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la mia dolce vita

おべんきょう・ワイン・パン・お菓子・旅・・・などなど

サロン・デュ・ショコラ2013

2013-01-28 23:11:40 | dolce (おかし)

毎年、この季節の最大イベントと言えば「サロン・デュ・ショコラ in Tokyo」。

今年、東京での開催が11年目を迎えた「サロン・デュ・ショコラ」のテーマは「Renaissance」。

「再生、復活」を意味するその言葉の通り、今年は再会や原点への回帰などさまざまな「Renaissance」に出会えたショコラの祭典。

これからバレンタインに向けて、ショコラティエもお店もテンションが急上昇しているところ。

極上のショコラを味わいたい方、ぜひお買い忘れのないように。

Kuma-chanの世界

2012-02-03 21:41:42 | dolce (おかし)

サロン・デュ・ショコラ常連のショコラティエ、ファブリス・ジロット。

ディジョンを拠点にして、ブルゴーニュのフルーツや花、テロワールをモチーフにしたショコラを得意としていたのだけれど、今年のテーマは何と「くまちゃん」。

本人曰く、自分が似ているからだというけれど、このくまちゃん、型に凹凸が多いため、実はとても作るのが難しいとのこと。

その中に、あえて硬さの違うギモーヴ(マシュマロ)と果物のコンフィチュールを入れて、その難しさに挑戦したとかで、これもまたショコラティエの目指す新しい道なのかと感心した次第。

サロン・デュ・ショコラ ー クリスティーヌ・フェルベール

2012-02-01 12:50:59 | dolce (おかし)

まずは、アルザスのコンフィチュールの妖精、クリスティーヌ・フェルベールのデモンストレーション。

いつもながらのアルザスのフルーツを使ったお菓子で楽しませてくれる。

画像手前がベラベッカ。ドライフルーツやナッツがたっぷり入ってスパイスの効いた伝統的なお菓子で、シュトーレンなどと同じようにクリスマスに向けて作られる。

フランボワーズをトッピングしたものがガナッシュを絞り入れたデセール。一緒に添えられたサブレショコラがサクサクしていて口あたりが良い。

そしてフランベしてパッションフルーツのソースをかけたバナナにライム風味のシャンティー(生クリーム)とキャラメルとラム酒風味のクリームを添えたもの。こちらは甘味や酸味など複雑な味わいが楽しい。

こんな風にアルザスの美味しいものを次々と紹介するフェルベールのデモンストレーション。これでまた、「アルザスを訪れたい熱」にしばらくうなされそうである... 。

サロン・デュ・ショコラ2012

2012-01-29 15:25:57 | dolce (おかし)

日本での開催も今年で10回目となる「サロン・デュ・ショコラ」。

はじめの頃と比べて、開催地も増えて参加するショコラティエの国も増えて、今では毎年恒例のイベントに。

認知度もぐんぐん上がって、人気のある商品ははじめの数日で売り切れになるものも多い。

またいくつかデモンストレーションに参加して、ショコラも仕入れてきたので、少しずつ紹介したい。

「とらや」のマカロン

2011-06-21 17:26:47 | dolce (おかし)

「とらや」のカフェ、Toraya Cafeが青山にオープンしたので店をのぞいてみた。

今までの六本木ヒルズ、表参道ヒルズにある店舗には行ったことがなかったので、どんなスイーツに出会えるのかと行ってみると、「あん」を使ったペーストや焼き菓子に加えて、プレートやリゾット、トーストにスープなどの食事もいただけるとのことで、これはモーニングやランチにぜひ出かけてみたい。

そして焼き菓子で気になったのはやはりマカロン。最近いろいろな店のマカロンがあるけれど、さて「とらや」はどんなものかと出ていた3種類を買って味見してみる。

どれも「とらや」のあんペーストを使ったという「あんペーストマカロン」で、「こしあん」、白あんにチーズを合わせた「マスカルポーネ」、そして抹茶を使った「抹茶」があるが、正直思ったよりどれも美味しくてちょっとびっくり・・・。

特に抹茶は、ただ抹茶パウダーをペーストに練り込んだのではなく、かなりねっとりした食感で抹茶の香りもかなりしっかり感じられる。

さすが「とらや」のマカロンで、これなら進物などにも十分使えそう。

他にもフォンダンやガトーなど試してみたいものがまだまだあるので、また店に寄って少しずつ味わってみたいと思う。

2人のパティシエのコンビロール

2011-02-11 23:36:03 | dolce (おかし)

