去年後半から今年にかけて海外でいろいろと邦人が巻き込まれる事件があり、それに伴い「海外渡航は危ない」という声が聞こえてくる。
もちろんリスクが高まっているのは確かであり、そのリスクを回避する努力をするのは必要だけれど、ではそれで渡航をやめるか、と問われれば、必ずしもそうとは言えない。
その場所に今も住民はいる訳で、その場所に降り立つ気持ちは、山に登る人にも似ているのかもしれない。
またもうすぐ次の渡航を控えている今、しっかりと用心を怠らないようにしながらも、いつものように見て聞いて感じる旅の心は忘れずにいたいと思っている。