la mia dolce vita

おべんきょう・ワイン・パン・お菓子・旅・・・などなど

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東京の「敦煌」

2009-08-25 00:05:53 | ristorante (おいしいとこ)

中国滞在中は、ほぼ毎日、地元の中華料理を食べていて、
さて日本に帰ってきて食べたいものは何かと思ったら、
なぜかまた中華料理。

ただし、同じ中華料理でも
今、食べたいのは日本で食べる
繊細で上品な味わいのチャイニーズ。

そこで選んだのが、曙橋にある「敦煌」。
以前訪れた際、その優しい味わいがすっかり気に入り、
ぜひまた食べに行こうと思っていた隠れた名店。

とても小さいお店なので、予約は必須。
席が開いているということなので行ってみると、
案の定、開店から30分もしないうちに満席。

5000円のおまかせコースのみなので、
今日は何が出てくるのか、青島ビールを飲みながら
料理が出てくるのを待つ。

きれいに磨かれた厨房で次々に生み出される、
あっさり味の京料理のような中華の数々。

前菜から始まり、いくつもの料理が目の前に並び、
胃に優しそうな「和製」中華の味に酔いしれる。

食べるのに夢中になっていたので、
やっと画像が撮れたのはデザートになってから。

こちらもココナッツミルクの香りが心地よい
暖かい一品。

本場で疲れた身体を癒すのにちょうど良い
「敦煌」の料理の数々。

メニューが変わる頃に、またもう一度
癒しの味に会いにいきたい。

葡萄美酒夜光杯~

2009-08-17 01:09:55 | viaggio (たび)

中国で訪れた酒泉で手に入れた夜光杯。
祁連(きれん)山脈から切り出した石を
丁寧に研磨して薄く仕上げたこの杯。
月明かりに光を放つところから
夜光杯と呼ばれる。

この夜光杯については、
唐代の詩人、王翰が
漢詩「涼州詞」の中で詠んでいる。

葡萄美酒夜光杯 欲飲琵琶馬上催 
酔臥沙場君莫笑 古来征戦幾人回

<夜光杯に注がれた葡萄の美酒を飲もうとすると、
馬上で琵琶の音が聞こえてくる。
たとえ砂上に酔い臥しても、
どうか笑わないでほしい。
昔から、戦場から無事に故郷に帰れた者は
数少ないのだから。>

昔から、広大な国土でさまざまな小国が
領土を争って戦いを繰り広げてきた
中国の歴史を垣間見るような思い。

材料の石に含まれる鉄分から、
この杯で酒を飲むと鉄分を一緒に
摂ることができるという説明は
本当かどうかよくわからないけれど、
昔と同じように、夜光の杯に
葡萄の美酒を注いで飲んでみると、
いつもの味わいが、どことなくまろやかに、
そして深みをもって感じられるのは
この杯のせいなのかどうか。

月の「鳴沙山」をはるばると

2009-08-12 22:29:30 | viaggio (たび)

敦煌郊外に広がる鳴沙山。

風が吹くと砂が鳴るところから鳴沙山と言われる
この一面の「砂漠」。

しかし、現地ガイドの方によると
決してこれは「砂漠」ではなく「ゴビ」、
つまり砂だけではなく、岩や石も混じった
荒野の一部であるとのこと。

この鳴沙山に行くと観光用のラクダの群れが
待っていて、数百メートルの道を
ラクダの背に揺られて「月の砂漠」気分を
味わうことができる。

このcamel ridingはなかなか快適で楽しかったけれど、
そのあと、この砂地を自分の足で歩いてみて驚いた。

とにかく足がとられて前に進まない。
底なし沼かアリ地獄のように、
もがけばもがくほど足が砂地に埋もれていく。

人のかけたハシゴをたどって
ようやく三日月形のオアシス、
月牙泉が見える高い場所までたどり着いたものの、
古の人々がシルクロードを渡って行った時のことを
考えると、何とも恐れ入る気分にさせられる
「ゴビ」の体験であった。

秦の始皇帝 兵馬俑

2009-08-10 16:51:52 | viaggio (たび)

西安からバスで秦始皇帝兵馬俑へ。
正式には秦始皇帝兵馬俑博物館というけれど、
実際には、現在も発掘が続けられている
ドーム状のこの兵馬俑。

現在までに3つの坑が発見されており、
約8000体もの兵馬の俑(副葬品として
埋められた人形)が立ち並ぶ。
その表情はどれ1つとして同じものはなく、
この像を作った人の顔を真似て
作ったのでは、という話もある。

体育館のような巨大な空間を回り、
この「20世紀最大の発見」とも言われる
無数の像たちを見ていると、
始皇帝時代の秦の軍隊がいかに強大で
あったかと、ひたすら驚くのみ。

博物館には、1974年に実際にこの兵馬俑を
井戸掘り中に偶然発見したという
老人もいて、観光客の買うガイドブック
1冊1冊にサインをしていた。

2200年も昔の秦時代の様子が、
現代にリアルな姿で現れたこの兵馬俑。

中国の遥かな歴史を知るためにも
ぜひ見ておきたい貴重な文化遺産である。

中国より帰国!

2009-08-06 16:00:16 | viaggio (たび)

ずっと行ってみたかった敦煌・莫高窟を
はじめとするシルクロードの旅。

夏休みを利用して行こうと計画していたところ、
ウィグル地区の暴動が発生して
ウルムチ・トルファンなどへの訪問は断念…。

西安から敦煌へ飛び、河西回廊を東へ進み、
酒泉、張掖、武威、蘭州と周り、
最後に上海に寄って帰国するという
”半”シルクロード横断の旅に変更し
夕べ、その行程を終えて帰国したところ。

照りつける日差しや砂漠の砂ぼこりは
かなり苦しかったけれども、
画像の莫高窟をはじめ、すばらしい文化遺産や
自然の雄大さを目の当たりにし、
大いに命の洗濯をさせていただいた気分。

それぞれの都市や遺跡の魅力や
堪能した料理、ワインなどについては
また少しずつアップしていくので
お楽しみにしていただきたい。