エスコヤマの小山進シェフとサダハル・アオキという最強(?)コンビが、今回32本のみ限定で作ったのがこのコンビロール。

いつも完売でなかなか手に入らない「小山ロール」を抹茶風味にアレンジして、贅沢にもサダハル・アオキのショコラマカロンを生クリームと一緒に巻いた超レアなロールケーキ。

普段はアルコールを使わないロールにキルシュを塗って、ちょっと大人の味に仕上げてある。

そして小山シェフのデモでは作り方も公開していただき、スイーツファンとしては嬉しい限り。

このコンビロール、時間がたつにつれて中のマカロンがいい具合にクリームに溶け込んで、ふんわり柔らかいロールにぴったり。

まさに2人のパティシエが造り上げる絶妙のコンビネーションである。

サダハル・アオキとシャンパーニュ

2011-02-10 02:21:19 | dolce (おかし)

何度か彼のトークショーやデモンストレーションに参加しているけれど、いつも手にしているのがシャンパーニュ。

セミナーの間もずっとグラスを傾けていて、あれでどうやって酔わずに…と思っていたのだけれど、今回のトークショーで語ったところでは、パリでは空気が乾燥しているのであまり酔わないのだとか。

でも日本では?とつっこみたくもなるけれど、気持ち良く喋っているのだからまぁいいのかな、と思ってみたり…。

今回手にしていたのは、伊勢丹イチオシのRM(小規模生産者)、マリー・ノエルのシャンパーニュ。

伊勢丹で毎年行われているシャンパーニュの祭典、ノエル・ア・ラ・モードにも、ここ数年出店しているので、伊勢丹としてはぜひとも売り込みたいらしい。

あまり出回っていないシャンパーニュだけれど、去年飲んだ時もなかなか美味しかった気がするので、どこかで見つけたら一度試してみていただいても良いかも。

いずれにしても気分良くいろいろと喋ってくれた青木氏のトークショー。

これ以外にも、笑えるシーンや話などあるのだけれど、今年はフランスのガストロノミーガイドブック、ピュドロで最優秀パティシエにも選ばれたということもあるし、その辺はお祝いということでお蔵入りにしておこうと思う…。

パティスリーカナエのマカロンセミナー

2011-02-09 18:04:42 | dolce (おかし)

サロン・デュ・ショコラで楽しみにしていたのが、小林かなえさんのデモンストレーション。

今年は新作の柚子ショコラマカロンのレシピをいただき、作り方のデモと試食を楽しむ。

もう1つのマカロンはカシスのフレーバーで、どちらも果実の風味が効いた素敵な味わい。

デモではマカロンを作る際の細かいコツなども伝授していただいたので、ぜひいつか試してみたい柚子ショコラマカロンのレシピ。

ショコラで描いた富士山

2011-02-08 20:32:24 | dolce (おかし)

富ヶ谷・テオブロマのショコラティエ、土屋公二シェフが描いた、故郷・静岡から見た富士山とのこと。

絵がうまいかへたかの評価は別として、これだけの立体感、そして色彩に富んだ絵がショコラと食紅(?)で描けることにびっくり。

次はどんな作品を披露してくれるのやら…。

噂の「東京焼きマカロンショコラ」とは

2011-02-07 13:13:23 | dolce (おかし)

パティスリー・サダハル・アオキが限定で作る「東京焼きマカロンショコラ」。

抹茶風味の生地につぶ餡と自身のチョコレートマカロンを入れて焼き上げる温かいスイーツ。

尚、作者の青木氏によるとこれは決して「今川焼き」でも「どら焼き」でもなく「東京焼きマカロンショコラ」なのでお間違いのないように!とのこと。

お味は、というと、やはりちょっとつぶ餡の味が勝ってしまっていたかな、という気はするけれど、今年はマカロンをいろいろなものと組み合わせてみよう、という青木氏の新しいアイデアの1つとしては、とても面白いコラボレーション作品になっているのではないかと思う。

サロン・デュ・ショコラ限定のGateauとChocolat chaud を

2011-01-31 17:29:25 | dolce (おかし)

サロン・デュ・ショコラには毎年新しいショコラティエが出店して話題を呼ぶけれど、やはり不動の人気を誇っているのはジャン・ポール・エヴァンとクリスティーヌ・フェルベールの2人。

