、
サロン・ド・テも併設されていて、ここでコーヒーに
クロワッサンなどをほおばっているとと、
自分が今、日本にいるのかパリにいるのか、
ちょっとわからなくなるような不思議な感覚になる。

その「Le Petit Mec」が、京都の2店から東京へ進出との
ニュースを聞き、先日開店した新宿丸井の
ショップに行ってみる。

さすがに新装オープンした「新宿丸井」にオープンした店舗。
洗練された店舗のデザインは、京都の店舗と比べると
少し違和感を感じるほど。

でも、いつものバゲットやクロワッサンなど、京都で馴染みの
パンを買っていただいてみると、あの懐かしい京都の店舗の
味が楽しめる。

特にパン・オ・セーグルやパン・オ・ノアなど、
穀物系の濃い香りが感じられるパンはなかなかのもの。

ワインやオードブルなどと合わせるパンが欲しい時、
また買いに行ってみたいと思う。

パンとチーズのマリアージュ

2008-08-07 13:45:59 | pane (ぱん)

先週、「パンとチーズの相性研究」というセミナーに参加した。
いろいろな「粉」違いのパンを種類の違うチーズに合わせて
ベストなマリアージュを探すというものだったが、
確かにこれまでパンの種類が違うものを比較することはあったけれど、
同じように焼いた「素材」違いのパンを食べ比べるというのは
やってみたことがなかったので、どんな相性が発見できるのか
期待してセミナーに出かけた。

7種類のパンはそれぞれ、フランスパン専用粉、フランス産小麦粉、
スペルト小麦粉(古代小麦使用)、石臼挽き粉(フランス産小麦使用)、
全粒粉+フランスパン専用粉、ふすま+国産専用粉、
ライ麦粉+フランスパン専用粉を使って焼いたもので、
合わせるチーズがブリアサバラン、カマンベール、ヴァランセ、カンタル、
ブルー・ドーヴェルニュの5種類。

パンとチーズの説明ののち、全35通りのテイスティングをしてみるが、
はじめに思ったよりも、パン(粉)とチーズの相性の良し悪しがはっきり感じられて
そうか、こんな合わせ方をすればよいのか、とかなり納得。

ちなみに私なりのマリアージュ-ベスト3は、

①ブリアサバラン×フランス産小麦粉
(クリーミーでミルクの香りが豊かなブリアサバランに、しっかりと香りと味わいのあるフランス産小麦がよく合う)

②カマンベール×スペルト小麦
(塩味と香りが濃厚なカマンベールに香ばしいスペルト小麦の香りが心地よい)

③ヴァランセ×ライ麦粉+フランスパン専用粉
(酸味や草の香りのするヴァランセとライ麦粉のサワーな香りがマッチ)

の3つ。
またパンに含まれるバターの香りなどによっても、チーズとの相性は変わってくると思うので、
これからもどんどんいろいろなマリアージュに挑戦してみたいものである。

ロブションのフォカッチャ

2006-11-10 08:42:10 | pane (ぱん)
久しぶりにガーデンプレイスの「ラ・ブティック・ドゥ・ジョエル・ロブション」をのぞいてみる。

ちょうどお昼時だったので、ランチになるようなパンはないかと店内を探してみる。棚にはキッシュのコーナーがあり、おなじみのキッシュ・ド・ロレーヌや、サーモン、ブルーチーズを使ったもの、シャンピニオンの入ったものなど、どれも思わず買ってしまいたくなるような品揃えで並んでいる。

しかしランチにキッシュはちょっと重いかな、と思い目をやったのが横に並んだフォカッチャ類。これもいろいろな具材を使ったものがあって迷うところだったが、ヘルシーさを考えてフォカッチャ・レギューム(野菜のフォカッチャ)を買ってみる。

300円台のフォカッチャのお味は、と思ってさっそくいただいてみる。
季節野菜ということなので時期によっても少し違うのかもしれないが、
野菜にほど良い食感が残っていて一口ごとに心地よい野菜の風味が感じられる。
チーズとのアンサンブルも良く、さすがのお味。

フォカッチャ、と言えばイタリアの、どちらかといえばハーブや塩味、パン生地の味わいを重視したものが一般的であるが、ロブションのフォカッチャは「具」で勝負、といったところだろうか。

もしフランスでも買えるのであれば、ぜひ街を歩きながら、バゲットの代わりにかぶりつきたいものである。



ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション

2006-01-09 22:09:11 | pane (ぱん)
六本木ヒルズのこのお店には
前にも行って何か買った覚えがあるのだけれど
特に印象には残っていなかった。

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今日も本当のお目当てはリシャールのショコラで
でも入らずに通り過ぎるのはちょっともったいない気がして
ベーカリーに入ってみた。

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ハード系のパンがけっこう並んでいる。
それにサイズも小さめでその分お安い。
ちっちゃなパンなら100円台でロブションのパンが買えてしまう。
それからふわっとしてバターたっぷりのブリオッシュに
表面がぱりっと焼けたクイニアマン、
どれもおいしそうで、思わずその場で立ち止まってしまう。

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奥のコーナーはガラス張りになっている。
そこはパン焼き釜のまん前。
職人さんがもくもくとパン・ドゥ・カンパーニュを釜入れしている。
腕にいくつもあるやけどの跡が痛々しいけれど、
すばやく表面にクープを入れていく技にしばし見とれてしまう。

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ここまで見せていただいたのだから
買わないのは、パンにも職人さんにも失礼、と
パンをいくつか選ぶ。
今日は買わなかったけれど、
イタリアの栗の粉を使ったパンまで置いてあるのにはちょっと感動。

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帰ってさっそくクイニアマンをいただく。
幾重にもできた層が、パリパリと口の中で音を立てる。
少し甘めの味つけも心地よくて、すっかり幸せな気分。
今日はムッシュ・ロブションをかなり見直してしまった。

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六本木ヒルズ店は、恵比寿にあるシャトーレストラン
ジョエル・ロブションのB1Fにあるラ・ブティック・ドゥ・
ジョエル・ロブションの2号店。
HPを見るとMenuにGateau / Demi Sec / Sec / Confiture
/ Boulangerと分かれて商品がひとつずつ、値段と一緒に紹介されている。
こんな親切でいいのかな、と思うほど。
次は何を買いに行こうか、あれこれ思い浮かべる。
また、いろいろなプチパンを買ってこよう。