今年も会場内に設けられたサロン・ド・テでは、2人のコラボでエヴァンのスコーンショコラとフェルベールのコンフィチュールをセットにした限定スイーツがお目見えした。

しかし、1日50食限定のこのメニュー、残念ながら午後のデモンストレーションが終わって訪れた際には既に完売・・・。

がっかりだったけれど、聞いてみるとジャン・ポール・エヴァンのメニューにも今回のサロン・デュ・ショコラ限定のものがいくつかあるということなので味見をしてみることにする。

それぞれ4種類ある限定GateauとChocolat chaudから選んだのは、カシスのクリームを包んだモンブランMont d'Or (モンドール)と、ダークチョコにほんの少しのレッドペパーとバナナでスパイシーさとマイルドさを加えたChocolat chaud Parisien Banane(バナーヌ)。

モンドールというと、何となく冬に食べるとろりとしたチーズを思い出すけれど、こちらのモンドールは引き締まったマロンクリームの中に、カリッと少し茶色く色づいたメレンゲが入っていて、そのまわりにあるカシスの甘酸っぱい味わいと生クリームのふんわり感がうまくバランスを保っていて、思っていた以上にメリハリのしっかりしたケーキ。

そしてバナーヌの方は、あまりスパイシーさが強くは感じられないけれど、決して甘ったるいChocolat chaudではなく、ショコラの少し苦い香りや味わいそのものが感じられるなかなか上品な1杯。

どちらも今回は限定品ということで、このあとも常設のサロン・ド・テでいただくことが出来るのかどうかわからないけれど、ぜひまた出会ってみたいと思う、さすがはエヴァン、と思わせる2つの味。

フレッシュな果物をそのままショコラに

2011-01-29 22:09:07 | dolce (おかし)

数年前にはまだ日本では買えずに、パリでお店を探して買ったジャン=シャルル・ロシューのショコラ。

去年ぐらい?から、東京のサロン・デュ・ショコラに出店するようになり、懐かしい気持ちでデモンストレーションに参加してみる。

作ってくれたのは、毎週土曜日に売り出しているというフレッシュ・フルーツを使ったタブレット。

今回は日本のみかんを使って果汁たっぷりのショコラに仕上げてくれる。

そして奥にあるのは、スイスのチーズ、テット・ド・モワンヌを削るのと同じように薄く削って花びらのように飾り付ける新作「カルーセル」の一部。

どちらもダークチョコレートの旨味が生かされていて魅力的なデセール。

まだ日本にブティック(店舗)はなく、東京でのサロン・デュ・ショコラに出された商品も初日ですべて完売してしまったけれど、もしパリに行く機会があれば、6区アサス通りにある彼の店を訪れて、毎週変わるフレッシュ・フルーツとショコラのマリアージュを味わっていただければと思う。

2011 salon du chocolat au Tokyo 開幕

2011-01-27 23:50:33 | dolce (おかし)

今年も新宿・伊勢丹で幕を開けたsalon du chocolat au Tokyo。

今年のテーマは「日本-Japon」ということで、まずはオープニングイベントのためにショコラティエの水野直己氏が作ったピエスモンテをご紹介。

いつもクールな水野シェフに挨拶をして今年の新作などを購入する。

そして恒例のショコラティエ達のデモンストレーション&トークショーへ。

詳細はまた次回以降、ご報告ということで。

キューブシュークリームの不思議

2010-12-29 16:11:58 | dolce (おかし)

まずは形が面白くて買ってみた四角いシュークリーム。

もとは西宮のパティスリーブラザーズのお菓子だったものが、あちこちで紹介され口コミで広がり、今では百貨店にも店舗を置く「超売れっ子スイーツ」になったというもの。

『世に無いものを作ること』をコンセプトにしているだけあって、四角というこれまでありえなかったシュークリームの形と、素材に合わせた色鮮やかなトッピングがとにかく目を引く。

12種類のカラフルなシュークリームの中で今回選んだのは、2色のクリームが詰まったフランボワーズ×ブルーベリーと和三盆糖×栗餡。

食べ方のマニュアルもあって、まず縦に半分に切ると中で2色に分かれたクリーム(餡)が見えるのでぜひお試しをとある。

どうやってこのようにきっちり2つのクリーム(餡)が分かれて詰まっているのかわからないけれど、つい買ってカットして中を見てみたくなるこの四角いシュークリーム。

次は全色制覇!と、売り手側のねらいにしっかりはまってしまいそうな”危ない”シュークリームである。